「刑務官、お前もか」死刑にいたる病 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
刑務官、お前もか
かつて顔見知りだった24件の連続殺人事件の犯人から手紙が届き、立件された9件の内1件は冤罪との話を聞かされて、真相を追う大学生の話。
いずれも17~18歳の高校生が被害者である中、冤罪を主張する1件は26歳、しかも被害の様相も異なるが、遺体が発見された現場の近くでの目撃情報から立件された、っていくら何でもそれだけでは状況証拠にも及ばずムリがありません?と感じていたけれど…。
話しの流れとはなかなか絡んでこないのに何度もみせる実家界隈とか同級生とかロン毛とか疵痕とか、ちょいちょいフッテはいたけれど、どんどん話が膨らみつつもズレて行き、不気味ではあるし面白いのだけれどちょいモヤモヤ。
結局、立件されるに至った証拠には触れないし。
指差しは他に人が通ったらどうしたんだろう?それも慢心?まあ、そういう人を選んでいるってことなんだろうけど…。
これはこれで面白かったけれど、主題の様に謳っていた冤罪云々の話がちょっと残念だった。
それにしても登場人物みんな…自分なら間違いなく榛村指差すよなとか思ったりした。
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