ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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サスペンス・スリラー
バタバタで忙しかったですね! すごい恐ろしい能力です。 エロイーズ、とても可愛いです。変貌しても綺麗だけど、元の姿の方がいいですね!ラスト戻ってよかったです! サンディ大家さん、そういうことですか! 恐ろしい'! いい結末でよかったです。
死霊館のようなホラー要素がある面白い映画でした。
トーマシン・マッケンジーが演じる主人公エロイーズは60年代に影響されたデザイナー志望の女子学生。霊能力がある田舎娘が都会のロンドンのデザイン専門学校に通うために借りた部屋は訳アリの部屋。
その部屋に泊まるようになってから、サンディという綺麗な女性の60年代当時を毎晩夢見るようになる。憧れの60年代を生きる女性の煌びやかな人生は途中からどんどん悪くなり主人公は殺人事件を目撃。
夢はどんどん酷くなり、殺された男性の怨念に苦しめられるエロイーズ。最後に夢の女性サンディ本人と現実で出会いますが・・という感じのお話で面白かったです。
死霊館のロレインの霊視状態+マリグナントの殺人鬼による犯行現場を目撃のようなシーンが何度もあり、見ていてゾッとしたり、ドキッとする場面も多くとても面白かったです。
また、トーマシン・マッケンジーとクイーンズ・ギャンビット2人の女優さんがとても綺麗で印象的でした。
新しい魅せ方
何が怖いって物語の95%までエロイーズだけの視点が恐怖を感じて、他の登場人物は日常だってこと
他のサスペンスやホラーだと最初に日常の違和感に気付くのが主人公で、徐々に周りの登場人物が巻き込まれ最終的に解決するのが殆どなのに、この作品はそこらへんが当てはまらない
周りから見ればエロイーズ一人が頭おかしくなってるのも、更に怖さを助長してる
夢か現実かエロイーズかサンディなのかも徐々に分からなくなってきて、最後に今のサンディが出てきてのラスト
魅せ方といい、劇中に流れる60年代の音楽といい、今までにない映画かなと
トーマシン・マッケンジーめちゃくちゃ可愛い
ジョジョラビットでもお人形さんみたいだなーって思ってたけど、この作品でエロスも感じたし、若いのにちゃんと役者で更に好きになった
まるで,絶叫系のジェットコースターに乗った後のような感じです
上がり下がりが激しく,
まるで,絶叫系のジェットコースターに乗った気分です.
以下は,大きなネタバレですけど,
最後は無事 ソフトランディング でした.
2回目鑑賞はナシですね.
お洒落で可愛いけれど。怖かった😭
エロイーズが自分のお家で新聞紙で作ったドレスを着て60年代の音楽バックにダンスする場面はときめきました。「クルエラ」が手直しした、ショーウィンドーのディスプレイみたいで。でもロンドンに行ってから、田舎者とか手作り服とかサイコ系とかといじめられ、一人暮らしになっても怖い夢ばかり見るし自分には合わなかったです。女が食い物にされたのが当然だった時代の恨みつらみ悲しみはどこに行ったのー?60年代はそれだけじゃない時代だったんじゃないのー?と叫びつつ、サンディは魅力的だった。子どもの頃に見た夢を自分はまだ覚えていて今もわりと夢を見る。たまに悪夢まで見るのでとってもとっても怖かったです❗️ギャー❗️「ダウンタウン🎶」と歌うサンディの声が頭から離れないー!
ホラーでしたけど、
久々にホラーをチョイスしました。 間違いなくホラーでした。何度もドキッと、ヒヤッとさせられました。 でも、こんな華やかなで、軽快で、魅力的なホラーは初体験でした。 現代を力強く生きる女性が、60年代をある意味力強く生きた女性の人生に触れることで、さらに力強く生きる、そんなサクセスストーリーとも解釈できるような。 そんな印象を持たせてくれた主演二人のシンクロ、ストーリー展開が見事でした。 劇中印象的に流れた「Downtown」は、ウィノナライダーとアンジェリーナジョリーとの共演が見事だった「17歳のカルテ」でもストーリーを彩った曲でした。 個人的には、あの頃のウィノナライダーの作品を観返したくなりました。 でも、この作品は間違いなくホラーでした。 明るいトーンの映画が好きな私は「4」に留めました。
ラストのどんでん返しに気分はハイに!
オープニングから途中までは、単純なホラー映画のようなイメージで、このまま終わるのかと思っていました。ところがとんでもない結末、超どんでん返しに、頭の中はドパーミン噴出です。一気に気分はハイになりました。ですので、途中までの評価は3.6ぐらいでしたが、最後は満点をあげても良いくらいです。どこの国の社会でも自分の未来を試すために都会に出てくる若者がいますが、その若者を食いものにする輩はいつの時代にもいます。その輩に鉄槌を加えたサンディの悲劇は如何ばかりだったでしょうか。そして殺された輩たちが、ゾンビと化して、現代のヒロインを悩ませるのです。気持ちの悪さは半端ないです!もう救いはないというような結末ですが、サンディは自らの贖罪のために火の中で自死します。悲しい過去ですが、こんな現実がかつてのロンドンにもたくさんあったのでしょう。それでも最後、ヒロインは自らの目標であるファッションデザイナーの卵として飛躍しようとします。サンディの悔しさを背負っての健気な出発に拍手です。
美しくも怖くて悲しくなる話
ファッションデザイナーを目指すエロイーズは夢を叶えるためロンドンに上京する。しかし、同級生と馴染めず寮から出て一人暮らしをすることに。一人アパートで眠りにつくと、そこは憧れの60年代のロンドン。そこで歌手を目指すサンディに出会い、エロイーズは影響を受けていくが… まず、最も注目すべき二大若手女優のトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー・ジョイの共演とあって期待度はかなり上がる。 トーマシン演じるエロイーズのウブな感じで初っ端で虜になった。 アニャの誰もを魅了する妖艶さには圧倒された。 二人ともそれぞれ違って良いけど、やっぱりアニャ派笑。 当時のロンドン美しも幻想的な雰囲気、音楽もハマってた。 物語は憧れの60年代にウキウキワクワクだったけど、次第に事態は怪しい方向に…ロンドンの負の側面を見せつけられ、次第にホラーテイスト、これが怖いうえに、不快で辛くて悲しくなってしまう。 ラストはあれで良かった。なければ気が滅入ってしまいそうだった。
統合失調症探偵
こんな新入生はイヤだ!!イン・ソーホー 全編観て、エドガー・ライト作品だと自信が確信に… 劇中この曲聞いたことあるなと思ったら、80年代のジョージ・ハリスンのヒット曲「セット・オン・ユー」だと思い出し、カバー曲だったのかと30何年後に知る 大家のおばあちゃんがゲーム・オブ・スローンズのタイレル家のおばあちゃんだということも観終わって知る
エドガーライト監督は信頼できる男
まさにそれにつきるかな、と思いました。 不満点もあり、監督の最高傑作とは呼び難いですが、持ち味のジャンルミックスの面白さに加えて、若手女優2枚看板の良さも光っており見応えありです。 相変わらず60年代ポップスの選曲センスも良く、ビジュアルも冴えており、怖さや驚き感動など複数の感情を揺らしてくれますし、お得な作品であることは間違いないです。 ただし、個人的には人物描写に不満ありですね。 弱点というよりは、監督の作家性なのだろうと思います。 ベイビードライバーのヒロイン描写でも顕著でしたが、少し単純化し過ぎる傾向があり、深みや実在感に欠けると思います。 今回でいえば、相手役であるジョンはあまりにも包容的かつ肯定的であり、逆にどんでん返し的な裏があるのかと勘繰ってしまいます。 サンディに関しても、夢の中の幻影であるので単純化されていてもさほど気にはならないですが、よくよく考えると動機が希薄な人物であり主人公がそうであるほどには共感できないように感じました。 ベイビードライバーなど過去作では良しとできても、本作のようにMeToo的な要素を含んだお話においては釈然としなさも残ります。 やろうとしている事の意義、監督の持ち味、俳優の演技など高い水準ではあるので、恐らくディテールの描き方についての好みの問題かもしれません。 くどくど文句を垂れてしまいましたが、監督の過去作同様に大好きな作品となりましたし、特に1回目は映画館の大画面で鑑賞しないと良さは分かりにくいでしょうね。
ここ最近のホラー映画では一番いい!
ストーリー自体はありがちなパターンのホラー。 だが、主演の二人がいい。 トーマシン・マッケンジーの無垢な美しさは田舎娘の役柄にピッタリだし、アニヤ・テイラー=ジョイの妖艶さは正に夜の蝶。 特にアニヤの大きな目がリアルお姫様のようでめちゃくちゃ魅力的。 劇中で披露する低音気味のDowntownはハイトーンボイスのペトラ・クラークとは対象的だが不思議と耳障りがいい。 内容的にも徐々に増えていくエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)の幻覚が観る側の恐怖感を上手く煽っていて丁寧な描き方だなと思う。特に鏡を通して二人がシンクロするのが印象的。 音楽を多用しているミュージカルテイストも新しいタイプのホラーという感じがして良い。 エドガー・ライト監督は今までの作品でもキャッチーかつ誰もが耳馴染みのある曲を多用してきたけど、正直、場面場面に合ってない事も多かった。でも、今作は全てピッタリハマっていると思う。
観終わった後ブリーチしたくなるで賞
60年代ミュージックを これでもかと堪能できる。 サンディのクルクル変わる表情を みているだけでも楽しめた。 可愛いと綺麗と色気が喧嘩せず共存しててすごい。 鏡の演出が印象的でとてもいい。 ホラーというよりミステリー寄りなので、 ホラーを映画館で観る勇気がなかった わたしでも全然問題なかった。 家で観るよりも映画館の大画面と 大きなスピーカーの方が楽しめる作品。
ホラー風味の良作サスペンス!
ホラーは苦手ですが、「タイムリープホラー」という宣伝文句と、レビュー高評価につられて鑑賞してきました。率直な感想としては、タイムリープというよりサイコメトリーといった感じでしたが、思った以上におもしろかったです。しかも、ホラーというよりホラー要素を取り入れたサスペンスといったテイストの作品で、これも自分好みでよかったです。 物語は、デザイナーを夢見て田舎からロンドンに出てきたエロイーズが、下宿先で夜な夜な1960年代にタイムリープし、その夢の中で出会ったサンディという美しい女性と彼女を取り巻く男たちとのトラブルに巻き込まれ、やがて四六時中現れるようになった幻影に苦しめられるというもの。 序盤は、ホラーとは思えないような明るい展開と、かわいさ爆発のトーマシン・マッケンジーを楽しめます。また、60年代ファッションに身を包むサンディ役のアニヤ・テイラー=ジョイも魅力的でした。そしてこの二人を、鏡写しのように同化させて見せる演出やカメラワークが実に印象的でした。そこに、流れる60年代(?)のナンバーも心地よく、もうこれだけで観にきたかいがあるというものです。 その後、徐々に雲行きが怪しくなっていきますが、ホラー要素はそこまで強烈ではありません。むしろサンディが何者で、エロイーズが見る幻影は何を意味するのかという謎のほうに観客の注意は惹きつけられます。そして、巧妙に張り巡らされた伏線を回収しながら、終盤でその謎が明らかになります。この鮮やかな展開はおみごとで、まんまとやられた心地よさを味わえます。また、ラストで描かれる、その後のエロイーズの姿のおかげで、ホラーとは思えない後味のよさも印象的でした。 ゾクゾクするようなホラーを求めている方には物足りないかもしれませんが、ホラーが苦手な人でも楽しめる、万人向けの良作だと思います。
最高に嫌な映画
エドガーライトの作品はベイビードライバーとホットファズとショーンオブザデッドの有名どころしか見たことなく、面白いけどあまり好きではなかったのですが、これは面白いし好きです。 幽霊系の怖さと主人公がどんどん狂っていく怖さの2つが落ち着かせる暇なく、終始いやな雰囲気でやめてくれよという展開に揺さぶられまくりました。展開も読みづらいですし。 主演の女優二人がかわいく魅力的なのが癒しです。 だからこそ夢を追う彼女たちの人生がくるっていくのを見るのは心にくるのですが。
猟奇ふくめて60年代パッケージ映画
殺人鬼映画を風俗・通俗映画にかなり寄せてハイブリッド映画のようになっている。むしろ60年代風俗の中に殺人鬼映画もファッションも音楽も取り込んでごった煮にしているというのか。 主眼が60年代パッケージの再現でもあり、特段面白い突っ込んだドラマでもない。なので中盤以降は見せ方もてんこ盛り過ぎで過剰なスクラップになっていて、これはもう少し短くしちゃってもいいのではと思はないではないが、なんせ、いまが旬の二大女優のおしゃれ合戦もあり、とにかくルック的においしい映画ではあるけど、チョコレートの食い過ぎでもう大丈夫!という感じにもなる。もちろん嫌いではない。ただストーリーではなく、あまりの仕掛けの多さにひとつひとつのインパクトがどんどん弱くはなる。けども、監督の好きなもののスクラップブックを観ているみたいで楽しくもある。そんな映画。
わかりやすいサイコホラー。映像美も、話のどんでん返しも「頭が消耗しない」誰でもわかる。OK映画
字幕の映画って人物関係が複雑だと疲れて仕方なくて、伏線回収なんてどうでも良くなる。 「ジェントルメン」だかが典型で、疲れさせるストーリーは多少の達成感はあるが、 結局、楽しんでいない自分がいる。大学受験の時図書館で缶詰めになった感覚に似ている。 その点この作品は こちらが能動的に考えなくても、映像が迫ってくるから、頭が疲れない快作。 よくできている。誰でも容易にストーリーが理解できるし。 起承転結もはっきりしている。 現在のロンドンと1960年代のロンドン 鏡に映される、もう一人の誰か? 最初は夢の中だったが、徐々に、現実とリンク タイムリープ&サイコ 場面切り替えが巧みで面白い。 犯人追い詰めたつもりが、善人を犬死させて大混乱。 そしてどんでん返し。 なんかジジイが性欲の塊、野蛮として描かれているのは残念だが、 実際のショービジネスも1960年代はそんなもんだろう、つーか21世紀迎えるまでは 枕営業なんて当たり前だったのだろう 日本もイギリスもアメリカも。 黒人の青年が「いい奴」に描かれていて イギリス階級社会映画にしては、いちいち白人のオックスフォードとかケンブリッジ とかくだらないエリート描写が無くて良い。鼻につくんだよね、イギリスは。 怪しいネオンの60年代ロンドン。古い街並みと相まって 渋い良い描写だ。 結末も作品の方から迫ってくるから楽チン快適。 サイコホラーであるが、実際の統合・・症の人にはこんな人いるのだろう。 「セットオンユー」がジョージ・ハリソンではなくて60年代がオリジナルであることに驚いた。 音楽もノリノリ。「ジョジョ・ラビット」のかくまわれたユダヤ人のお姉さん役がお久しぶり。 自分としては60年代の女の子の方が好み・・・オッサンの悪い癖だね・・・ サイコでも快適。おすすめします。 この作品の前に見た「あなたの番です」が穴があって疲れたのと好対照。 断然オススメします。
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