ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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女優2人含め惹きつける映像は必見!
やはり監督のテンポある編集とレトロ感ありながらも今までなかった映像効果に惹きつけられる メインの女優2人の魅力もふんだんに出ている 音楽ファッション小道具全てが素晴らしく中盤まで食い入るようにワクワクした展開だったのに、後半はなんだかなーって少しガッカリ でもトータルで考えても見て損はナシ!
60年代ポップカルチャーからホラーへ
サンディ役の女の子のチャーミングなこと 知らない女優さんでしたがアニヤテイラージョイはnetflixだったのね しなやかに踊るダンスシーンに魅了されました 60年代の聴いた事の無い 音楽ばかりでしたが前半はとても楽しくウキウキ気分で 見てましたね 最高だったのに 最初はエロイーズが毎夜夢の中で60年代の世界に 憧れサンディを追いかけていた訳ですが 歌手になりたい少女が売れてくるにしたがい 段々男たちの食い物にされていくのを 堪えられなくなり 憧れが絶望に変わって心身を病んで行き 現実の世界にも亡霊が見えるようになり 少女を食い物にした男たちがなんで出て来るのか? という思いが実はサンディに殺された無念の霊だったとはね 他の方が言うR15指定はサンディが自分に群がる男たちを 切り刻むシーンだろうね 何処にきわどいセックスシーンが出るのかと思ってたら 違ってました 最初の田舎娘然してたエロイーズも段々おしゃれに なっていくかわりようも見所ですね 二人とも美人なのでこれはDVDBD 出たら欲しいなあ と思って見ていたら エロイーズが段々精神を病んでいくらあたりから ホラー映画になってしまって なんだこの展開は と目まぐるしく夢と現実が 交互に出て来て 区別が付かなくなりましたね 服飾学校の教室でいきなり悲鳴上げたり 逃げ回れば そりゃ周りの人は皆引いてしまいますよ 学生寮を飛びだし屋根裏部屋を借りたのは偶然ではなく 彼女の霊感がそうさせたのでしょうね ゛サンディ゛ に会うために ラストシーンの悲惨な場面で終わるのかと思ってたら 最後はどんでん返しでした よかったあ 劇中に不審な男で出てた人は何とテレンススタンプさん 彼は60年代から結構あちこち出てましたね エロイーズのとんでもない勘違いで殺人犯扱いされてしまった このエロイーズ最低な奴だなあとむかつきました
ホラーと呼ぶには余りにもカラフル、60‘sポップスの歌詞が物語に寄り添う『シックス・センス』ミーツ『君の名は。』みたいな血塗れ青春ムービー
母を幼い頃に亡くし祖母と二人暮らしのエロイーズは60年代ファッションとポップスが大好きな女の子。ファッションデザイナーになるのが夢だった彼女はロンドンにあるデザイン専門学校に合格、憧れのロンドンにやって来るが寮生活に馴染めず、ソーホー地区に大家の意向で改装されていない古いアパートを見つけて移り住む。実家から持ってきたビニル盤のレコードを聴きながら眠りに落ちたエロイーズは夢の中で60年代のソーホー地区に迷い込み、歌手になることを夢見るサンディに出逢い彼女に魅了されてしまう。それから毎夜夢の中でサンディに同化して夜のソーホー地区に繰り出すようになったエロイーズは現実でもサンディに感化されて生き生きと過ごせるようになるが、その裏でエロイーズとサンディには黒い影が忍び寄ってきていた。 現在と60年代を頻繁に行き来する物語ですが、60’s英国ポップスの柔らかくきらびやかなサウンドと60年代的な色遣いのシックな映像が全編を覆っているので半世紀の時間を跨いているのに一本筋の通った統一感がある不思議な作品。エロイーズがサンディに同化していく様を序盤からトリッキーな撮影と編集で念入りに描写しているので、時制が交錯する中盤以降のサスペンスに軽い眩暈のような快感が伴います。序盤からポツポツとばら撒かれる伏線が終盤に近づくにつれて矢継ぎ早に回収されていくのでクライマックスの展開がうっすらと読めてきますが、こちらの期待よりも少し遠いところにポトリと落ちる結末には凄惨と清涼が綯い交ぜになっていてホラーと一言で片付けるのが勿体ない血塗れな青春映画です。 とにかく主演のエロイーズとサンディを演じるトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの凜とした美しさが鮮やか。物語を彩りながら歌詞の内容を物語に寄り添わせるサントラチョイスにも一切隙がないところは、現代の話なのに70’sぽい映像で統一されていた『ベイビー・ドライバー』と双璧。物語が突然暗転する冷たいサスペンスは『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』にも通底していて、作品ごとに全然異なるテイストを持ち込みながらも一貫した作家性を滲ませるエドガー・ライトの力量に驚嘆しました。 意外と印象的だったのはソーホーを徘徊する謎の男を演じるテレンス・スタンプ。物語を一瞬であらぬ方向に振り回す鋭い眼光は忘れ難い余韻を残します。
どんどん引き込まれます
特殊な能力がある女性の物語です
女性が見たらもっと楽しく見れるかと思います
疑惑付きの部屋を貸し出すのはどうかと思いました
あれだけの人数で短期間に殺戮されたのなら凄い腐敗臭がするのではないかとか色々考えましたがそれを知るのはラストの方なので特に気にすることなく見ることができます
夢か現実か?
とにかく私は楽しめました!
日本版リメイクも作れそうですけどね!
美しくも哀しい物語
大好きなアニャ・テイラー=ジョイとトーマシン・マッケンジーが共演なんて夢のような作品だから楽しみでしょうがなかった。 エロイーズが迷い込んだ1966年のナイトクラブ「カフェ・ド・パリス」で周りを寄せ付けない眩さを放つサンディが登場する。スクリーンに目が釘づけになったのは僕だけではないと思う。さらに魅惑的なダンスを見せられるとアニャ以外のことが考えられなくなる。 極めつきは、アニャがアカペラで歌うdowntown。アニャの個性的なアルトヴォイスに体が包まれて幸福ホルモンが出まくった。この絶頂感があるからこそ、その後の物語が哀しい。 変身したトーマシンもすごくよかったが、今回は、アニャの貫禄勝ちだね。
鏡を破ってエロイーズがサンディを抱きしめるシーンが好き
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督であるが、それ以前に「アントマン」の脚本を書いている。 そして少し言いづらいが「アントマン」は大好きな映画だ。 彼の映画は、音楽が映画の中心にあり制作手法はフィルム時代の映画スタイルなのだと思う。 短いカットをつないで違和感なくシーンを構成する術に長けている。 そしてかなり言いづらいがこの映画はストーリーはくだらない。 60年代のロンドン。 「サイコ」へのオマージュ。 私にとっては、それだけで十分楽しいのだ。
鏡を写すと
鏡は映像トリックの宝庫なので、映像の面白さを求める製作陣は良く使うけれど、そんな鏡でやってみたいことをいっぱいやってくれているのは楽しい。1時間を越えると夢の世界の終点についてしまい、そこからがダラダラ、何度も同じ展開を繰り返すので興醒めしてしまった。
イギリス60年代文化の『光』と『闇』
エドガー・ライト監督作品の良作の方。ワールズエンドを観た後に観るといろんな意味で茫然とする。 後世の人は昔の文化に触れる時に良い側面ばかりを見がちですが、なぜ、その文化が生まれたのかを紐解くと、実はあまり良い理由ではなかったりする。 美大生と女優志望の女性という2人の人生を通じ、英国60年代文化の『光』と『闇』を描き出した手法は実にお見事でした。 あと、ショーンオブザデッドもそうでしたが、相変わらずホラーパートがやり過ぎ感ありますね。特にラスト。ストーリーは全然笑えませんが、絵面がシュール過ぎて何とも言えない気持ちになりました。
ダーク&ネオン&ホラー&ポップ!
めちゃくちゃ面白い…なんだこの映画!?説明できない!ホラーだけどポップで、、、ミステリーだけど生々しくて、、すごく新感覚の映画です。展開の予測がつかないままラストまで行きました。主演二人が可愛い。可愛いがゆえに、この映画のダークな一面がめちゃくちゃ似合う。観終わったあとの、なんともいえない爽快感と、疲労感と、絶望感が混じった感覚。なんとなく、、、パラサイトを観た時の感覚と似ています。
鏡の中も夢の中も四次元
やっぱりエドガー・ライトの音楽の使い方は大好きだし、どんなネタで撮っても「エリート」を感じさせるクオリティの高さには脱帽です。 粘りのあるシナリオです。が、全ての謎解きには、親切な伏線が張られてて、卑怯やぞ!と裏切られる感は有りません。つまりは「娯楽」としての域を超えない、映像作家としての潔さ。難しい話は無しで、サクサクと展開するスピード感が楽しい。 映像のクオリティは高いです。手抜き無し。ファンタジーなホラーですが、エドガー・ライトらしさに溢れてて、霊の怖さに頼りません。怖さより、次の展開への期待を膨らませる仕掛けで、ドキドキ・ワクワク重視。ほぼ2年に1本撮ってるのに、このクオリティは凄いとしか。 純粋なホラーでは有りませんし、そんなん狙ってない。エドガー・ライト品質でロンドン・プチ・オカルト・ツアー。ラストの「見えちゃう」の「出来過ぎ感」は、優等生過ぎて。ここは、うすら怖さを感じさせる締めを期待してしまったのでw 良かった。かなり。 映画としてのクオリティが高すぎて。と言うか、上手く出来過ぎてるせいか、不思議と愛おしさが足りない映画じゃあるけれどw ベイビー・ドライバーは、やっぱり傑作でしたわ。今更だけどw
浴びる映画
ヒッチコック
ロマン・ポランスキー
ダリオ・アルジェント
今敏
ロンドン
ノワール
ホラー
クイーンズ・ギャンビットの勢いそのままのアニャ・テイラー・ジョイ
"ホラー映画といえば叫び声"、最高な叫び声のトーマシン・マッケンジー
ポップソング
ネオン
亡霊
雨
血
細かいことは気にせず圧倒的な熱量を浴びましょう。エドガー・ライト監督には一生ついて行こうと誓った映画。
(追記)
図書館で友達にナイフ突き付けて、その後に家で火事があって大家さんが死んで、彼氏も腹刺されてて、、っていうエロイーズが暴れまくったと思われてもおかしくない状況をいったいどう回避したのか!?笑
教えてくれエドガー・ライト!笑
あと、個人的にあの警察の女性は結局エロイーズのことを頭おかしい子としか観ていなかったのが残念→実は元警察でロンドンの裏社会に飲み込まれる女の子達を見守っていた銀髪の男の跡を継ぐような存在になったらよかったと思った。ラスト助けに来てくれるのは彼女とかね。
映画鑑賞後時間が経つと気になるところはいくつか出てきますが笑、やっぱり鑑賞中は映画に引き込まれていましたので気になりませんでしたねー。
タランティーノ監督やジェームズ・ワン監督らと同じ映画大好きキッズのエドガー・ライト監督。
とくにジェームズ・ワン監督はぶっとびホラー「マグリナント」を公開したばかりなのでやはり通じるところがありますね。
次回先が楽しみだ。
憧れた街は
あの元ルームメイトのブサイクさがたまんない。 ブス〜っって感じ。 2人がシンクロしたりするダンスシーンは 見入ってしまいました。 最後は 燃えて終わりかと思ったら ホッとするエンドシーンで良かったです。 ホラーなのかと言われたらホラーだけど 最近の作品は ホラーさらにプラス要素が多くて ひとくちで「単なるホラー」と言えない 様々なエッセンスが入っている。 あのこのドレッドヘアーすごーい。 憧れた街の光と影。 よくテレビで 「昭和の東京」をノスタルジックに 「あの頃は良かった」なコメントよく見る まさにこれだ。 この映画の主人公だ。 ただ本当に良かったのか、 思い出したくない過去を上塗りしていないか。 と、昭和を生きた人たちに問いたい。 色々考えさせられる映画でした。
これは予想を上回る!今年のベストワン!
これはいい! 公式サイトでは、「タイムリープ・サイコ・ホラー」となっているが、「ミステリー」な要素も入っている。 ファショナブルでカラフル、間延びすることなく、ラストまで、サンディの魅惑的な目線が、観る人をスクリーンへと釘付けにしていく。 洋画では今年のベストといえる完成度。本当に素晴らしい。 115分の尺だが、90分程度に感じる。 ぜひ劇場に脚を運んでもらいたい!
In The Mirror
コーンウォールからロンドンのソーホーの服飾専門学校へやって来た「みる能力」を持つ60年代大好き娘エリーが、夢の中で60年代の歌手志望の女性サンディとシンクロし、現実世界にも影響していく話。
元々、日常生活の中でもちょいちょいと「みえる」主人公が、ロンドンで始めた寮生活に馴染めず、というかヒャッハーが肌に合わず?早々に下宿先を探して一人暮らしを始めたら、毎日サンディの夢をみる様になって…って、あらすじ紹介にかなりのところまで書かれ過ぎじゃないですか?
最初はワクワクだった主人公が、旧い社会の現実に触れ、そして慄き飲まれて行く感じは良かったけれど、事実や意識と違うものをみるのはサスペンスとしてはちょっとずるくないかなと。夢だからと言ったらそれまでだけど。
最後も急展開というか経歴の盛り方が過ぎるし、本人が「みる能力」を認識している筈なのに走りまくったりとかちょっと荒くて、ん!?となるところもあったけれど、話としては楽しめたかな。
苦しかった
・エリーが田舎者ってことで、いじめ?を受けている不遇な感じから引っ越した屋根裏部屋で夢を見て大きく世界が開けた感じになったところが良かった。その後は落ち続けていって結構しんどかった。何となく、見える能力がなくても、あんだけ怨念の強そうな部屋ならだれでもあれぐらいの憑りつかれ?方しそうだなと思った。
・冒頭の新聞?で作ったドレスで踊る姿が良かった。
・音楽と映像、演出がとても良かった。サンディが殺されたようにみせかけて犯人だったとか、エリーとサンディがパブ?の鏡に写るシーンとかとても良かった。ストーリーも最終的に時代に対しての復讐劇にまとまっているように観えて考えさせられた。ただ幽霊の出る基準や何をどこまでしてくるのかとかがよくわからなかったので、その辺が少し引っかかった。
・亡くなった母親はエリーをただ見守っているだけなのか、何か危害を加えてくるのかが気になった。最後、和解した雰囲気だったから何かしていたのだろうか。
・夢の中のサンディはある意味死んだっていう理由で幽霊として出てきてたのが改めて考えるとうーん…と思った。いくら心の中で死んだとはいえ。男たちは死んでるからわかるけど。
・後半で部屋の貸主が殺した男達を床下とか壁に埋めてたっぽいけど何でそんな部屋を貸していたんだろうと疑問になった。自らの罪を誰かに見抜いてほしいってわけでもなさそうだったし、霊能力者を求めてたってわけでもなさそうだし、夢あるキラキラした若い女性に対して嫉妬や恨みがあってそういった子を自分の闇の部屋に住まわせて何かしらの満足感を得ていたのだろうか。としたら何かしらのシーンが観たかった。
・おばあちゃんの飲ませたお茶の薬、全然効かなかったなと思った。
・もし、好きな子があんな感じになったら彼みたいに信じられるかなぁと思った。
・ラストのダウンタウンでランウェイのシーンで鳥肌が立った。あの頃の総ての女性に向けたのだと思った。ついついベイビードライバーのような物を想定しないようにと思って観てたけど、全然毛色の違う映画で、これはこれで考えさせられる、とても切ない映画だった。確かサンディの初舞台後に逃げ出そうとするシーンだったかで他の踊り子たちの酷い扱われ方のまとめシーンみたいな所、トラウマになりそう。
変わったホラー映画
60年代ミュージックにロンドンが舞台。レトロでお洒落な感じに服飾科の学生が幻影から起こるホラー。 なんだか不思議な変わった面白さ。 途中飽きたが、また盛り返しながらエンド。 好き嫌いが分かれそうな映画。 随所に普通のホラーでは経験のない鳥肌がたった。
ちょっとした傑作だ
ずっと悪夢を見ているかのようなだった😅でも物語とシナリオがよく練られていたからずっと引き込まれていた。特に終盤はすべてが解明されたスッキリ感と驚愕の展開がおもしろかった❗️これぜったいネタバレ厳禁だな笑。ベイビー・ドライバーの監督らしくテンポとカメラワークが素晴らしい。青と赤のポップ調の色彩はいやでも印象に残る。それと雰囲気がヒッチコックのめまいを彷彿させた。ヒロイン二人の数奇な出逢い。この二人ともえらくかわいいから彼女たちを見るだけでも価値がある笑。きれいに着飾って髪を変えるだけでまるで違う魅力がでる。この監督さんは女性の魅力を引き出すのが上手いね。あと映倫の年齢指定が+15だったがこれは辛い評価だ。そこまで過激なシーンはない。
ホラーなのかミステリーなのか
序盤の掴みは良く、前半部分はかなり惹きつけられた。
しかし、中盤以降は主人公が亡霊にパニクるの繰り返しで、間延びした感じがある。
ラストもちょっと強引であり、詰め込み過ぎた感がある。
途中、激しく画面が点滅する場面があるので、苦手な人は注意した方が良い。
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