「見当違いなレビューだと承知しています」死刑にいたる病 ふみさんの映画レビュー(感想・評価)
見当違いなレビューだと承知しています
高校2年生〜大学4年生までデンマークの哲学者であるセーレン・オービエ・キルケゴールの研究をしていました。
彼の最も有名な著書はおそらく、死に至る病だと思います。
日常生活でキルケゴールに触れられることは滅多にないのでこの映画のタイトルを見て、大好きなキルケゴールに少しでも関係があるかと期待してみましたが無関係でした。
キルケゴールのいうところの死に至る病は絶望です。
彼にとって絶望は罪でもありましたが、シリアルキラーが死刑になることとは全くもって異なります。
ざんねんでした。
映画としてはゾクゾクして面白い部分も多かったです。
私と同じようにキルケゴールが好きで映画をみようと考えている人もいるかもしれませんので、レビューに残しました。
コメントする