「すごかった」スティルウォーター 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すごかった
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自分にもほぼ生き別れの娘がいて、彼女を訪ねて遠くの施設に行ったことがあり、また現在は里子の娘がいて、この映画のマット・デイモンの立場に非常に重なる部分があり、オレを狙い撃ちするつもりで作っているのかと目を疑う。
ただ違うのは、オレの場合は娘が全く心を開いてくれず、他人扱いしかしない。こちらとしても父親面する立場にないことは重々承知しており、それがまた距離を広げるのだろう。娘が殺人に関与するほど悪い子ではないのだけど、マット・デイモンのように腹を割った会話が存在しているのは羨ましい。
作品としてめちゃくちゃ面白かったのだけどそれ以上に突き刺さるものがあり、揺さぶられてしまうため冷静に見ることができていない気がする。そのうちまた見よう。
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