「襲う欲望、襲ってくる疲労」最後の決闘裁判 ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
襲う欲望、襲ってくる疲労
とりあえず見終わったあとの感想なんですが、長い!とにかく長いってのがありました。
物語は3章に分けられ構成されており、ジャン(マット・デイモン)、ル・グリ(アダム・ドライバー)、マルグリット(ジョディ・カマー)それぞれの視点で決闘裁判までの流れを見せていきます。1人あたり大体40分くらいの尺で展開されるのですが、2人目、3人目となってくるともうそのシーンは見たよって思ってしまいます。
ル・グリがマルグリットに強○をしたか否かがメインになってくるのですが、ル・グリがかなり身勝手な男で、男性の有害性がとても強調されているなと思いました。ただ、ジャンもジャンで粗暴な面が時々見えて、完全なる善には見えませんでした。
戦闘シーンはとても見応えがありました。ジャンvsル・グリの乗馬での槍の投げ合いや、剣での一騎打ち、肉弾戦と余すことなくパワープレイが楽しめます。他にも戦闘民との殺し合いも容赦のないものが見れて心躍りました。
ただ、いかんせん長いため、時々集中力が切れてしまう場面がありました。頑張れば120分切れた作品が作れただろうなと思うと、なんだか勿体無い作品でした。本国アメリカの興行もイマイチらしいのも頷けます。う〜ん…
鑑賞日 10/18
鑑賞時間 16:40〜19:25
座席 I-8
コメントする