「石田泰子さんの翻訳の妙」ディア・エヴァン・ハンセン sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
石田泰子さんの翻訳の妙
素晴らしい音楽とほろ苦い物語、とても上質な作品
こうあってほしい・こうあってほしかった、っていう、
それぞれの人の我儘が、場の空気に流され咄嗟に飛び出したエヴァン・ハンセンの嘘をキッカケにして、ガチャガチャと積み重なっていく
そしてそこにはやっぱり脆さがあって
でも、もし何も起こってなかった世界と比べたなら、みんな確実に自分の殻から一歩踏み出せてる
翻訳の石田泰子さんがとてもいい仕事をされてた
元々がミュージカルだし、歌詞つまり台詞が大事なところ、あぁ、それをこう訳すのかなるほど、って感嘆しつつ観た
"You will be found" って言葉が、とても大事なテーマとして繰り返し出てくるけど、これだって訳すの難しいよね
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