「杏と片岡愛之助が良かった」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
杏と片岡愛之助が良かった
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗が率いた埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は日本埼玉化計画を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画し、白浜の美しい砂を求めて千葉から和歌山へ向かった。そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを知った。滋賀を助け・・・てな話。
前作の続きで、埼玉をもっと魅力的にするため、海を作る(実際は池だろうけど)なんてスタートは良かったと思う。
和歌山に行くと、大阪、京都、神戸(なぜか兵庫では無い)が、和歌山、奈良、滋賀を迫害しているという設定もありそうで面白かった。
滋賀の桔梗魁と麻美麗が協力し、滋賀の復権を図るというのも笑った。ラストの佐賀と滋賀をかけたハナワの歌も面白かった。
杏と大阪府知事役の片岡愛之助の対決、2人が今作では特に光ってて良かった。堀田真由のゲジゲジ眉毛など笑わされた。
神戸市長役の藤原紀香と実際の夫婦が劇中も夫婦なのもなかなかのキャスティング。
楽しく面白かった。
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ゆ~きちさんのコメント
2024年4月10日
埼玉いらしたことおありでしたか。映画にもありましたが、埼玉は横断しづらく、実は南部から秩父へ行くのは旅行並みに移動が大変です。
だから県民もあまり埼玉を楽しめてないから、特にバカにされても「まぁ、そうだよねー」という感じですw