劇場公開日 2022年5月6日

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「やられました! …と、いう感じ。」死刑にいたる病 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やられました! …と、いう感じ。

2022年5月28日
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鑑賞方法:映画館

原作未読なだけに、ストーリー自体を楽しんだ。

下品な話だが、ああいう地味な女の子に欲情する男の子の心理、分かるなぁ。

とにかく、阿部サダヲの独壇場ですわな。
刑務官まで心理操作してしまう、レクター博士ばりのモンスター。
世の人々の無関心さに腹を立てている。

岡田健史は、操られていることに気がついて逆襲に転じたつもりが、結局は掌の上だった…。
彼が大学のキャンパスを歩くとき、背景にいる学生たちはスローモーションになる。この不思議な演出が、終盤で彼女とスカッシュをしている場面では、手前にいる学生たちがスローモーションになるという逆転を見せる。
白石和彌では珍しい演出ではないだろうか。

猟奇犯罪サスペンスと言えば韓国映画だ。
韓国の傑作と比べるとアクションが少ないが、その分いたぶる場面は強烈。
未鑑賞の方は、ちょっと覚悟してご覧下さい。

kazz
アローさんのコメント
2022年6月9日

kazzさんコメントありがとうございます。忘れていました。スケキヨに成りすましていたんでしたね。何十年ぶりに「犬神家の一族」観たくなりました。

アロー
おじゃるさんのコメント
2022年6月1日

kazzさん、共感&コメントありがとうございます。
「阿部サダヲの独壇場」という表現が、実にしっくりきます。観客さえも彼の掌の上でした。

おじゃる
きのこさんのコメント
2022年5月31日

コメントありがとうございます😊監督の作品は孤狼の血も観ましたが痛みや苦痛の表現が強烈でした😱苦痛の表現を拘って撮る…いろんな趣味があるものだなと思いました😃

きのこ
BAMBiさんのコメント
2022年5月30日

コメントと共感ありがとうございました
弁護士事務所も分かっていながら泳がせてるのもなぜ……とはなりました😅

BAMBi
bionさんのコメント
2022年5月30日

阿部 サダヲは、原作のイメージ通りの怪演でした。ホントすごいです。
原作では、拷問したことはサラッと流しているのですが、白石監督は、思いっきり見せてくれました。榛村大和の異常性を際立たせていて、インパクトのある作品に仕上がったと思います。

bion
だるまんさんのコメント
2022年5月29日

日本映画はR指定が付くとそのまま公開スクリーン数や収益に関わるので、R指定つけないで映画を作りますよね。韓国映画とは違いますよね。
ただ、今作はR15じゃないことにびっくり、桜の花びらかと思っていたら、、、
((((;゚Д゚))))

だるまん
満塁本塁打さんのコメント
2022年5月29日

返信ありがとうございました😊よろしかったらご覧ください。ありがとうございました。😊失礼します。

満塁本塁打
満塁本塁打さんのコメント
2022年5月29日

kazzさんコメントありがとうございました。よろしかったらご覧ください。😊😊

満塁本塁打
グレシャムの法則さんのコメント
2022年5月29日

昔(たぶん昭和どっぷりの時代)、ヤクザ映画見た後、肩を怒らせて街を歩いている若者、なんて表現がありましたよね。
この映画見た後、俺もなんか、猟奇的な知能犯できるかも(この犯人みたいに)なんて勘違いする人が出てこないか、不安になるほどでした。
そういう方向に影響されないぞ、という覚悟も必要かも、です。

グレシャムの法則