ナチス・バスターズのレビュー・感想・評価
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ユカイ痛快
不思議なキャラ設定にもしかして続編?と思ったけどパルチザンなら妊婦がいてもおかしくないのかな。まあ話としては彼女がいないとサラッとしすぎて味気ないわな。かなり中盤までイマイチ誰が誰だか分かんなくて、ヒゲはやしたおじいさんみたいの2人いるな?とか混乱してましたが、お食事シーンを挟んでからはまあだいたい把握できました。戦闘シーンがなかなか魅せましたね単純じゃなくて。微妙に位置関係難しい場面もあったけど、世間一般の銃撃シーンより遥かにエンタメレベル高かったです。これ考えた人もっと評価されてほしい。
戦争映画、ではないよね。
ロシア版マカロニ・ウェスタンですね。いろんな武器で戦いますが、銃撃戦が主です。 見どころ ・スナイパーって怖いねえ。 ・1941もそうだったんですけど、ロシアって前線に女性が出張っていくのはデフォだったみたいですね。女性戦闘機パイロット部隊もありましたしね。で、本作ではまさかの・・・・。 ・ユーリー・ボロゾフがいい味出している。ややもすればT-34とキャラが被っているような気がしますが・・・。 ・ロシア側の部隊、赤軍に出会っててパルチザンにも見えるような・・・。 ・ナチスを小馬鹿にするのはデフォなロシア映画ですが、今回はちょっとぶっ飛んでた。まあ、予想は出来ましたけど。 ・イントロとエピローグがシンメトリーっぽくて余韻が残る。 ・そして、赤い亡霊とは一体!で予想は出来たけど、その通りで逆に驚き。で、なるほど亡霊ってダブルミーニングですか。ほお。 ・戦車戦がなくても迫力はあるし、むしろ肉弾戦しかないので生々しさは十分。 ・でも、ドイツ軍=ナチスではないのですけどね。 観られて良かったです。楽しかった。
ピンチの時に現れる「赤い」ヒーロー
本作は独ソ戦が繰り広げられ、「ほぼ」ドイツ軍が制圧していた1941年後半のメドゥイニが舞台。 戦争を題材にしているが中身はユーモラスなヒーローものだと私は解釈した。 情勢が情勢なだけにあまり不謹慎なことはいえないが・・・ したがって、 ファシストだとか共産主義だとか 東部戦線だとか大祖国戦争だとか あまり深く考えずに観られる作品だ。 交渉事が行き詰まると争いに発展するのは世の常だ。 しかし争いに参加せざるおえなくなった時、 ピンチの時に駆けつけてくれるヒーローが表れてくれたらと願ってしまう。 某国に限らず、そうやって願って、祈っている人たちは今もたくさんいる。 今この瞬間誰かしらピンチなのだ。 なお、この作品はロシア製のため ロシアの子どもたちがこの作品を観て ぼくもわたしも「赤い亡霊」になって悪い奴をやっつけたいなんてはしゃいでたらゾッとしてしまう。 まあ、情報が統制されていようが、開示されていようが、私には本当のことなどわからないわけで。 情報を鵜呑みにしすぎないことが狡猾に生き残るコツか?
ナチス大尉は湯冷め知らず
第二次世界大戦中、極寒のロシアの地にて、半ば都市伝説のように語られるナチスハンター、赤い亡霊。時を同じくして、ナチスを撃退し周る6人のソ連兵。そんな彼らが一堂に会し、辿り着いた小さな農場にて、迫りくるドイツ軍と激しく闘う物語。 ここ最近観る機会が増えた気がする!?ロシア映画。 作品の規模としては、その殆どの時間を小さな農場でのシーンに費やすので、スケールは小さく感じるが、終始続く戦闘は緊迫感もあって見応えアリ。 プロローグの役者のくだりから良いですよねぇ~。 程なくして、凍えかけの主人公(⁉)とソ連一行が出逢い、物語が動き出す。ウィスキー、シャンパンときたか。どうせ次はウォッカなんでしょと高を括ったワタクシは単純すぎて素直過ぎるようだ。 ホント、体感60分もないくらいスーッと短く感じる話の中でも、印象的なシーンが多くてグッド。 コブタちゃん…。グンターさん…。許せん大尉だがこの寒空の中あのナリでも闘うなんて軍人の鑑だぜ。 そしてソ連側は皆良キャラ。赤い亡霊は勿論の事、何か猟銃みたいなので闘うおじさん、半ベソかいたような顔して実はタフで勇敢な軍曹、ベラの為に身を呈して闘う青年。他も良かった。 赤ちゃんのくだりで平然を装おうとするも奇妙な会話になってしまう2人のシーンがお気に入り。 戦闘シーンも、目を見張るものがあったわけではないが、言葉は無くとも赤い亡霊と協力し闘う様はカッコ良かったし、数のハンデをチームプレイで補うバトルは見応えありました。でも、狙撃の名手なのに何故その闘い方を!?壮大な音楽が盛り上げるが、あんたらなんか遺恨あったっけ?? ともかく、細かいツッコみはナンセンス。主人公の青年の背景とかもっと見せて欲しかったけど、物語重視というよりは、ちょっと笑えてわかりやすくカッコ良い闘いをシンプルに楽しみましょう‼ 圧倒的な数のドイツ軍に臆せず闘うソ連兵達。しかし一番勇敢だったのは役者の奥さんかな(笑) 最初と最後に中々にアゲてくれた作品だった。
西部劇風だがダラダラしたロシア映画
ロシア製マカロニ・ウェスタン(イタリア製西部劇)風。 ドイツの侵攻に踏み躙られている国民がいると、どこからともなく一匹狼の狙撃兵がやってきて、ナチを次々と撃ち◯していく。 特に農村の人々やはぐれ兵らと連携するわけではなく、なんだか勝手にサポートする感じ。 狙撃の腕はいいが、それ以外は特に強いわけではない。 はぐれ兵たちは原隊合流を目的に移動していて、立ち寄った農家の妊婦を助けるかどうか、突撃タイミングをどうするかで悩むだけで尺をとったり、実にロシア映画らしい無駄でダラダラした展開。 もう、体感的に長くて長くて眠かった。 ドイツの指揮官(中尉)が入浴中に戦闘になったため、ずっと全裸で股間がモザイクなのはギャグなのか真面目なのか。
中国っぽい演出を感じた。
赤い亡霊とは?なるほど、そうゆうこと! 毎回、第二次世界大戦関連の映画を見ると思う事なのだが、ドイツ(軍)って優秀に感じるのだが何故で負けるのだろう? 映画とは関係無いが、池袋周辺の映画館にいるオヤジってマナーが悪い!3回のうち2回は後方で席を蹴るやつにあたる。ワザとなのか?
邦題で損してる。
戦争映画と言うより、 マカロニウエスタンの様な展開。 ドイツ兵を殺しまくる、 伝説のスナイパー、レッドゴースト。 彼の存在だけがナチスバスターであり。 ポスターに映る大半が、 生残ために戦ってる兵士。 なんの任務で、 小隊で街を探してるのか、 なぜ妊婦の兵士がいるのか、 説明は無い。 アクションは、 特に作戦も無く、 乗り込んで行く戦い方だけど、 爆破、銃撃に、 躊躇なく、ドッカンバッカン、 戦争アクションエンターテイメントとして、 振り切りが良くて、 好感が持てる。 狙ったギャグは、 壊滅的に駄目。
それは生き様そのものの名前
近年の邦題の残念さは諦めムードでございますが、コレは何だかフロントで「ナチスバスターズお願いします🙋」と言うのが恥ずかしかった。「イングロリアスバスターズ下さい✋」は平気なのに不思議ね(笑)。 「1941外伝」とでも云える作品。時代がビタッと嵌まっているので、立て続けに観られたのはラッキーでしたね。要所要所はとても好きな作品でしたが、妙なまったり感がどーにもリズムに乗れない感じ。コレに限った事じゃないから「ロシア的蛇足文化」と言った所なのでしょうかね。 とにもかくにも皆さん仰る通りのマカロニっぷり、もしくは黒澤時代劇なテイストは、思わず笑ってしまうと共に楽しく観賞させて頂けました。ラストの意外な展開も、「赤い幽霊」というタイトルと嵌まっていて良かったですね。でも、思い出すのは笑っちゃうシーンばっかだけどね(爆)。
ロシア製西部劇。ただラスボス戦は…
予告編を観たら面白そうだったので、勢いで鑑賞。 ロシア製イングロリアスバスターズと言われていたので、期待して観に行ったら、途中延々とドイツ将校のタマ(弾丸ではない方)を映されてなんだこの映画と度肝を抜かれた。 なお、ナチスのメンバーはそこそこイケメンを揃えているようです。この辺、確か史実でもそうだったような(女子のファンをナチ狂に洗脳するため)。 肝心の銃撃戦ですが、まあロシア映画ということで安心の低予算だろうとは思っていましたが、最後はなかなかに奮闘していましたね。 戦い方が西部劇みたいな観せ方で面白かったです。どこからともなく襲来する弾丸と謎のヒットマン。次々と雪の上に倒れるドイツ兵。観ているこちらも結構手に汗握るもんがありました。 ただ、ラスボス戦が何故か素手含む肉弾戦なんですよね。どうしてそうなった。しかもコマ割り過ぎだし。どうせ懐事情ですよね。知ってんよ(号泣)。 そんな感じで思っていたよりも地味な映画でした。なお、劇中で何度か繰り出されるロシアンジョークが寒すぎて、お腹壊します。これからご覧になる方はお気をつけて。
4~50年前の映画を観ている感じ。 自分好みの雰囲気で良かった。
ハデなシーンは無く銃で打ち合うだけなんだけど5人のソ連兵が訳あって30人のドイツ兵に戦いを挑むストーリー。 形勢不利の中、ソ連の伝説のスナイパーがソ連兵を救う展開。 ドイツのブラウン隊尉はイケメン(笑) BGMが大袈裟な曲ばかりなんだけど、ダサかっこ良かった! 戦地でシャワー浴びる時は洋服は近くに置かないとね( ゚∀゚)
パルチザンの映画ですね。
ナチスに捕まった無為の市民が処刑される所に現れる謎のスナイパー。伝説の赤い亡霊。 それがメインだと思っていました。 違いました。これはパルチザンの映画ですね。 敗残兵と襲撃されて何とか生き延びた村人が正規軍と合流しようとナチスから逃げながら移動と言うか旅を続けて何とか何処かの集落にたどり着いて休憩したら赤い亡霊を追っている部隊に見つかって成り行きで戦闘になってしまったという。 まあ伝説のスナイパーは出てくるのですが、 それはメインでは無かった。敗残兵や街を焼き払われて追われた人達がナチスの反抗勢力として立ち上がって行く切っ掛けを表したかったのだと思う。 俺たちの国は俺達が守る!そう言う決意を表したかったのだろう。 それと戦車とかは出ませんが銃は色々な種類が沢山出ます。撃ち合いもあります。 銃マニアには垂涎かも? 死人も沢山出るのですが、ロシアの戦争映画は 人間が爆散するような演出が無いのが良いですね。死に様はリアルですが、割と状態が綺麗に死ぬと言うか。 それと最後の対決ではある種のスポーツを見る様な、決闘と言った方がいいか、そんな感じで、殺し合いに綺麗も汚いも無いのですが、両者死力を尽くして最後は正々堂々ロシアが勝ったんだ!見たいな印象が残る感じの作りと言うか。 まあ実際ナチスを追い払ったのだから間違いではありませんが。 伝説のスナイパーは誰なのか?そんなものは誰でもいい、無名の勇者が伝説を作ったのだ。 勇者は誰でもなれる。国を守る、国民を守る者こそが勇者だ。そんな映画です。 それにしても本物の雪深い所でのロケ、雪も景色も綺麗だ… そこをマッパの上にフルチンで演技する悪のヒーロー… 本当に頭が下がる演技だ。俺なら軍服着ててもリアルに死ねる、メチャクチャ寒そう。 笑いどころだけど見どころの一つかな。
全裸大尉
これは見る前は良い邦題だなと思っていましたが、いざ観終わってみるとこれ邦題間違えてるなーと思ってしまいました。レッドゴーストの方が様になっていたかも…。 かなりゲームのような作品だなというのが第一印象です。舞台もあまり変わりませんし、最終決戦は小屋とその周りの雪景色の中で繰り広げられるものになります。少数VS多勢の戦いもまさにゲームですし、観ていてテンションの上がるものになっていました。予算が限られていたんだろうなーという箇所は随所に見られ、銃声のSEのしょぼさや戦闘のもたつき具合がまさにそれです。 誰が普通の戦闘部隊で、誰がレッドゴーストなのかという説明は基本的に無いのでその場のテンションでキャラクターを理解していく事になります。正直覚えられないキャラクターも多いっちゃ多いのですが、大尉が悪いやつなのに不幸体質で、全裸のまま戦場から抜け出し、女性用の服を着て現れる瞬間は思わず笑ってしまいました。この映画のMVPです。モザイクも良い味を出してました。 ダラダラっとしたシーンも多数見られましたが、テンションは高いまま維持できていたので程よい良作でした。ロシア映画楽しい。 鑑賞日 12/6 鑑賞時間 16:30〜18:20 座席 D-1
勇気なくして栄光なし
1941年ソ連でナチスの兵を一人で100人以上倒したと噂される一匹狼のゲリラ「赤い亡霊」と、部隊からはぐれた5+1人のソ連兵の話。 拿捕された病院を慰問して回る役者夫婦から始まり、登場も退場もカッコ良過ぎじゃないっすか!! ホラー映画みたいなタイトルのクセにw そして世界一ついてない男みたいな顔したぬる~いお喋りクソ軍曹含む寄せ集めソ連兵達と、赤い亡霊狩りの任を受けたナチスの部隊をみせていくけれど、早くコイコイ赤い亡霊! みんなちょっと油断し過ぎだし、追いかけないのか?とかツッコミを入れたくなるところもあったし、戦時下のとても小さな出来事しか描いていないけれど、テンポも良いしちゃんとストーリー的なものもあるしで面白かった。
ロシア風マカロニは味付けが単調
戦争映画と言うより、マカロニウエスタンのノリで音楽もそれっぽいのが嬉しいです。凄腕ロシアンスナイパーが、あっと言う間にナチス兵をやっつける出だしがカッコよく、期待感が高まりますが、山賊みたいなパルチザンが出てきてから、話しがダラダラし始めます。キャラの描き分けも適当で、ナチ部隊とドンパチが始まっても、カットのつながりがえらく雑で同じようなシーンばかりです。肝心の謎の狙撃兵・赤い亡霊の戦闘への関わりも唐突だし、狙撃アクションもそれほどでなく盛り上がりません。B級戦争アクションなら、もっとごってりとケレン味たっぷりの味付けがほしいです。出ている俳優さんも、あまり印象には残らなかったです。
根っからB級な
志の映画です。 なので個人的には面白く観れました。 午後のロードショーでやってそうな作品群がお好きな方には、そりゃあもうオススメですね。 粗も多いです。キュートと取るかどうかは観る人次第ですね。 登場するナチスドイツ軍の人数が少なかったり、集落のセット一つだけで話が終始するとか、なんだか可哀想になるほどチープな画が続きます。 もちろん特撮も貧相です。「あえて」とか「逆に良い」とかでもないです。 普通に予算の問題でショボくなったのかな、と。 スナイパーライフルみたいなので瞬殺するシーンが多いのですが「これ金が無かっただけだよね」みたいに思わず邪推したくなりました。 ロシア版イングロみたいなキャッチコピーでしたが、序盤こそ「おおっ」となりましたけど、基本は籠城戦というか立て篭もりみたいな戦闘が中心なので、そこも期待はずれかな。 不良部隊がゲリラでナチスを倒しまくるのを期待していたので、劇中で語られる「赤い亡霊?」の武勇伝をちゃんと観たかったです。 (まあ、そもそもイングロリアスバスターズ自体がそこを期待すると「アレ」な映画ではありますが…。) 好きなところもあります。 「ぼかし」のシーンは全部笑いましたね。 ぼかしを入れない選択肢もあったかもしれませんが、入れたことで低俗なコメディ感がでてB級な作品のトーンに見事マッチしておりました。 本国では修正せずに公開したのでしょうか? 全体として、わたしが勝手に期待した分、肩透かしを喰らっただけなので、空いた時間にふらっと観るとかなら全然悪くない作品だと思いますよ。
ロシア版西部劇
パンフレットないのが勿体ないいい出来。パンフないので0.5減らしましたが、「赤い亡霊」というナチスを確実に殺していく兵士がいる中、本隊に合流すべく妊婦の女性兵士を抱えたまま進軍する小隊と、「赤い亡霊」を追うナチスが遭遇する話。 7割戦闘の、話としては薄い映画なのてすが音楽の西部劇感もあいまって戦争映画の重い戦闘シーンというより、西部劇の軽快な戦闘シーンを観ている感覚になれて最後まで飽きずに観られました。しかしこの二週間でロシア映画4本も映画館で観てるな・・・。
むしろ、夕陽のガンマン。
と言うか、マグニフィセント・セブン? もう、完全に遊び入ってます。エンタメです。振り切りです。狙ってます。独ソ戦に飽き飽きして来た国民に向けた会心の西部劇。いや、ロシアじゃ西部劇撮れないから、独ソ戦にしちゃったよ。的な。 もうね。ラストとか完全に西部劇のノリw いやー、T-34とも1941とも、全く被らない戦争エンタメ。と言うか、ソ連側は赤軍と言うよりパルチザン。小火器だけで頑張るところも、西部劇感に繋がってたりしますが。 戦車も戦闘機も出て来ない、陸軍歩兵戦と言う地味さを忘れるくらい面白かった。
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