「男の3Cの最後の“C”に吹きました」ずっと独身でいるつもり? あささんの映画レビュー(感想・評価)
男の3Cの最後の“C”に吹きました
現代社会でのサバンナを逞しく生きる全ての女性たちに見てもらいたい良作!!
女であることであらゆる呪縛に無意識に苦しめられている私たち。「もっと自分らしく、自由に生きていいんだよ」とそっと背中を押してくれる優しい作品だ。
独身で生きることに、ふと魔がさして年下男性と結婚を決めるライターの女性
彼氏に振られて老後は女友達で住もうと夢見る女性
意地でも六本木にしがみつき、若さと美しさを六本木の街に捧げる港区女子
結婚して子供を持てば幸せだと信じていたものは幻想だったと嘆く女性
藤井隆演じる人が一番まともなこと言ってて賛同できる。例えば、港区女子を斬りつける鋭いセリフには思わず頷いてしまったり。だけどただ斬りつけるだけでなく最後にはきちんと救いもあるところにも本作の優しさが感じられ、色んな女性の生き方を肯定している良作だった。
ブライダルチェックでのやりとり(不妊は女だけが原因とか未だに思ってるやばい彼氏)とか、結婚したら仕事辞める問題(婚約者のお母さんみたいな昭和から頭が止まってる人いるよね〜)主人公の父親やあやかの夫など、私たちの身近なあるある問題を拾い上げた描写には共感の嵐。
ファッションも可愛くって目の保養になる。
それにしても男の“3C”には吹きました笑
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