「普通のラブストーリーになっちゃって。」ジョゼと虎と魚たち(2020・韓国版) bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
普通のラブストーリーになっちゃって。
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ジョゼは、池脇-妻夫木版・アニメ版ともに鑑賞済み。その、どちらとも違うタッチで、これが一番静かなのは、ジョゼが寡黙に近いせいなんですが、これはこれで染みる訳で。
でも、これは原作なり、2003年の実写版なりを観てないと、別れた理由がスッキリしない事無いかと心配になったりします。
「おんぶ」のシーンも違う使われ方をします。何より、トラもサカナも不要のシナリオで、ただの小道具。
邦画の韓国リメイクにハズレ無し、ってのには当てはまると思いますが、別物な印象は覚悟が要る。と言うか、コレはジョゼ虎じゃ無いからw
ただ一つ。間違い無く言える事は。今回のジョゼは、最高に「陰好み」です。無条件に萌えます。無茶、守ってあげたくなります。まぁ、雪のシーンの切ない事ったら、ありゃしない。
普通のラブストーリーに、なってしまってますが、この舌足らずで、二人のシーンでは間を使って距離感を表現してたりする演出と、地味に出し入れする音楽の使い方が、イカしてます。と、5年後の描写も好きだす。
良かった。
期待してたのとは、かなり違ってだけど。
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