「衝撃はあるものの不完全燃焼感が否めない」死刑にいたる病 ちーたらさんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃はあるものの不完全燃焼感が否めない
油断した隙に脳天にチョップ食らわされるようなそんな映画。
面白かったし終始見入ってしまったけども、正直どこか不完全燃焼感が否めない…発言や演出の意図が分からず最後までモヤモヤしたまま終わってしまった部分があり、そこが少し残念でした。
ただ主演の阿部サダヲのハマり具合は圧巻で、やってることは冷酷で最悪極まりないのですが、近隣住民やパン屋としてお客さんに振る舞うあの笑顔からは考えられない行動や言動はまるで本物のサイコパスかのような狂気を感じました。
被害者たちの鬼気迫るリアルな演技も相まって観ているこちらも「本当にいつこんな事件に巻き込まれてもおかしくないな…行きつけのあの店長ももしかしたら、、」なんて考えてしまうほどでした。
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みかずきさんのコメント
2022年5月10日
はじめまして。ちーたらさん。
みかずきです。
共感&フォローありがとうございます。
10年近く映画レビューは書いていますが、
こちらのサイトには本年2月の登録したばかりの新参者です。
宜しくお願いします。
ちーたらさんのレビュー、
自然体で、率直に御自分の主張をしている分かり易いレビューですね。
さて、本作、仰る様に、分かり難い箇所が少なからずありましたので、
もっとしっかり説明して欲しかったという感はありました。
しかし、分からない方が不気味さ、恐怖は増すので、サイコサスペンスとしては良作だと思いました。
では、また共感作で交流させて下さい。
-以上-