「狂気」死刑にいたる病 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気
いゃ〜恐ろしい。連続殺人犯大和のジワジワ殺すやり方があまりにも恐ろしいし、日頃はパン屋の店主として人当たりも柔らかく、穏やかな人物であるギャップもとても怖い。小さな町で子供を相手の連続殺人、もっとはやく逮捕できそうだけど。
犯人から雅也の元に送られた手紙から雅也が調査し始めるが、最後の殺人の犯人を突き止める。警察は何故見落としたのか、無能すぎる。金山演じる岩ちゃん、誰だか最初わからなかった。なかなかの役作り。
雅也の母が大和と幼馴染だったが、常に何も自分で決められない母。ちょっと観ていてイライラ、自分の子を1人で出産したこと、死産だった子供を大和と一緒に燃やしたことなど、やはり決められず、大和が決めた事なのかな。
凶悪な事件を調べるうちに、雅也の性格が変わっていく。付き合い始めた彼女の爪が気になる様子。怖い怖い。でもどういうこと?彼女と金山はどういう関係?彼女もまた爪に興味がある?彼女もヤバイ?
白石監督のこの手のヤバイ映画はやはり面白い。阿部サダヲの力量もやはりすごい。
余談ですが、阿部サダヲさんが、本作を映画館に観に行った娘さんを車で迎えに行ったそうです。
娘さん、阿部サダヲさんが車で待っているのに、
直ぐに乗らなかったそうです。
(どこかのトーク番組で)
ひまわり🌻へ共感いただきましてありがとうございました😊、
本作観観ています。レビューの最後の彼女の爪のところ、納得した、となっていますが、私もわかりませんでした。レビュー無し。
おはようございます。
阿部サダヲさんの、一見良い人の眼が全然笑っていなかったり、剥ぎ取った爪をガラス瓶に入れておいて、一人撒くシーンは人心の闇を観た気がしました。私は勝手に阿部サダヲさん演じた人物は幼い時に母の愛を受けずに(虐待)育った人なんだろうなあ、とも思いました。
暑い日々が続きますが、御身体ご自愛ください。(お互いに)では。