死刑にいたる病のレビュー・感想・評価
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もうサダヲの目が怖くて今後見れない…
洗脳の侵食具合に応じてガラスの反射顔がリンクしてゆく描写も雅也に大和が侵食してゆく恐怖。
慢心になったのも新しい芽が芽生え、育ち始めたことを確信しての別れの儀式。
全件立件まで、執行されるまでの時間も計算して、獄中から操作する楽しみ方。
監視員たちも手懐けてたから執行されるまでの長い年月に更なる…
彼の食ってるメシのはなし。
何度退席しようか、と
阿部サダヲ引き込まれそうでした
いつもならもっとクドいサイコパスをしそうなのに、抑えたうちに秘めたような演技が余計にサイコパス感じました、流石です
対する岡田君も良かった
と偉そうに言ってますが、彼の揺れる気持ちを受けてしまい、目を離せなかったです
こないだチェリまほでカワイイ藤崎さんをやってた佐藤怜さん
もう、ドキドキでした
映画館なのにうわー!って叫びそうでした
グロい映画はすごく苦手で、途中で何度出て行こうか、と思ってました
けど、出て行くと、結末がわからないし、色んな想像をして寝れなくなるのも嫌なので最後まで観ました
しかし、映画としては凄く良かったです
のめり込んでしまってあっという間でしたし、眠くもならなかったので
最後までサイコパスに引っ掻き回されてるとは続きもどうなったか知りたいですけど
でも、二度と見ません、ごめんなさい
グロすぎる〜
エンドロールが終わってため息出るくらい呼吸も阿部サダヲに支配されてました
拘置所の中からも人を操り楽しんでいたんですかね
そのための人材も用意してから捕まったんですかね〜捕まらないから飽きちゃったのかなぁ
消化されない物語の終わりの始まり。
冒頭の拷問シーンで館内が静まり返りました。この緊張感の共有こそ映画館の醍醐味です。過激な演出でのっけからグイグイきます。
24人を惨殺したシリアルキラー大和。しかしその内1件は自分の犯行ではないと主張する。本人から指名され事件を調べることになった大学生の雅也。なぜ雅也が選ばれたのか。そして真犯人は一体誰なのか。
まるで取り憑かれたかのようにのめり込んでゆく雅也。でもそれは事件そのものではなく大和という人物に対してと言った方がいい。不穏なオーラを身に纏った大和に次第に支配されてゆくような感覚をこちらも一緒に体験した気分です。
阿部サダヲはさすがの怖さでした。ところで大和の若い頃のシーンはどうなってるんですか。メイクであんなになるん?めっちゃビックリした。色んな人出てますけど最も説得力があったのは言わずもがな阿曽山大噴火です。そこにただ座っているだけで充分なのです。
すごいねぇ、の行方
期待しすぎないで!
病は伝説するということ?
間違いない阿部サダヲ
普通に
無駄なようで無駄じゃないシーン
邦画の、というかやたらと恋愛絡めないと死んでしまう病かと思ったら、きちんと意味があったというシーンばかりでそれは原作が良いのだろう。ただ主人公の行動原理が今ひとつ理解、いや、納得出来なかった。なぜそこまでやろうとしてるのか、なぜそこまでやれる人物が都合良く居たのか?もしかしたら榛原にはこの話と並行して他の人物にもこういう行動させていてそのうちの一つを見せられているだけかもしれない。高知能犯罪者に感化されていくというのは割と探せばある題材で羊たちの沈黙とか有名だけど、この作品も魅力的かつ心理に長けた高性能な人物を連続殺人鬼という才能の無駄遣いの極致みたいなところに置くことに世界の無情さを感じられるのかもしれない。
なんてことはあんまり思えない、むしろこれくらい高性能な人間でないと連続殺人鬼として成立してしない。二、三人殺して終わり。
張り巡らされた伏線
鑑賞動機:あらすじ7割、白石監督3割
個人的に好きなミステリは「信用できない語り手」ものと「操り」もの。途中まではかなり良かった。ただ始末の付け方はちょっと力技すぎてエレガントさに欠ける、という説明しようのない感想になってしまう。なんかこうもうちょっと上手く(観客の思考も)操ってほしかった。
直球ゴアと面会室の演出の数々は好き。インパクトが一番あったのは、自宅のシーンで植木がずらっと並んでるところ。
正直、隣の隣でわっしゃわっしゃポップコーン食い荒らすDQNの男女が...
消化不良だけど、満足
阿部サダオ始め、演技は良い気がするけど
サイコパスの演技としては阿部サダオハマり役って感じ。
なんていうか、「演じすぎてない感じ」とでもいうのかな?普通の所作や話し方に異常さが滲み出る絶妙さで「やっぱり演技上手いな」と。
ギャグ要素入ってる作品でしか見てなかったから少し驚きを感じるくらい。
他の演者さんもシーン毎の演技は上手いとは思うのよね。
なんだけど、結局「何をもって“死刑に至る病“なの?」ていう部分が伝わりきってない感じがする。
原作読んで無いから、その解釈部分とか見せ方が元々そうなのかの判断は出来ないけど、結局何をテーマにしたいの?てくらい半端な要素が多すぎて。
小説のト書部分を説明する様なシーンを敢えて入れずに演技で見せようとしたのかな?と勘繰るくらい伝わるものが少ないのよな。
圧巻だった
私自身があまりグロいのが苦手なので、榛村の殺人の仕方が残虐すぎて、目を背けてしまうほど、そこを乗り越えれば、とても見応えのある映画。
1つ1つ計画をし、殺人を重ねていくが、1つの事件だけ、自分のものではないと雅也に犯人探しを依頼するのだか、物語が2転3転し、いつの間にか雅也と同じダークサイドに陥っていく。
それは自分が殺人鬼の息子ということ、でもそうじゃないけど、その時はやはりそう思う。
誰が犯人なのか。やっぱり金山なのか、だとしたら面白くない。
そう見せてくる演出なのか、意外と記憶がなくなってしまってて、雅也だったりするのかと…頭の中をフル回転。
後半の榛村と雅也の1対1の真犯人についてのシーンはまさに圧巻だった。
榛村に攻めるように食い入るような目と
榛村の不気味な表情がスクリーンの枠と同化していく。
すべては最初から仕込まれていて、これも榛村の完璧な計画の中の1つだったのかと感じた。
ただラストのあの女の子のあの発言とあの手紙の束は?それに関しては種明かしがなかったので、もやったので、つい調べてしまったくらい沼った。
ラスト30秒
冒頭、阿部サダヲさん演じる大和のルーティーンでいかにも優しそうな笑顔のまま人をいたぶり殺害していくその怖さを見せて上々の掴み。
そこから物語が進むにつれて岡田さん演じる筧井や他の登場人物の怪しさ恐ろしさも何となく感じはじめる。
この時、大和自体の恐ろしさが少し薄まる。
さらに筧井と大和に関する衝撃の疑惑からの感動的なシーンで、大和に対する警戒心が更に薄れた。
この運び方が上手い。
途中、大和に手懐けられてる刑務官を見て「いやいや早速大和の手口に引っかかってるよ」なんて思っていた自分が正に大和、ひいては監督の手口に引っかかっていたのだ。
このことに後々気づいた時身震いがした。
この運び方の上手さによって筧井が大和に真相を伝える時の阿部サダヲさんの怖さが冒頭の比じゃなかった。
そしてラスト30秒。
真相が明らかになってハッピーエンドではなくてもバッドエンドではなく、このまま終わっていくのかと緊張が緩和した時にその衝撃の30秒はやってきた。
その衝撃でいきなりプツッと物語が途切れるその後味の悪さは正にイヤミス。
しかもラストの衝撃展開も後からよく考えてみれば冒頭からセリフの端々にその伏線は張られていてよく練られてるなと。
このラストでゾクゾク度がグンと上がった。
そして役者陣は皆さん素晴らしい演技で特に宮崎優さんは必見。
もちろん岡田さんも、阿部さんもすごかった。
物静かが空気…
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