群がりのレビュー・感想・評価
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肉食イナゴというテーマの割に
全編通して重々しい雰囲気だった。
イナゴ食、シングルマザー、事業の失敗など色々テーマがあるがどれも
深掘りしないというか、なんというか中途半端。
テーマ自体が肉食イナゴとかかなりB級な設定をしている割に特に驚かせるような
展開もなく母のイナゴ事業への狂気という点でもイマイチ伝わってこない。
本来であれば肉食イナゴとか出てきている時点でホラーなので、そっちに重点を置くべきだと思うんだよね。だって肉食イナゴとかもう80年代くらいのホラーくらいしか無さそうだし。。もしくはイナゴへの思い入れが狂気に走るかだよね。ヤギを食われた以降は
普通ならもっと大型の動物→人間→パニックという展開が普通だと思う。
娘が母の狂気を明かした時にもう少し向き合ったやりとりがあるべきだし、あの男性の友人は簡単に死にすぎだし、出した材料が全部調理されずに終わってるかなって感じ。
とにかくずっと静かで展開もゆるく眠くなった。
Filmarksと映画 .comとの点数にちょっと差がありすぎだなあ。
Filmarksの点を見てこれなら見てもいいかなと思ったけど、映画 .comはかなり低くて。
気持ち悪いと書いてあったので見たけど、全然気持ち悪くなかった。
幸せとは
イナゴ狂いのシングルマザー一家に起きたあれこれによって、幸せとは何かを問いかけるハートフルなテーマを持った作品であった。 感情を誘導するBGMはなく、日を追うごとにイナゴの羽音と母の狂気が増していく。この緊迫感と無駄のなさは美しさを感じてしまうほど。 パニック要素もサスペンス要素もありつつそういうジャンルの柱に頼ったありきたりな映像はない。この映画でしか感じたことのない不安や興奮に少し病みつきになっている。 フランス映画だからどうっていう知識はないが自分が魅力を感じる映画の物差しとして今後はイナゴより面白いか否かが基準になるだろう。
短気な女
田舎でいなごをよく食べた。多様な調理法があるかもしれないが、わたしの知ってるのは甘露煮にしたやつ。食べたのはむかしで、畦でつかまえたのを母の実家のおばあさんが煮詰めた。 わるくないが、すごくおいしい──ほどでもない。昔から、やがて昆虫食がくる──という端倪はあったが、小ブームはあったものの、潮流にはなりえなかった。(と思うが、どうなのだろうか。) しろうとの考えだが昆虫食がビジネスになりえるのは食糧難の地域で養殖供給するシステムではなかろうか。──とすれば巨大企業のやることのような気がする。 なので個人経営でフォアグラ向け(アヒルの餌)なんてたかだかしれている。──と思いつつ見ていた。きょうみぶかい仕事ではあるが、二子を抱えて女手ひとつ。生産販売を軌道に乗せたいが、うまくいかない。 それ以前に──この主人公ヴィルジニーには激高癖がある。こんな癇癪持ちに畜産業なんてデリケートはことはむり。映…続きを読む
イナゴとコウモリに鰻
イナゴとコウモリは関係あるのかしら………
"キュア 〜禁断の隔離病棟〜"鰻のニュースのあと"本作?"デントコーンから、"アウトブレイク"蔓防へ
ちょうど"暴走地区-ZOO-"をS01E07まで進んでいたので、熊の変異と併わさってしまい。私は、"魔法が解けて"を観ているような気分になりました。
群の通過、後には何も残らない。(完全な邪推ですけれど、本作?はカンブリア爆発とボンベイ埠頭大爆発を掛けていますか?吸血鬼ものは"ヴァン・ヘルシング"をお薦めします。)
本当に嫌なタイプの映画でした。 見終わってひたすら後味が悪く、次の...
本当に嫌なタイプの映画でした。 見終わってひたすら後味が悪く、次の日も画面が頭から離れません。
びみょー
個人的には盛り上がりに欠けます。ちんたら眠くなるような展開が1時間20分以上続く感じ…これと言ってビクっとなる場面も無いです。もっとパニック系かと思ってみたのでちと残念。イナゴが群がる映画より母親のシングルマザーで生きて行くための追い詰められた精神面を描いた映画かと。あくまでも個人的にはですが。それにしてもあの大量のイナゴはCG以外にも本物をたくさん使用していと思います。ゾワゾワ。暇つぶしにながら見でも良い映画でしたー。
血の味を覚えたイナゴ軍団との禁じられた悪魔の契約、からの『鳥』
本作はあなたの虫嫌い × 集合体恐怖症を助長させる?たまたまの事故で、血を餌として与えたことが成功したことから、子供たちもそっちのけで自らを失っていく母親。展開それ自体は然るべきかもしれないけど、ビジュアル的にもインパクトのある衝撃のラストが待っている!文字通り血祭り。
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