「展開が遅い」最後の決闘裁判 タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)
展開が遅い
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主人公が何をしなきゃいけなくなるのか・・ が示されるのが遅すぎる
主人公に愛されるべき要素が見当たらない。・・ この男の どういうところが魅力的で観客が主人公を好きになるのかが描けていない。 そもそも マットデイモン という俳優そのものに魅力がない。 ハリウッドは ここ20年以上 娯楽大作の主役になり得る俳優を一人も輩出していない
敵役のキャラが曖昧・・ 途中まで 結構いいやつみたいだったのが突然何でああなるの? そこんところが 自分でも愛だったのか 肉欲 だったのかよくわからない・・というのが全く描けていない。
エピソードの一つ一つに 面白みがない・・・ 場面場面を面白くしようと頑張った後が見られない あらすじ通り 機械的に ストーリーを書いているだけ。しかも 同じ場面を3回も繰り返して。このストーリーが観客にとって退屈であることに脚本家はもっと敏感であるべきだった。 3人の視点で描くのなら それぞれの視点によって物語の真実とか正義とかが全く違って見える・・ということを描かないと面白くない。
セットと 衣装は素晴らしかったと思う
逆光撮影のところはフレアが入りまくっている。 多分 オールドレンズで撮ったと思うがコーティングがダメになってると思う。役者に払うギャラを少し削ってもらってコーティングのし直しをすると良いだろう。 多分 数百万円もあればできる。日本でならね。
それにしても作品の出来と不釣り合いな高い得点が入っている 巨匠の名前だけで酔ってしまう人がいかに多いかということだ ビジネスの参考にしてほしいな
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