ずっと独身でいるつもり?のレビュー・感想・評価
全85件中、21~40件目を表示
松村沙友理の映画
田中みな実さんご本人が「主演とは名ばかりの4人の女性の物語です」と仰られていたが、さほど特徴のないキャラクターを味付けし過ぎずに上手く演じられていた。
彼女を中心にあと3人の女性のストーリーが進んでいくが、とにかく松村沙友理の役どころが魅力的。パパ活女子であれ何であれ、本人が生き方を変える気さえあればそれは決して難しい事ではないのだ、とサラッと伝えてくれる。
ありきたりなタイトル、キャスティングに囚われず是非観て頂きたい。
女性の幸せとは?
男性にとってはつまらない映画かもしれない思うけど、20代後半〜30代女子は共感できるところがきっとあると思う。
女性の幸せは結婚?仕事?子供がいること?
色んなところで扱われるテーマだけど、やっぱり面白かった!
田中みな実は本人のイメージと重なるところのあるキャラクターだからか、すごく自然で、合ってるな〜と思った。
どこかでやっぱりみんなが歩んでる普通の人生のレールに自分も乗っていたいって気持ちがあって、そこから外れそうになると焦る気持ちや、その気持ちを周りにはバレないように隠したいって思いがある。
だからこそ、そこから自分の意志で外れる人をどこかでうらやましいって思うのかな。
私は好きな映画でした!
むかつく?
とにかく前半はムカつきっぱなしだった。
36歳の独身の私には登場人物全てが敵に見えた。
敵に見えるということは、
的を得たストーリーという事になる。
登場人物4人の女性にスポットを当てたストーリー。
各々が抱えている思考に共感も持てるし、嫌悪感も持ててしまう。
自分自身を認めたいと思いながらも自分を否定して過ごしている各々。
まさに自分だ。鏡のよう。
SNSを利用した場面やアマプラの番組の出演者という設定はとっても面白った。
実は題名を見て、絶対この映画は観たくない!って思ってたけど、なんとなくプライベートで落ちてたので勢いで観てしまった。
観終わって感じたのは、
やっぱり私は今の恋愛に納得いっていないんだな。と。
結婚するにもしないにも、逞しく生きていく。って
最後のフレーズはグッド!!
同感です。
ベースは自分一人で生きていても幸せである事が大事。
そこにプラスで彼氏や旦那が居て、もっと幸せ!
子供が出来てもっともっと幸せ!
というのが理想。
男の言いなりになんてなってたまるか。
キラキラした中に悩みを抱えて生きている女性たちの話で、似た境遇では...
キラキラした中に悩みを抱えて生きている女性たちの話で、似た境遇ではない自分にも刺さる台詞やシーンがありました。
もし、登場人物たちと似ている悩みを抱えている人が見たら、「ちょっと頑張ってみようかな」と思える作品なんじゃないかなと思います。
いろんな人生があっていろんな生き方があっていいよねーって、改めて思いました。面白かったです!
ろくな男がでてこなすぎて、(笑)
こんな感じの男ばっかりの社会で
わたしたち女はこんな頑張って生きてて
なんで幸せになれないの?
って押しつけのようにも感じました(笑)
あと、
「結婚しても、仕事では名前は変えなくていいから」的なことをさらっと言われるくだりで、
「女性側が名前を変えるのが当たり前、の時代ではないんだぞ」のメッセージだったのかぁと、後から気づきました。
にしなの曲が、合っててよかった。
女性のいくつかの価値観を知れる興味深い作品
田中みな実さん主演とのことで鑑賞させていただきました。
恋愛、結婚、お金、仕事、パパ活、SNSなどに焦点を当て現代の女性の”幸せ”とは何かそして、一見華やかに見える都会で生きる女性たちの孤独や寂しさ、希望についての映画です。「女性は結婚して子供を産むのが当たり前」「結婚したら嫁さんは仕事をやめるのが当たり前」というような当たり前の考えに束縛される女性のつらい心情はわかりやすく表現されてい作品でした。
自分は男性でまだ高校生ですが考えさせられることが多くありました。この映画は女性に向けた映画だそうですが、結婚願望のある男性も見たほうがいいかもしれません。男性にはわからない女性の価値観を学ぶことができます。ぜひ皆さんにも鑑賞していただきたい映画です。
人生とは苦である。
#ずっと独身でいるつもり? 最高!
#田中みな実 演技すごい!
#仏教
#仏陀
#日日是好日
この映画を、見て思い出したことがある。
『人生とは苦しみである』とは仏陀の教えの一つである。
結婚しても、しなくても苦
子どもが授からなくても、授かっても苦
就職できなくても、できても苦
出世できなくても、できても苦
有名になれなくても、なっても苦
貧乏でも、金持ちでも苦
人それぞれの立場相応に苦しみがある。
では仏陀はただ、悲観的なことを言いたかったのか。
いや否である。
仏陀は人生は苦であるという本質を見抜き、
苦の中に魂の成長があると教えてくれた。
さらに、自分の苦しみの原因となっている執着を捨てなさいと。
結婚で悩む人には、結婚への執着を捨てよと。
お金に苦しむ人には、お金への執着を捨てよと。
健康に苦しむ人には、健康への執着を捨てよと。
本当に心の中から執着を取り去った時にあなたにとっての幸福を見出せると。
幸福とは人との比較や優劣の中にはない。自分の中にすでにあるものだと。
晴れの日も雨の日も
嬉しい日も辛い日も
「私は今日も最高に幸せです」と心から言えることが素晴らしい。
日日是好日。
最高!
人によって感じ方が異なる
まだ結婚についてあまり考えたことがありませんでしたが、この映画をきっかけに考えるようになりました。
30歳を超えたくらいに見ると、また共感できる部分が増えるかもしれないと思いました。
松村沙友理さんの演技が個人的に、とても好きだと感じました。特に、彼女が涙するシーンでは、感動し貰い泣きをしました。パパ活女子を演じ切りながらも、彼女のまっすぐな人柄が出感じられる気がしました。今後が楽しみです。
稲葉友さんの演技も、無神経な男役でしたが、個人的に、嫌な感じが良く出ていて良かったと思います。全く違った役での彼の演技を見てみたいと感じました。
いるつもりw 女性の方が共感しやすいだろうけど
隣の芝生は青く見えてしまうから、大抵誰しもが陥るストーリーでした。
でも、流石の田中みなみ我を取り戻しましたw
白に統一した部屋にジーンズが映える
らしい素敵な部屋で目覚めた感じが納得でしたw 2.8
ずっと未婚・既婚にこだわってるつもり?
結婚に囚われているのに恋愛相談のコメンテーターを務めるライター。独身を謳歌しているようにSNSでは見せて結婚願望を承認欲求でごまかすキャリアウーマン。広い家と子供に恵まれても育児に非協力な夫に悩む主婦。P活で若さを売って20代後半を迎えたギャル。夫に尽くし続けてきただけの母親。
全部、今を映し出したようなシーンの連続。
これだけで令和がはじまった頃の日本を振り返る時に貴重な参考資料になりそう。
ただ、描いているのは「結婚って何?」「幸せって何?」という普遍的なテーマ。
現代は昔と比べると女性の自由も大きくなって、選択肢が増えて生き方も様々になった。だからこそ迷うし悩むし間違える。
こういう映画を観て「結局は自分らしく生きろって事なんじゃないかな、いつの世もさ」みたいな安易な総括をしたくない。
そんな簡単じゃないからみんな不安の中サバンナをサバイブしてんだよと思う。
そう、ドラマや映画みたいなそんな簡単にはハッピーエンドに辿り着かない。
だからこそ、みんな今までの自分から一皮むけて新しい生活を見い出すラストがフィクション過ぎて、緻密に描かれたリアリスティックな世界から「あ、そっか。コレ映画だもんね」と現実に引き戻されて、興醒めしてしまう部分も…。
あと、登場する男が(叔父さんを除いて)全員どうしようもなくて、かなり露悪的に描かれている。
もちろん、意図的に悪い部分だけを強調しているのだけれど、独身も夫婦もすべてデメリットだけの片面提示なのが気になった。それぞれ良いところも絶対にあるからね。まあ、尺の問題もあるから仕方ないか。
最後に、田中みな実に「愛される事や人にどう見られるかばかり考えてた」と言わせた時点でこの作品は成功している。
依存からの脱却
結婚は逃げ道ではない。
1人でも生きていける男女が、それでも一緒に生きたいと思って初めて、意味のある結婚ができる。みたいな言葉を聞いたことがあるような、ないような…。
人生って無数に選択肢があって、大人になったらその選択一つひとつに責任を取らないといけないものだけど、ときどきそれらから全部逃げて、人まかせにしたくなってしまう。
まみちゃんにとってはその逃げ道の一つが結婚だったんでしょうけど、でもやっぱり他人に丸投げした人生なんてたかが知れてる。ただ、こと「女」という性は、一見すると、男に幸せにしてもらうような生き方もアリなんじゃないかと思えてくる。
でもそういう人生って、きっとどこかで自分を殺している。彼女の婚約者のように、女は男を癒す生き物であると信じて疑わない人だったり、あるいは彼女の父親のように、女を自分より下に位置付けることで自分の存在意義を確かめている人だったり。そういう人が求めている「女」を演じることはそこまで難しいことじゃないかもしれないけど、でもそれじゃ違うんだって、改めて思わされた映画だった。
まだ社会に出ていない私ですら、女の子なんだから、もしくは女の子らしくと、まるで女を愛玩動物かのように扱ってくる男を何人かこの目で見たことがある。ちげえよ、私はそんなんじゃないんだよって、心の中で毒を吐いたことは数あれど、そんなことはもちろん言わずに、上っ面の笑顔だけ浮かべている。だってその方が楽だし、みんな優しくしてくれるから。
これって必ずしも間違っていることではないと思うんだけど、じゃあどうやって生きるのが正解なのか、やっぱりよくわからない。毎回毎回、そういう視線や言葉に過敏に反応してたら身が持たないし。
とにかく、人まかせにして生きちゃいけないよって、自分で自分の幸せ見つけろよっていうのが、この映画のテーマだったんかな。
なにが言いたいのかよくわかんなくなってしまったけど、補足↓
今回は女性を題材にした映画だから、どうしても女性ばかりにフォーカスが当たってしまうけど、もちろん男性だってなにも考えてないわけじゃない。彼らの男ならではの苦悩もちょっと見たかった。
自分を顧みて死にたくなった
「有難いお言葉の数々。本当にありがとうございます。でも、うっせぇよ!」「地元に帰って結婚して子供産んで、つまらない人生送れば?」「孤独死の7割が、既婚者なんだよ」「結婚すれば寂しさは消えるんじゃなかったの?ああもう、死にたい!」
現代の日本に生きる四人四色の女性たちが登場する本作。結婚して子供を設けることが幸せだと、女性を下に見る世間や男性に異論を唱える。自分が抱える寂しさを解消させるために結婚したいと願いつつ、親族から結婚や出産を薦められる私や、自分ばかり可哀想だと思い、他人を否定する私はひたすら死にたくなった。
慢性的な寂しさや嫉妬心からSNSの投稿に溺れるユキノ。そこにはこう書かれる。「一人に耐えられない寂しさで、結婚に逃げる(曖昧)」その矢は、物理的に一人で生きられるものの、世間の結婚という圧に悩んだまみに投じられたものだった。
以前壇蜜さんが結婚した際、こう話していたことが印象的だ。「一人で生きられると思えるようになったからこそ、誰かと共に生きてみたくなった(曖昧)」ユキノの言うように、結婚に「逃げた」場合は最初からうまくいかないのだろう。つまり私の考え方も、良くないのだろう。
まみが婚約者として相手を実家に連れていった際の、彼女の父親が私の父親と重なった。結婚して肩の荷が降りたと言いつつ、自らのパートナーを見下すような態度。誰かのために、自らを犠牲にするものなのか。結婚など考え方に正解はないからか終わりが曖昧ではあるものの、各々の幸せがひとつではないことは確かである。
またこの作品は、色んな人の思いを全て汲み取ることはできない、勝手な思い込みで何かを判断することは誤りだと暗に示している。皆何かを抱えながら生きている。他人の何かを批判するツールが無限にあるけれど、それを行う権利なんてない。
色んな人の叫びや背景から、ひたすら自分の小ささを痛感し死にたくなった。反省し、今後に行かせたらいい。
共感できるところ多々あり
40代半ばのバツ無し独身女です 笑
昔から結婚願望が無く 同窓会でも バツ無しが珍しいのか(田舎なこともありバツ無しはほぼ皆無)よく話題にされていました。
彼氏がいてもどこか窮屈に感じており、仕事だの遊びだの制限されることが嫌でたまらなかったです 笑
結婚は?子供は?なんで今まで独身なの?これからは?今までの人生、こんな質問や会話だらけでした 笑
そんな自分に共感することがたくさんある作品で 面白かったです。
結婚=幸せ と思っている人、そうじゃないと思っている女性にも観てほしいですね。
男性には、こんな女性もいるんだという目線で観ていただければ楽しめると思います。
なんと言っても田中みな実さんが美しいのでそれだけでも見どころだと思います。
全85件中、21~40件目を表示