パワー・オブ・ザ・ドッグのレビュー・感想・評価
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もしやブロークバックマウンテン系?と思いきや!!
カンバーバッチの視線、その態度がスクリーンに緊張感を生む。 時に生ぬるく、冷たく乾いた風をこちらも感じるかのように、ずっとなんだか緊張しながらスクリーンを見つめることになった。 特別意地が悪く、執拗に嫌がらせするわけではない。ただ、心理的に「あの人苦手・・・怖い」と思ってしまったらどうすることもできなくなる人はいるだろう。 知性的だけど野性味が強く、男らしさを誇る、本当は悪気はない人なのかもしれなくても、 ハラスメントにしか感じないその佇まい。 ところが、後半その雰囲気が徐々に変わり、自分が以前可愛がってもらった伝説のカウボーイのように、弟の妻の息子に目を掛けるようになり、話の流れが徐々に変わっていく。
いつも自己主張強めの女性を演じるキルスティン・ダンストが逆に今回受け身で翻弄される女性、共感しにくい女性を敢えて演じている感じ。 だからこそのずっと流れる緊張感と不安定な感覚にリアリティが出たように思う。 最後にピーターが読んでいた詩篇22章20節がちらっと映り、なんとここからパワー・オブ・ザ・ドッグなのか、と理解した。 突然全ての流れを理解し、へえ~っと感心してしまった。 インテリジェンスがあり、単なる粗野なカウボーイではないフィルと、繊細で好奇心が強いピーターの化学反応を予感していたところでのどんでん返し。 そう、ピーターは無くなった父に言われた通り、彼はやはり強い、芯が強い人だったということか。 ジェーン・カンピオンの描く美しく強い野性味あふれるカウボーイ作品、そのテイストはとてもオリジナリティがあった。
ベネディクト・カンバーバッチがいるだけで、画面に緊張感と不穏な空気が漂う
この作品は、役者の演技を楽しむ映画だと思う。
特に主演のベネディクト・カンバーバッチ。
画面にいるだけで、緊張感と不穏な空気が漂う。っていうか、画面にいなくとも、屋敷中に常に漂う。
こーゆーの前も見たな…と思い返すと、
「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレル。不気味な大富豪を演じていた。
で本作。
ストーリーに展開があるワケでもないので、下手すると退屈しがちだが、役者の演技のスゴさで常に緊張感があり、観客としても、退屈するヒマがない。
でも、「好きな映画か?」と問われると、「違う」と答えるかな。
そーゆーとこが作品賞を獲れなかった原因かもしれない。
いぬのきもち
アカデミー賞にて監督賞を受賞した本作。私はNetflixに加入しているので家で見ても良かったのだが、せっかくなりということで映画館で鑑賞。結果、映画館で見てよかった。思っていた内容と180度違ったけど笑
私は見ているあなたが全貌やら伝えたいことを考えてくださいねみたいな、観客に思考を任せるような映画が苦手。本作はまさにそれ。だけども、すごく良かった。人物背景の分かりにくさと掴みの弱さはあるけれども、「これどういう意味をもたらしているんだろう...」と細やかな所にまで何故だかすごく興味が湧いた。全体の雰囲気が好みだったおかげだろうか。
ネタバレ解説を見た上で理解することが多くあったため、映画自体の感想としては少し不満は残る。でも、ネタバレ解説を見たくなるということは、やはりそれほど映画を楽しめたということだと思う。難しい話では無いものの非常に奥が深い作品であり、見た後は噛み締めるように余韻に浸り考えたくなる。
テーマは読み取りにくいが、これはLGBT映画ということでいいのだろうか。あまり突っ込んで話してないからこう捉えるのが正しいのかは分からないけれども、どちらにせよ個人的には作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」よりも好みの作品であった。これぞ映画って感じ。監督賞を受賞したのも納得の作品でした。
話の内容についてもっと深く話せば長くなるのだけれども、ネタバレ無しレビューなのでこの辺で。鑑賞がかなり遅くなったけれども、評判通りいい作品でした。★4.0に限りなく近い★3.5。惜しいところはあるけど、人にはおすすめしにくいけど、満足度は高めでした。
想像力を掻き立てる演出と世界観
この作品は登場人物の関係性や、設定などが具体的に分からないまま物語が進んでいきます。そして、ある人物の発言や、行動を通してその繋がりを、見ているこちら側が解釈していく必要があります。見る人によって感じ方が様々で、色んな想像力を掻き立てる映画なのではないかと思います。
この作品のテーマも奥深く、とても考えさせられるものでした。独特な雰囲気と音楽が異世界を覗くような感覚になりました。一回見るだけで完全に楽しむことはできなくても、見る度に新たな発見ができるような映画であると感じました。
冒頭のピートの独白⇒ウサギの解剖⇒三島由紀夫の『午後の曳航』、の連想でやはり予想通りの結末でしたね(さすがに解剖はしなかったけど)。
①アカデミー賞作品賞を取ったら劇場公開されるだろうから劇場で観ようと思っていたけれど、取れなかったので急遽NETFLIXの配信で観た次第。②何を勘違いしたのか、カンバーバッチが『There will be the blood』でダニエル・デュ・リュイスが演じたような役をやる映画と思い込んでいたので初めの頃はあれっ?と思いながら観ていたが、ローズがやっていた食堂でフィルがピートの給士ぶりを冷やかしピートが作った造花を燃やし、ローズが花瓶を回収した後に泣き出した辺りからどうも違う方向性を持った映画だなと気付いた次第。③フィルも複雑でかなり屈折した性格だが、ピートも隠された狂気が漂っていて(紙をハサミで細かく切って花弁を作るシーンから何やら変わった男の子という印象)ウサギの解剖シーンで「ああ、これで決まりだね」と思いました。櫛の歯を鳴らす癖といい、ローズは何処かで息子の異常性に気付いていたのかも知れない。だから、フィルとピートとが一緒に過ごす時間が増えることにあんなに怯えていたのだろう。酒浸りになるのも分かろうというもの(フィルに冷たく扱われているだけで浴びるほど酒を呑むようになるか?と思っていたので)。くどいが、食堂で侮辱された恨み→母親を守るという強迫観念→ウサギの解剖→『午後の曳航』→死んだ牛を解剖と来て、途中から“いつどうやってフィルを解剖するんだろう”とそればっかり気になってしまった。④一方、フィルの方も弟がローズと付き合うのを反対したり(“金目当てに決まっている”)、同居するようになったローズを面と向かって侮辱し(“cheap schemer“字幕では「女狐め」)とことん冷たく接して嫌がらせをするのはミステリー?と思っていたら(もしかしらフィルとローズは何かしら関係があったのかしら、と一瞬思ったが)、途中からカウボーイたちの上半身裸のシーンが多くなり鯔のつまり彼らが全裸で川で遊ぶ姿を遠くから眺めているフィルの視線、そのあと自分の股間に当てていた布を嗅いだり?顔に当てたりしたシーンで、「ああ、ゲイでこういうフェチシズムのある人だったんだ」と腑に落ちた次第。女嫌いだったんだ。いつも臭い格好をして社交を嫌い、両親に疎遠で、両親もフィルにはなんとなくぎこちなく接していたのもそういうことだったから。ピートが秘密の隠れ家にあった男性の裸体写真集(ブロンコ・何とかの名前入り)を見つけたが、ブロンコもゲイでフィルとも関係があったのでしょうね。フィルもピートとそんな関係になりたかったのかも知れない。それを知ってか知らずか(知ってたんでしょうね)タバコをフィルと代わる代わる吸うシーンがあるが、直接的な性描写に厳しかった昔のハリウッド映画では男と女が代わり番子にタバコを吸い会うのはキスの暗喩だったことを考え会わせると、意味は明瞭。自分もマチズモの支配する西部の男の中で自分の性嗜好を隠して余計に男らしく振る舞わねばならなかったフィルはピートにも西部の男らしさを教えようとする。⑤しかし、あにはからんやピートは全然違うことを考えていたわけで、死んだ牛の解剖は予行演習だとばかり思っていて(そう言えば、思い返すと皮を剥いでいたところしか映してませんでしたね)、あのトリックに使うためだったとは(アガサ・クリスティの『殺人は容易だ』の中の殺人の一つに同じトリックを使ったものあり)。あちこちに伏線はあったのに見抜けなかったわたしの不肖の致すところ。⑥弟のジョージのこういう不穏で緊迫した人間関係に全く気付かない凡人像が却って印象的。でも兄という人間が解らなくて孤独だったという心情的は結婚直後にローズに告白している。兄弟の父親が懐かしやキース・キャラダイン(♪I'm easy~♪)とは気づきませんでした。⑦会うべきではなかった二人が会ったことで起こってしまった悲劇ですね。“Power of the Dog”ってなんの事?と思っていたら最後に出てきましたね。聖書からの引用で「最愛のものを犬の力(悪)から救う」からとっていたのですね。ピートは正にその通りにして母親を救ったわけだ。⑧のどかで美しい西部の風景の中にこれだけ情報をばら蒔きながら(台詞と映像でと)、ラストに向けて映画を織り上げて行ったカンピオンの演出はやはり称賛されるべきであろう。
ダブルで受賞、あるかも
パワー・オブ・ザ・ドッグ
今年のアカデミー賞で最多の11部門で
ノミネートされているという今作。
しかも、配信で見られる。というのでネトフリで視聴。
エニグマ〜では生真面目で偏屈な天才数学者を見事に演じて主演男優賞にノミネートされ、
今作では陰湿な牧場主で再度ノミネートされているベネディクト・カンバーバッチ。
陰湿な役と聞いて興味を引かれて,見始めて
途中まで正直『またこの手の映画か』と思ったけれど
主役を始め、彼からの陰湿ないじめで身も心もやつれ果てるキリステン・ダンストやその息子役の
コディ・スミットなど周りの俳優も素晴らしくて固唾を飲んで結末を見届けた。
ヒョロ長くてひ弱なピーター(コディ)は恰好のいびりの対象。
オレは『男の中の男』のような強い男しか認めない。
目から伝わる強い感情。
だがピーターが、誰も見ることの出来ない山の尾根の影を
初めてこの地に来た時から見えていたと知った時、
フィルの感情が動いた。
二人の間に風が吹き抜けて麦の穂(ススキかも)を揺らす。
もしかしたら誰にも知られてはいけない自分だけの至福の時を共有してもいい,とさえ考えたであろうフィルの眼差し。
キリステン(ローズ)が1階で弾くピアノと
フィルが2階で弾くバンジョー
大きな屋敷にメロディが鳴り響くシーンは圧巻。
ジリジリと心の奥に入り込んで来て、胃がキリキリしてくる。
ひょろ長くてひ弱なピーターは心優しき男の子
だけど綺麗な包装紙で母親の為に花を作ってあげるだけではない。
動物の解剖が好きで牛の病気にだって詳しいのだ。
母が幸せでいてくれる為にはなんだって出来るのだ。
うーん。
主演男優賞と助演男優賞をダブルで取っちゃうかもだな。
4人のそれぞれ
カリスマ的で圧力的な兄のフィルを持つ大人しそうな弟ジョージ。
未亡人ローズも息子ピーター思いの優しい母。
フィルは開拓を教わったブロンコヘリーを崇拝し、弟の妻となったローズへも、まるで仇のようなふるまい。娯楽のバンジョーでさえあんなに意地悪に弾ける。笑
母を圧力から守るため、ピーターが成長してゆくのか、元々の精神の強さなのか。
確かに馬にも乗れなかったピーターが、1人で山を昇り、炭疽菌?で死んでいる動物にも近づいて。
ウサギの解剖をしている時は、大学の夏休みだし研究だろうと思っていたけども、、、次のウサギのシーンでは、顔色ひとつ変えずに。
山々に見える影のことは、最初から気づいていたよーと、さらりと言うピーターに、うっ?と表情が変わるフィル。
葉巻を交換するシーンは、見応えありましたね。
フィルの葬儀を終えて帰ってくる2人に、ホッと微笑む優しい息子ですが、、、
アカデミー助演男優賞が楽しみな役者さんですね。
授賞式はWOWOWかぁ〜、以前のようにNHKBSでも映して欲しいわ、全く。
母ローズ役のキルスティン・ダンストン。決して美人ではないけれど(失礼〜)なんとなく寂寥感の漂う役柄に合ってましたね。「インタビュー・ウィズ・バンパイア」では大人びた子役だったのに。アントワネット役もキュートでした◎
壮大な山々の景色と美しい湖のシーン。大画面で楽しめました。犬の影もね。
そして監督の『ピアノレッスン』ももう一度、観たくなりました◎
キャストの演技と美しい景観は見事だが、、
●20世紀前半のアメリカの
美しい自然の描写は見事。
●キャストのセクシャルな描写や表情は
素晴らしい。
●一切姿を現さないが、
語り継がれるブロンコ•ヘンリーの存在
●ロープ、櫛、ウサギ、指輪など、
何かのメタファーのようなアイテムの存在。
●ストーリーは退屈で、
何か起こりそうで何も起きない。
音楽や演技で緊張感を演出するが、
またか、、というジレンマ。
二度みないと…
これは分かりづらい。一回だと何が何だか。しかもけっこう目を塞ぎたくなるシーンが出てくるし、途中で帰ろうと思いました。笑。でも意地でもアカデミー賞にノミネートされている理由を知りたくてもう一度観に行こうと思います。
ゾクリとする肌合いの心理劇
1 牧場主である兄弟と弟の妻、そしてその連れ子が絡み合い織り成す心理のあやを描いた人間ドラマ。
2 物語の前段は、冬場のモンタナでの人物紹介と状況設定に費やされる。カウボーイや使用人を抱え、牧場経営が順調な兄弟。牧場を始めたときの師匠のやり方を踏襲している兄は、動的で粗野。弟は静的で繊細。そんな二人が、支え合って生活する母子と知り合う。健気な母と中性的な子。弟は母を妻に迎え子を進学させる。兄は母子とは生理的に合わない。母子もそう。気配を感じるだけで、イライラや不安感が増していく。
3季節が夏になり、医学生となった子が牧場に遊びに来る。そこから物語は動き出す。焦点となるのは2つの関係性。一つは兄と医学生と師匠の関係。偶然にも兄は医学生に秘密を見られてしまう。また、兄は山の見え方を通して、自分と師匠と医学生に感性の同一性を感じる。兄は師匠から教えてもらったように医学生に乗馬を教える。師弟愛は同性愛に通じる。そして教育指導の過程はいわば自分好みに仕立てる調教を感じさせる。
もう一つは兄と弟の妻と医学生の関係性。
医学生を巡りどちらが排除されるのかの心理戦が起こる。そして、医学生がとった行動とその結末は・・・。
4 本作は前段での道具立てを理路整然とおこない、後段の筋立ての面白さが群を抜いている。カンピオンは、ゾクリとする肌合いの心理劇を作り上げた。重低音の弦の響き、櫛の歯を爪弾く音、カメラワークなどによる不安感の醸成の仕方や結末に至るまでの畳み掛け、そして余韻を残す終局と脚本と演出に冴えをみせた。
5 カンバーバッチは本来はインテリでありながら師匠の影に囚われ男らしさを追い求めてしまうある意味悲運な人を演じた。そして医学生役の人はミステリアスな人物像を演じ印象を残した。
誰にも感情移入ができず、疲労感だけが残る
こういう、「観るものに行間を読ませることを強要する映画」は苦手である。
主人公と、彼の弟、弟の妻、そして妻の連れ子とのギスギスとした人間関係が、緊張感をもって描かれていくが、「いったい何の話なのか」ということがなかなか見えてこない。
登場人物たちが何を考え、何を目的にして行動しているのかが良く分からないため、誰にも感情移入することができない。
そのため、人には言えない秘密を抱えて生きている主人公の孤独や苦悩が、胸に迫ることはないし、主人公が、人に対してようやく心を開いたと思った矢先に訪れる悲劇と、そのからくりに、心が動かされることもない。
「何を描きたかったのか」が分からないまま、疲労感だけが残った映画であった。
映画館で見るべき映画
風景とか、人の表情を長く見る作品は映画館で見るべきと思っている。
この作品は正にそれで、なるべく大スクリーンで集中して見たかった。
後半からラストまでは、何かがあるような映画とは思っていなかった。
この時代の差別や偏見を描く映画と思って見ていた。
なので後半からラストの展開には驚かされる。まさかのミステリー展開。
もう一度、最初からじっくり見たくなる、そんなラストでした。
当分見ないけど。
ドクターストレンジやるじゃん
MARVEL作品に食傷気味で、更にお顔が苦手なドクターストレンジ未鑑賞だったのですが、ストレンジさん、なかなかやりますな。
以前は物議を醸し出していたVODオリジナル作品。
VODのアカデミーノミネートも当たり前になった今日この頃。
アカデミー賞にノミネートされてこの映画の存在を知り、早速観ましたが、さすがのアメリカのアカデミー賞のノミネート作品は日本とは違いますね。
田舎の農場を舞台にしたパンチの聞いた作品に心をわしゃわしゃされまくりました。
大きな事件が起こるでもなく、ドンパチする訳でもなく、田舎の農場の歪みのあるファミリーの日常が、素晴らしい景色の元で美しい映像とともに淡々と変わりゆく様が丁寧に描かれています。
出来ればこういう名作は映画館でみたいのに!
と思っていたら、なんと!アカデミー賞ノミネート効果で映画館で上映されているようですね。
ドクターストレンジさんの一見嫌な奴が素晴らしいかったーー。
トビーマグワイア版のスパイダーマンでヒロインを演じていたキルスティン・ダンストが結構おばちゃんになってて驚きました。
コーデもとても良かったけど、こちらも素晴らしい
どっちにアカデミーの軍配があがるのかな~
意外とドライブマイカーが勝ったら日本の快挙ですよね。
わたし的にはドライブマイカーよりは、今作とコーダに投票したいとこです。
怖い映画
人の感情というものは愛とか憎悪とか、そう単純なものではなく、作品のなかのロープのように綯い交ぜになって交差している。
そんな部分を見事に描いている。
ピーター役のコディ・スミット=マクフィーの持つ雰囲気が支配する。アカデミー賞助演男優賞ノミネートもむべなるかな。
重いが面白く見た
事前情報を入れず鑑賞した。
終始薄暗い画面、不穏な空気、淡々と物語が進む。いつも何かが起こりそうで、起こらない。そんな感覚。
最後まで見るとホラー映画だったと気づいた。
構成としていくつかの章に分けさせる必要はあったのか?当方にはちょっと白けさせた。
鑑賞後に監督の詳細を見たが、過去に「ピアノ・レッスン」の作品を手掛けたというところで納得できた。世界観がとてもよく似ていた。
ただ、あの「ピアノ・レッスン」のような衝撃的なシーンはない。
静かに、ジ・エンドを迎える。
面白く見たがオスカー受賞はなるか。
あまりに重く、華々しい受賞作品とはまた違った趣のある作品に仕上がっていると感じた。
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