「全部他人のせい」プリテンダーズ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
全部他人のせい
クリックして本文を読む
現代社会を個性が奪われた世界と嘆く17歳の少女が、人の善意を弄ぶ動画を撮ることにハマり巻き起こる話。
高校の入学式で前へならえに反発する様から、映画として嫌な予感w
自分では何も為さないし、自分の力で生活できる基盤もないのに能書きタレて社会を批判し人を批判し…。
自分では表だったところに上げないけれど、それは所謂迷惑YouTuberと変わらないっすよね。という不快な前半。
自分がやるは良いのにやられるのはダメですか?
やらなくても気付ける人、やってしまって気付く人、やらかしても気付かない人、そして気付いて修正できる人、気付いても変わらない人、気付いて逃げる人といる中で、この主人公はまだ救いがある人だった訳で、渋谷のスクランブル交差点での件はなかなか良くて、ここで終わるのかと思いきや、尺はまだあるよね…。
そこからは蛇足になるかと思いきや、畳み掛けられ更に向き合い…これはある意味風刺だったりする部分もあるのかな。
なかなか面白かった。
コメントする