「日本アカデミー賞の目玉作品だったようだが…」ある男 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
日本アカデミー賞の目玉作品だったようだが…
ずいぶん話題になっていた作品ということと、底知れぬ秘密感に興味が湧き鑑賞。
観てみると、確かに出演者の熱演はじゅうぶんな観どころにはなっていたが、ストーリーとしては思ったよりも想定内過ぎる展開で物足りなさが否めない。あれっあれっという間に予想通りのエンディングへ。初っ端からむやみやたらに意味深ネタをぶちまけていたが、結局伏線は全て回収されたのか…。
観終えてから、本当に評価高い作品だったのかと疑心暗鬼になり本作を調べてみたところ、第46回日本アカデミー賞で主要部門を含む最多8部門の最優秀賞受賞とのこと。当然役者陣への評価は大いに納得できるのだが、製作に関してはどうだろう…。
観方のポイントの難しい作品だと思う。
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