Pure Japaneseのレビュー・感想・評価
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難解映画では近年稀に見る快作!
本格アクション!!大いに笑える狂気w
身体と心で感じる、体感型アクションムービー
大きなスクリーンいっぱいに広がる
迫力のアクションシーン。
立石の狂気が宿った鋭い眼光。
神社のある山深い大自然。
忍者ショーのテーマパークがある
どこか懐かしく、怪しげな街の風景が
独特のトーンの照明に映し出される事で
より神秘的なものに感じました。
物語が進むにつれて
不気味な重低音が、身体中に響きわたり
物語の不吉な展開を感じさせます。
アクションシーンと共に流れる音楽は、
幻想的で日本の伝統美を感じる雅やかなものでした。
これらの、視覚、聴覚、身体全体で感じる感覚の
相乗効果で、初めて観た時は、衝撃的で、
ただただ圧倒されてしまい、放心状態でした。
また、物語の内容も、日本人の定義とは?
というテーマも、1回観ただけでは理解できずに、
頭の中が、疑問だらけでした。
映画館を出た後も、ずっと考えて
家で自分なりに考えた事を確かめに、
何度も映画館に通いながら、徐々に謎が解けて行き、
自分の心境が変化して行く過程は、今まで味わった事のない楽しさでした。
物語の中で感じた
人間の逃れられない運命、奥底に眠る怒り、
人生の儚さ、刹那的な煌めき、散り際の美学のようなものに、魂が震えました。
映画館の、空間内で受ける、身体的な刺激と
脳内の想像力とが相まって
自分の奥底に眠っていた
Pure Japanese の魂が、共鳴して、
映画館に通う毎にその共鳴が、強くなって行くのを
感じています。
初めは理解するのが難しかったですが
内容を理解すればするほど、共鳴と感動が深くなり
何度も、映画館に Pure Japaneseを体感しに行きたくなります。
画面に釘付けになります
体感型アクションムービー
映像だけでなく音と光も重要な役割を担っている。
スタント無しのアクション、強く鳴り響く音、繊細な光の演出。制作者の意図をフルに演出できるインフラが整っている映画館で、是非とも臨場感を味わってもらいたい作品。
アクションシーンかき集めても映画は完成しませんよ
今までにない映画体験をしたい人は必見
エンタメ性と作家性の好バランス
音と映像で共鳴する体感型ムービー初体験でした
バイオレンスアクションムービー
血を見るの苦手なわたしが観れるかなって
ドキドキしながら観に行きました。
思ってた以上に血みどろでちょっと怖かったけど
それでも釘付けになるような映画でした。
何度もルーツを思い出させるような音。
こんな空気が澄んでるような場所で何故…って思うくらい綺麗な景色。
どんなに純粋な場所でも
どんなに純粋な人でも
そこにはなんらかの闇が隠れてたりするんだよ。
恐れずに思い出して
闘って一歩踏み出してって言ってるみたいでした。
大和魂ってこんなのだったかな?
何人とかそんな枠組み必要かな?
いろんな問いかけが投げつけられるような映画でもありました。
これはどうかなってとこだけじゃなく
日本の素晴らしいとこも
その中のひとつにアクションが
光と音楽をバックに舞うように美しいアクション
人を助けるために、自分を守るために
がむしゃらに戦うアクション
すごい音と映像で
観終わった後は放心状態になっちゃったくらい
登場人物たちのいろんな気持ちや痛みに直に触れて
自分のことみたいに体感した映画でした。
とにかくその初体験がすごかったから
ぜひ映画館で観てたくさんの人に体感してほしいです。
重い映画のように感じるかもですが
実はユーモアもあって
何度も観たくなるような面白い映画でした。
噛めば噛むほど味がでてくる映画
ピュアジャパニーズ、純粋な日本人?って言うタイトルが気になり鑑賞。
江戸村が舞台というので時代劇なのかと思いきやアクションスタントを江戸村でやってる現代の日本人の物語でした。
よくあるヤクザに嫌がらせされてる女の子を主人公か助ける物語だと思ったら途中からえ?って事がたくさんあり頭の中て???って理解しきれないまま進んでエンディング。最後まで見ても分かったような分からないような…。
普通エンディングで感動するけど忘れてしまうような映画が多い中でこの映画に関しては胸がざわつき逆に観る前より気になってしまうという…中毒性の高い映画です。
もやもやしてたら先週からコメンタリーが始まったというのでもう一回見てきました。
そしたらだいぶすっきりはしたんだけどまだ核心は分からず…。
一つ分かったのはディーンフジオカは明確な答えを出さずにまず自分たちで日本人について考えましょうというメッセージを入れてるんだろうという事。
自分の国なのに考えたことのない私にはまだ分からない、ただやっとこの映画をきっかけにスタートラインに立てた所です。
もちろん難しい事を考えずにディーンさんと坂口さんのぶつかり合いが最高にかっこよくアクション好きの人が楽しめる要素満載なのでそれを堪能するのもあり。
あとこの映画音と光がすごくいいから劇場で見て欲しいな。
私は忍者や戦いにハマってる息子に手裏剣の話したら種類とかまで聞いてくるのでもう一度見に行くか悩み中。江戸村も行きたくなったー!
これってやっぱり中毒性??
日本語人度を測る実験装置
日本の言語や見る視点を変えると色んな見えない事が見えてくる。暴力も言葉や身体的なダメージだけでなく、見えない思考で人を判断する事の怖さを感じた。狂気や暴力の中にあるpureな正義を探すと見えてくるものがあった。
日本語人度を測る実験装置は怖すぎた。
未だ解釈に悩んでいる映画
予告動画を見て、バイオレンスが凄そうで少し尻込みはしたものの、あのディーン・フジオカが企画した映画だから、ただ怖いだけの映画じゃないだろうと思い鑑賞した。
公式サイトに載っているトリビア等を読み、軽く予習をしてから観たが、正直、解釈は難しい。
いや、映画自体は普通にバイオレンスアクションムービーとして楽しんだ。
意外と自分は血飛沫系に耐性があったようで、具合が悪くならずに済んだし、ディーンや坂口征夫らが繰り広げるアクションは見ごたえがあった。
撮影の舞台となった日光江戸村も、子どものころよく訪れていたので、その街並みに懐かしさを覚えていた。
ただ、私はそんなに物事について深く考えられる人間ではないので、残念ながら、彼が二重三重の意味を持たせたこの映画の真髄を、核となる部分を未だ理解できずにいるのだ。
日本人の定義とは何か?
100%ピュアな日本人とは、どのような日本人なのか?
日本語OSが日本人を乗り物として扱っているのなら、あの結末は何を意味しているのか?
分からないことがあり過ぎて、「早く答えを教えてくれ!」という気持ちにもなるが、そうやってすぐに答えを求めようとするのも、なんだか自分自身に負けたような気がしてもやもやする。
是非世界でコンペに出して欲しい。
この作品は冒頭のモノローグにあるように「言語」がキーワードになっている。
言語の違い、生まれて育った環境その違いは、果たして人種で分けてしまうものだろうか?
見終わったあとに、もう一つのキーである鏡に自分を映して暫く考えてしまう。
この作品は日本上映の後、世界で上映するべきで、世界から見た日本、日本語OSについて私達日本語人が知る術となる。
美しい映像と音を体感するために、是非劇場でみて欲しい。
現代で大和魂を極めるとこうなる…
初見の時には立石の言動、行動、スイッチの入り方、現代でのチャンバラバトルに、なぜ、どうして?と疑問が沢山出てしまい、立石のあまりの美しさだけに見惚れて終了してしまいました。
あまりに振り切った表現方法により日本語人とは?、日本文化に影響を受け思考を確立している私達は少なからず立石要素はあるのではないか?とか立石のことだけでなく日本語とは?日本人とは?を深く考えさせられました。
私は日本語OS搭載の日本語人だったのかと、これ面白くないですか?
映画をもう一度観てみたいって思ったことはなかなかないのでこんなぶっ飛んだ面白い企画をよく考えてくれたと感心してしまいました。
共感できるできないではなく、立石の極めに極めすぎた究極の大和魂を堪能することに集中することがおすすめです!
ぜひ美しすぎる侍を堪能してください!
PureJapanese
観ないと後悔するよ!
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