「いろいろな意味で問題作。」最後の決闘裁判 takeさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろな意味で問題作。
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大好きなリドリー・スコット監督作品。
物語は登場するメインのキャラクター3人の視点でそれぞれ描かれていきます。
なにしろ女性に権利なんてなかったと思われる時代の話。主役の一人マット・デイモン演じるカルージュの視点で観ると、カルージュガンバレ!悪徳代官になんか負けるな!とつい力が入ってしまうのですが、徐々にいろいろな疑問が湧いてきてアレ?っ思わせるように作られているのがニクいですね。
ただリアルを追求するリドリー・スコット監督。
あの残酷な性描写を何度も見せられると少し胸くそ悪くなってくるのも事実。女性の視点で観た時にあのシーンはホントに何度も流す必要があったのかと思わずにはいられません。
ベン・アフレックを含め役者の演技は迫真で素晴らしいし、ホントは★4から4.5でもよかったんだけど、あのシーンに関する疑問が抜けず3.5とさせて頂く事にしました。
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