ずっと独身でいるつもり?のレビュー・感想・評価
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多様性
4人の女性が登場し、4者4様の暮らしが見れる。
この作品にスーパーヒーローは登場せず皆等身大の人間として描かれる。
孤独というテーマは男女限らず普遍的なテーマだと思うのでその部分は僕に刺さった。
それにしても田中みな実さんが本当にすごい。
最近演技を始めたとは思えないほど自然な味が出ていて凄かった。
松村さんも荒削りなところはあるがぶりっ子と本音の二面性を上手く見せていた。
最後の座談会は蛇足かと。
尺伸ばしせずにすっぱり終わってくれても良かったのでは。
もちろん見るか見ないかは個人の自由だが。
劇場の照明もついていた中でのおまけの上映は新鮮だった。
ダメな男の詰め合わせ
闘いは避けるに限る
女性視点で幸せとは何だろう…をみせる群像劇。
10年前に女性の人生に於ける幸せについてを述べた大ヒット作品を書いたライターの女性が、36歳になって歯切れが悪くなる話を軸に、結婚して子育てをする女性や、ひとりを謳歌する女性、ギャラ飲みに終始する26歳の女性等々をみせて行くけれど、人と比べたり、虚栄をはったりする必要はないんじゃないかなと感じる。
アーポンギ女はちょっといただけないけどw
どんな立場でも上を見たらキリがないし、考えて我に返れば孤独だって感じることはありますよ。
依存しなければ生きていけない人もいれば、一人が好きな人もいる。
我慢ゼロな人生などあり得ない。
どこで満足するか何をみているかじゃないですか?
自分は幸せになりたいとか、幸せって何だろうって考えない時間が続いていたら、それは幸せなんだと思う。
ちょっと描いている世代が違うけど、似た様なことを謳っている作品を連続でみた感覚が…w
中尊寺ゆつこの漫画の令和版
タイトルなし(ネタバレ)
前半はなんか
バブリーな作品と思って すこし退屈でした
ラストあたり 婚約破棄になったあたりから
やっと本音が出て 面白くなりました。
正直 この時代にまだこんな考えな女性はいるの? 男性もこんな考え?ホントに?
って 引いてしまいました
田中みな実さんは 頑張ってるんだけど
回りの役者さんのすごさが かえって引き立ちました ホントに名俳優ばかりでした
いやいや ラストのみなみさんの笑顔はよかったけど
自分は 無理しない みんなのみな実 さんが好きだなー
テレビのスペシャルドラマでよかったかも
化粧は武装
かつて女性の幸せについてのエッセイ本を出して売れたライターで年下の彼氏がいる36歳のまみ、そんなまみの本をバイブルにしていた由紀乃、専業主婦の彩香、パパ活をして生計を立てる美穂、4人の女の話。
ジェンダーを題材にした作品が好きなので一応見てみたものの、今作は結局「天から見下ろす男性と当事者の女性」という構図からイマイチ抜けきれていない印象だった。
冒頭、「ずっと独身でいるつもり?」というバラエティで始まるのだが、こういう男性司会者が女性達の話を聞いて上手く回していくバラエティ番組(私は「女が女に怒る夜」って番組を思い出した)って、女は当事者として見るけど、男は「また女同士争ってるよ」と外野から見ることになる。
女同士が対立すると男性が完全に外野になるので、作品内でこういう題材を扱うなら未婚既婚や年代で女性同士を対立させないことが大切だと思う。少なからずこの対立を煽っているのは男性からの「上からの態度」。
今作でも、休みの日に出かけるのに旦那の許可を取る彩香、「今の性で活動"して良いよ"」と言われるまみ、男性から若さを求められ選別される美穂、「一人で生きていけそう」という由紀乃の元カレの言葉(女性は自分が守ってやらないとダメだと思ってるから出てくる言葉だと思う)など、4人の不安感に影響を与えている要素として出てくる。だったら、そこで不満を同性にぶつけてほしくなかったな。
あとは誇張されすぎた周囲からの明らかに傷つく言葉、理解のない男の言葉が、逆に今こんなこと言う人いないレベル。世代が違うからかもしれないけど少なくとも私はそんなこと言う人に出会ったことない。それよりも、もっと自然に言われることに違和感があって生きずらいんです。
でも化粧が女性の武装として描かれてるのが好きだった。男より30分早く起きなきゃいけないけれど、30分自分の顔を見つめて色んなものを塗り重ねていくのは、自分のドロドロした部分を綺麗に隠していく行為でもあり、生きずらい外の世界で笑ってられるように綺麗に武装をしているのかもしれないと思った。だからこそ美穂がホテルから逃げる時に唯一リップだけを握りしめていく。
あとはロケーションがやたら『あのこは貴族』っぽいところが多いのと、まみの彼氏の家に置いてあるひろゆきや西野さんのビジネス本が『花束みたいな恋をした』の本屋のシーンを思い出したり、今年観た映画の幻影を見てるのかと思いました。
女性にはとてもリアルな映画なのかと。
考えちゃうけども
#91 誰でも結局死ぬ時は1人
結婚してようが親がいようが彼氏がいようが、結局自分の悩みは自分にしかわからないし、死ぬ時は心中しない限り1人で死ぬ。
人と一緒にいる人が羨ましそうに見えるから、1人で生きてる人が寂しそうに見えるのかな?
私、1人で辛いのって韓国行ってご飯食べる時と、1人で酒飲む場所に行く勇気がないから1人旅で飲みに行けない時だけなんだけど。
あとはなんでも1人で出来るし気楽だけどな。
ウチの姉、今時珍しいくらい孫が7人もいるけど(しかもまだ増えそう)、みんなに見守られて幸せに死ねるとは思えないけど。それが日本人が描く幸せのステレオタイプなら、姉は超幸せ者だわ。
ターゲット層は一人で見る事をお勧めします
女性に限らず、人生の幸せって何だろうか
10年前に出版したエッセイがヒットし有名作家となった本田まみもそれからヒット作が出ず、36歳となっていた。そこで、配信番組のコメンテーターをするなど、作家以外の仕事もしていて、5歳年下の恋人と結婚に向けて交際を続けているが、仕事をやめる事など価値観の違いから怒りが高まってきた。その他、同じく独身の2人の女性と1人の主婦、計4人の人生の悩みを、幸せとは、を考えさせられる話。
女性に限らず男性も女性の幸せとは何だろうと考えるきっかけにもなるストーリーだと思った。
田中みな実、市川実和子、松村沙友里、徳永えりの4人とも違った形で幸せを探しそれぞれ悩んでる姿が良かった。
チラリと出演してた中井友望が可愛かった。
思ってたより良かった!
気になる監督の作品だったので鑑賞したけど正解だった感じ。
田中みな実さんには興味無かったかど、終わってみれば素敵な役者さんになった感じで今後に期待。
彼女が演じるのは、過去に独身を推奨するみたいなエッセイがヒットした本田まみ。
その他、彼女のファン。子持ちの主婦。パパ活女子などの登場人物達のオムニバス的な展開。
みんな今の自分に満足出来ず、悩みながら生活しているストーリーが展開。
そんな中、まみがテレビ番組で想定外のコメントが皆の心を動かす感じがとても良かった。
パパ活女子。自分の殻を破る為、「バイバーイ」と言いながら川にある物を投げるシーンがとても良い。
その後の新しい人生も微笑ましい。
子育てに悩む主婦が可哀想だったけど良かった。
本作のタイトルの通り、独身で行くか結婚するか?みたいな内容だと思ってたけど、みんなの成長物語的な作品で満足度は高め。
作品で流れるBGMが心地よい。
お洒落な感じで作品にマッチしてた印象。
男子はカレーをスパイスから作るのはやめた方が良いかも( ´∀`)
独身と既婚の二分ってどうなの?
想像を一切超えない展開
パンフレットないので☆0.5減。
田中みな実という女優さんは美人だし、演技も決して下手ではないのですが、主演となると迫力というか惹きつける力が弱いように感じます。「ルパンの娘」でドロンジョやっていた時はそこまで思わなかったのですが。
内容はさまざまな立場の四人の女性が出てくるのですが、予想通りの悩みを抱え、予想通りの結論を出していくのでサプライズがまったくありませんでした。四人が互いに影響を与え合う絡みがあれば面白かったのですが・・・。
エンドロール終わったので出ようと立ち上がったら劇場限定キャストアンド監督の挨拶動画が15分前後あったのですが、どうでもいい内容ばかりでせっかく本編終了後なんだから映画の撮影秘話の一つもすればいいのに、それだけでも内容の薄さが透けて見えるなと思いました。
どういう視聴者を想定しているんだろうとは思うけど…。
今年178本目(合計242本目)。
なお、私は男性の独身です。
内容の趣旨的に言えば「結婚するのか必ずしも幸せなのか」「独身でいることは悪なのか」ということを伝えたかったのだろうということはまぁわかります。
ただ、一方で、表現全体がかなりこう、幼稚な印象を受けました(最近だと「かぐや様を告らせたい~」レベルの描写)。すると、その描写からすると中学生~高校生あたりの女子高生を想定しているのかなと思う一方、結婚する・しないという話をこの層にかなりストレートに投げてきますので(中には民法の親族編的な話も出てくるが、それは表立っては出ない)、どういう層を想定しているのか正直わかりにくいです。
趣旨的には理解できるし、「結婚する=幸せ」「結婚しない=不幸」というんじゃないんだよということなのだろうと思うのですが、それは程度の差こそあれ30年前ならまだしも、現在なら多くの人は理解しているのであり、正直、「もうちょっと突っ込んでよ…」という部分は結構あります(もっとも、親族相続の話を民法的にし始めると、法律的な映画になってしまうので、今度はベクトルが全然違うことになってしまう)。
趣旨自体は十分理解できるのですが、かなり人を選びそうな予感です。
公式サイトやここの特集その他を見てからでもよいのでは…という印象です。
前評判もあまりよくなかったのか、400人近く入れるシアター枠が割り振られているのに、たった2人しかいなかった(=換言すれば、もう1人しかいなかった)のが印象的です。
なんばパークスシネマさんの発券ミスかと思ったくらいです。
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(減点0.3) 上記の通り、かなり人を選ぶかなという印象はかなり受けました。
正直、その部分を間違えると確実にいわゆる「地雷枠」ということになってしまいます。とはいえ、言いたいこと自体は理解できるし、行政書士合格者レベルの知識でも、民法の親族相続(特に、親族編の結婚離婚に関すること)に関してはおおむね妥当な描写がされているので(ここはいい加減になると、実際に真似する人が出るので危ない。親族相続は当事者の意志が尊重されるので、役所側のミスでも一度受理されると、取り消しは一般になじまない行為)、そこは理解もできるし、あまり大きな傷にはしませんでした。
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【”貴女は、今、幸せですか?”ふくだももこ監督が、世に蔓延る”女性はかくあるべし”という古臭い思想に、怒りを叩きつけた作品。独りでも、世間の目を気にせずに、逞しく生きる大切さを描いた作品でもある。】
ー 序盤から、出演する男達が口にする言葉に苛苛しながら、観賞。-
◆感想
・本多まみ(田中みな実)の”カレーをスパイス調合から作る”恋人がいつも、彼女に掛ける言葉。”優しい笑顔が好きだなあ・・”
- この優男がまみを表面上でしか見ていない事が、良く分かる。
だが、彼女自身も10年間に大ヒットした女性の自立をテーマにしたエッセイ以来パッとしない生活を送っていた。-
・まみが、実家に帰った際に、優男も”婚約の報告を・・”とノコノコとついて来て、相変わらず”優しい所が、好きなんです・・”などと言っている。
- まみの父親の”こんな娘を貰ってくれて・・”という言葉。あー、このお父さんも古臭い思想の持主ナンだねえ・・。嬉しいのは分かるけれど、娘はモノではないぞ!
そんな優男の姿を見て、まみの母親(筒井真理子:良い女優さんである。)が、彼女に言った言葉。”私みたいになっては駄目だよ・・”。
まみの母親は、優男の本質を見抜いていたのであろう。自分の夫と同じ本質を・・。-
・並行して、まみの著作に影響を受け、冷めた目で世を眺め、”呟きながら”老後の心配をするユキノ(市川実和子)の姿も、現代に生きる女性の悩みをうまく表現している。
・同じく、夫との間に子を設け、人気ブロガーになっているアヤカ(徳永えり)の悩みも綴られる。
子供の世話とは、一緒に遊ぶだけではないぞ!。
・同じく、パパ活などで、お金を稼ぐミホ(松村沙友里:アラフォーのオジサンとしては、最初に一番苛苛した女性を、好演している。)も、若い若いと思っていたら、いつの間にか、自分もおばさん予備軍になっている事に気が付いて・・。
<4人の女性達が、世の風潮に惑わされ、抵抗し、利用しながら生きる姿を描いた作品。
結婚とは、無理にするものではなく、例え一人で生きて行くとしても、世の意見など気にせずに、逞しく生きる事の大切さを描いた作品である。>
□上映終了後の、主要俳優さん達と、監督の遣り取りが面白かったなあ・・。
美術さんが神がかってる全女子に見てほしい
ベストセラー出して大成功のコピーライター×革命のファンファーレ買っちゃう意識高い系商社マン
多分キャリアウーマンのサバサバ女×モラハラ気味の元カレ
フォロワー数23万のママさんインスタグラマー×子育てしてるつもりのアホ旦那
お酒飲むだけで時給三万の無敵パパ活女子×六本木
側から見たらみんな幸せな女
成功してる女
でもみんな自分の幸せはなにか、老いることをおそれながらあ、生きることを模索してる
女の幸せってなに?結婚すること?1人でいたら可哀想?
現代ならではの映画
そして男どものアホさよ
女の扱い方は義務教育に導入しましょう
それから最近は付き合うと地雷なの3Bじゃなくて3Cらしい
cameraman
creator
curryをスパイスから作る男
ワロタ
あなたは今幸せですか?
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