ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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めちゃ面白いじゃないですかぁ😭
大好きな映画レビュアーさんが微妙な反応されていたので気になっていたけど映画館で観るのをやめた作品、、アマプラで配信されていたので期待せず観てみたら最後まで飽きずにしっかりストーリー追えて…最終局面ボロ泣きしました😭
確かにホラーとかシリアス展開を期待してる人にはつまらないと思います。。夢を追う人を純粋に応援したい気持ちがある人にはグッとくる場面があると思います。そして私は単細胞なのでこういう単純なストーリー展開で全然良い。サンディ大好き…
「ソーホー」光と影と闇
エドガー・ライト監督(1974年生まれ)
60年代の「ソーホー」に強い憧れがあるとの事。
人は過去でも現在でも、「見たいものを見て」
「聞きたいことだけを聞く」
だから生まれてもいなかった頃の「ソーホー」は、
新聞やテレビの伝聞で、エドガー・ライトが創作した理想郷なの
かも知れない。
パンクやヘヴィメタの流行る少し前。
ビートルズが一番元気のあった60年代。
エドガーに見える、見たい「ソーホー」はちょっと危ない
大人の世界。
エロイーズがサンディとシンクロして《生きたソーホー》
☆ナイトクラブ
☆ミュージックホール
☆バー。
そしてサンデイはクラブのマネージャー(黒服)のジャックと
出会う。
ジャックにとってサンデイを言いなりにさせるのは、
赤児の手をひねるようなもの。
歌手を夢見るサンディは結局、風俗嬢のような仕事をさせられるのだろう。
エロイーズとサンディがシンクロする映像が綺麗。
エロイーズが鏡を覗くと、写っているのはサンディだし、
お客とのダンスもエロイーズとサンディが目まぐるしく入れ替わる。
(CGは殆ど使ってないとの事)
ふとクェンティン・タランティーノ監督の
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
と比較したくなった。
1969年の2月と8月の物語。
タランティーノ監督は1963年にテネシー州生まれで、1971年にやっと
ロサンゼルスへ引っ越した。
だから記憶は後付けだと思う。
「ワンス・・・」は男2人(デカプリオとブラッド・ピット)の友情物語。
ハリウッドの1969年をお金をふんだんにかけて再現している。
一方この映画「ラストナイト・イン・ソーホー」は、
赤いネオン煌めく歓楽街→夜の光景が多い。
エロイーズに憑依したようなサンディは、エロイーズの夢の中で
ジャックに殺される。
大家の老婦人を演じたダイアナ・リグ。
彼女と白髪の男を演じたテレンス・スタンプ。
2人は1960年代に青春時代をロンドンで過ごしている筈だ。
ダイアナ・リグは「女王陛下の007」1969年作品でボンドガールを演じ、
ジェームズ・ボンドと結婚する予定だったとか。
人は「見たいものを見て、聞きたいことを聞く」
監督は作り上げたサンディを焼き払って、
エロイーズは乗り越えて行く。
「ワンス・・・」でディカプリオが火炎放射器で、ヒッピーを撃退したように。
過去のソーホーは、
過去のハリウッドは、
それぞれの監督作によってリセットされ、
・・・新しく生まれ変わった。
美しい映画だった。
60年代ポップスxスタイリッシュxホラーxミステリー
まず、この作品はホラー要素や流血要素があるので、そういったものがとにかく苦手!という方は見ない方が良いです。僕はちょっと苦手程度ですが、ビビるシーンもありました。
さて、ホラー・流血がある程度大丈夫という方は、さらに60年代の音楽やファッションが好きな方であれば楽しめると思います。ポップでスタイリッシュなホラーで、加えてミステリー的な展開もあり、自分の中では新ジャンルで印象に残る作品でした。
ソーホー地区の過去と現在
主人公(トーマシン・マッケンジー)はロンドンでファッションを学ぶことに。
夢の中で1960年代のソーホーに迷い込み、歌手を目指す女(アニャ・テイラー=ジョイ)になっていた。
映像を楽しみ、二人の女優の美しさに心を奪われる。
映画の世界
男性が男性であることの暴力性っていうのかな。
鏡とかガラスとか、うすーい1枚を隔てたらそういう時代というか。
いまだに劇的な変化/進歩ってしてないんじゃね?な前半から、
やっぱ女性も怖いわ、っていうか性別関係ないわ。の畳みかけ。
非常に絵のなるキャスト陣に、美しい画づくり。
最後まで映画の世界に引き込まれた。
大好き
やっぱりおもしろい!この映画は私が見た2021年の中で間違いなくナンバーワンの作品。時代背景もいいが、やっぱり音楽と映像とのマッチ具合がたまらない。単純にオシャレ!カッコいい!テンションが上がる!映画を見終えた後の高揚感は本当にすごかった!撮り方も最高にカッコいい!ストーリーも最後で裏切られる感じがしていい!やっぱりこの映画を1番に見てほしいのは新しく生活が始まる人。中学、高校、大学の入学や、社会人になる時、引っ越しをするときなど。大きく生活が変わる瞬間の人に見てほしい。頑張ろうと思えるし、人は見かけによらないと改めて思えるし本当にいい。サウンドトラックもめっちゃらかっこいいんでSpotifyとかで探して見てください。
MYタイムループ系🎬ベスト10入り確定!
60年代の音楽が全編に散りばめられ、それぞれの曲がストーリーとリンクしながらタイムループする展開に脱帽。
下宿先の大家さんは、元ボンドガールなので、007の看板を映したのは、監督の遊び心なのでしょうね。
当時の出演シーンを観ると意外にサンディーと似ているのは気のせい?
エドガー・ライト作品は、制作過程も気になるので、BDに収録されているメイキングを観たくなりました。
MYタイムリープ系🎬ベスト10
1.バックトゥザフューチャーシリーズ
2.ターミネーターシリーズ
3.ラ・ジュテ
4.12モンキーズ
5.インター・ステラー
6.LOOPAR/ルーパー
7.ラン・ローラ・ラン
8.ラストナイト・イン・ソーホー
9.サマータイムマシン・ブルース
10.TENET/テネット
素敵っ!
最初から最後まで目が離せない。
心を掴んで離さないとても素敵な映画でした。
まず音楽が素晴らしいし、映像も斬新。
物語も夢見るティーン映画のように始まり、
60年代と交錯するファンタジーから
ホラーに変わり、
何度も味の変わる飴玉のような
何度も色の変わる花火のような素敵な映画でした。
最近有機ELに変えたのだけど、
これで観るとくっきりし過ぎて違和感を覚えて
たのだけど、
ラストナイトインソーホーは自分的には
しっくり来て映像も最先端を行ってるのか?
エドガーライトは!と感服致しました。
ホラーミステリーなラストは誰が誰で
どう言うエンディングを迎えるのか?
とオープニングには想像もつかなかったラストまで
ドキドキしっ放しでした。
主人公2人も可愛いらしくて素敵だけど、
マットスミスもミステリアスでスーツがビシッと
決まっててカッコよかった。
おしゃれで華麗で、音楽が良いホラー映画
1960年代のナイトシーンとアニャ・テイラージョイが凄くマッチしていました。
特に前半の自信満々なダンスシーンとオーディションの歌声は必見です。
ホラー単体としての怖さはあまりありませんが、それ以上に喜怒哀楽をここまで感じられるホラーはあまりないような気がします。
最早ホラーなのかサスペンスなのかファンタジーなのか難しいところです笑。視聴後の満足感は高かったです。
今作は1960年代の話ですが、現代でも邦画業界で女優さん側からこういった告発があったばかりなので、改めて考えさせられる内容でもありました。
ホラー好き以外の方にもオススメできるおしゃれで華麗なホラーでした。
ラストナイト・イン・ソーホー
ホラー映画なのか…?映像美と圧倒的な世界観でホラー映画という事すら忘れる。
まず、主演の2人がめちゃくちゃ可愛い。それだけで目が引けるのにネオン街なんてもう反則でしょ。
圧倒的、美。
「怖い」と言うよりは「不気味」の表現のが合うかなぁ?
テンポも悪くなく、飽きずに楽しめました。
※批評には個人の価値観が含まれるのでご了承ください。
見える人の青春とはこんなにも大変なものなのか
拡張現実のようにあちらの世界とこちらの世界が重なって見える不幸のことなんですが、自分が実際こんな目にあったらすぐさまゲームオーバーになってそうです。
ネタバレなしではこんなことしか言えませんが、殺伐とした話なのに不思議とホッコリするのは登場人物がなんだかんだでいい人ばかりだと感じているからなのでしょうか。
親切な少年や気に入ってくれている先生だけでなく、マウントモンスターのルームメイトでさえなんだかんだで主人公のことを気にかけているのをわかってるようですし。
主人公のパワーの源泉が憧れということもあり、ポジティブに傾くと凄いことになります。
こういうのもお母さんの影響なんでしょうか(紙一重な感じもしますが)。
それにしても初老の男性に対する思い込みが酷い・・・
音楽いいッスね〜(◠‿・)—☆
霊感少女エロイーズが過去に生きる悲運な少女サンディとシンクロ、ホラー要素ありの「タイムスリップ謎解き」といったところ。
終盤にすべてをひっくり返す展開は秀逸。
2人が瞬時にスイッチするテクニックもお見事。
(でもメイキングを見ると萎える)
「ダンス天国」「恋のダウンタウン」60年代の音楽がこれも良い。
主人公の能力にまだ語れるエピソードがありそうなので、「霊感探偵エロイーズ」シリーズにならないかなぁ…
メンヘラ・タイムリーパー
昔、近所のパブで奄美大島から上京したばかりのバイトの女学生と知り合った。
いかにも島出身って感じで、純朴で可愛らしい娘だった。
店が閉店となり、数年疎遠となったが、急に連絡があり久しぶりに再会する事となった。
駅前の待ち合わせに現れた彼女は、15キロ増量しており、化粧も服装も「場末のスナックの激安姫」のように激変していた…
聞けば、疎遠の間に悪い男に弄ばれ、我に帰れば近所の公園で這いつくばって砂を掻きむしっていたりと精神を病み、入院していたのだと…
君は都会に向いてない、田舎に帰りなさい!
と諭し、その日以来会ってないので彼女がその後どうなったかは分からない。
本作を観賞しながら、そんな思い出が甦った…
あ、とても面白かったです、流石エドガー・ライト!!
′6~70年代ジャッロ系作品の再構築なので
シン・ジャッロ
ですな!
これはおもしろい!怖くないよ!
ロンドンの古い街並みや音楽、時代背景、使う小物もデザインも、胸がときめいた。
何よりストーリーが奇想天外。
主人公が恐れていた幻影たちは、彼女を脅かすものではなかった!
真の犯人はこの人だったのか!!
あーおもしろかったー
ホラーだけどそこまで怖くないので見てみてください。
スウィンギング・ロンドンの亡霊
正しく60年代のロンドンを舞台にした物語かと思いきや現代的風景とヘッドフォンをしていたり旅立つまで気付かずに勘違いしながらの鑑賞、典型的な性悪女とその集団の可愛く無さ加減にどこまでも優しく寄り添うナイスガイ、60年代の文化やファッションを愛する割にVansのスニーカーは致命的!?
スウィンギング・ロンドンを象徴する俳優でもあるマイケル・ケインよりテレンス・スタンプを起用する粋な計らい、ヒロインでもある二人の若手女優トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイは勢いのある新鮮味とキュートさが効果覿面、エドガー・ライトの多様なジャンル性はサイコホラーへと単に例えるならヒッチコックやデ・パルマ、エロイーズの幻影はロマン・ポランスキーの『反撥』を想起させられる。
理想と現実の乖離、女性への搾取、亡霊となった男どもが助けを求める図々しい態度、今の日本映画界の問題に通じる物語とタイミング的に今時分での公開が望ましかった!?
個人的にはニコラス・ウィンディング・レフンの『ネオン・デーモン』と似た雰囲気を感じながらも、その領域には達しないエドガー・ライトの凡庸性、は言い過ぎか??
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