「20円と20万円」さがす marさんの映画レビュー(感想・評価)
20円と20万円
失踪した父親をさがすストーリーなのかと思ってたから
良い意味で「こんな映画だったのか!」となった。
序盤で足りなかった「20円」、中盤以降で払った「20万円」。
人の命とか、ささやかな幸せとか
あるいは誰かのどす黒い欲望とか、誰かの切実な望みとか。
大阪の下町を舞台にそういう生々しいまで人間くさいお話だった。
どこかでは4630万円の誤送金が話題になっている今だから
ちょっとその重みというか、
人生を狂わせかねないアクシデントみたいなものに思いをはせてしまった。
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