「魅力的な殺人鬼」死刑にいたる病 kazuさんの映画レビュー(感想・評価)
魅力的な殺人鬼
時間があったから見てみた映画。連続殺人鬼榛村大和からの一通の手紙から、ある冤罪事件を調べる事になった大学生筧井雅也。本当に冤罪なのかどうか、調べて行くうちに榛村に同調・同化していく雅也。この同調して行く様を面会室の仕切りのアクリル板に両者が写り込む事で上手く表現していた。ストーリーは、いささか単調だが、俳優陣は流石である。阿部サダヲの榛村大和は、魅力的な殺人鬼であり、見るものを惹き付ける。岡田健史も鬱屈した様から、榛村に同調し変化していく様を上手く演じていたと思う。映画全体としては、面白かったと思う。
コメントする