「タイトルに偽りあり」カード・カウンター みるさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルに偽りあり
題名が「カード・カウンター」なのでギャンブルに多少詳しい人は「ははーん。この映画はカウンティングの話だな」と思いますが違います。
映画に詳しい人は「カードカウンターといえばラスベガスをぶっ潰せのようなブラックジャックの話だな」と思いますが違ういます。
冒頭でチラっとだけカウンティングの話が出ますが途中でポーカーの話になります。
カウンティングは冒頭のそのチラっとした話で終わります。
しかも終盤ではそのポーカーの話ですらなくなります。
しかし、この映画の本質はカードカウンターというタイトルとなんら関係なく、復讐劇と主人公の過去と現在です。
不器用にしか生きられない主人公の生きざまを見る映画であり、非常に素晴らしい映画です。
タイトルは良くないです。
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