「胸糞わるい…だがしかし」死刑にいたる病 きのこさんの映画レビュー(感想・評価)
胸糞わるい…だがしかし
なんだかぞくぞくするのです
最初はね
連続猟奇殺人犯の死刑囚がたった一つの冤罪を解決するために旧知の知人と組んで真犯人を追い詰め、最後は冤罪を晴らした後ニヤリと笑って死刑になる。
そんな話だと思っていたのだけど
そんな単純な話ではなかった
クソ野郎はどう転んでもクソ野郎というか
好印象をもつエピソードの全てがクソぶりを引き立たせるためのスパイスだったり徹底していて凄かった
全ては自分が楽しむためだけに…
胸糞わるいんだけどちょっとゾクゾクしました
最後は某作品のゴードン先生のように?それとも…
ラストの解釈が気になる作品であります
一つ言わせていただけるのなら…
拷問シーンが無駄に長く、また痛々しい
この映画のウリはそこじゃないでしょ?
あえて観る人を選別しなくても…と思いました
ひょっとすると監督の趣味なのかしら?
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kazzさんのコメント
2022年5月31日
コメントのお返し、ありがとうございました。
私も痛いのは苦手で、北野武なんかも演出は凄いと思いつつ痛そうなシーンに気後れしちゃいます。
痛いのが好きなのか、いかに痛そうに見せるかの演出に拘っているのか、よく分かりませんね。