ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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思ったより凝った作りで楽しめました
カメラワークがとても良い
オープニングからベイビー・ドライバーを彷彿とさせるシーンで興奮しました
サンディとエロイーズが何度も綺麗に入れ替わるシーンとか鏡に映るシーンもとても綺麗でした
ただ、エロイーズが幽霊?に追われるシーンや悩まされるシーンは見ていて少しつらかったです…
エロイーズが病んでいく描写はとても伝わるんですけど、ちょっとね…
またラストで貸部屋の管理人が今のサンディだとわかるのですが、今思えば会話中に色々伏線張ってたんですね
まぁ彼女が何人も殺してきたのに、何で今まで警察は気づけなかったのか?死体はどこに隠したのか?など気になるし、付きまとっていたおじいちゃんが特に理由があって轢かれたわけではなく、ただの事故で轢かれたことに少し疑問を抱きますが、あまり触れない方がいいんですかね…
おじいちゃんがあの後どうなったのか気になりますが、、
エドガー監督は視聴者を欺くのがうまいなぁと思いました
まるで悪そうなおじいちゃんだったり、執拗に迫ってくる幽霊だったり
幽霊たちは助けを求めていたんですね〜
でもサンディに酷いことしたくせに殺せとか言うのは違うんじゃないかな、、
エロイーズがサンディを救おうとしていて安心しました
そういえばエロイーズの母親は自殺したって冒頭で言っていましたけど、何が原因だったんだろ?
サンディと同じような境遇だったのかしら
色々書きましたが、私は結末を知っている状態でもう一度観てみたい映画です。
エンディングで互いに鏡を突くシーンは鳥肌立ちました笑
あれだけでももう一度観たいかな
サイコ・ミステリーとしては楽しめる
とびきりオシャレな悪夢に酔いしれる
トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイという注目の女優2人を、監督の拘りが詰まりまくった撮影手法で煌びやかに怪しく描いた本作の見どころは、とにかくビジュアル。60年代のロンドンと現代を表裏一体で描く表現方法は面白く、ファッションやカルチャー、音楽などもとにかく素敵で、世界観に酔いしれることができます。
また2人の主演女優はどちらも個性的で美しくて危うくて、とても魅力的。役柄にもピッタリで素晴らしかったです。
ストーリーに関しては、そこまで大きな仕掛けや驚きはなく、設定の面白さや凝ったビジュアルと比較するとやや凡庸な印象。退屈とは言いませんが、もう一捻り欲しかったかな。
2人の女優が放つ輝きと60年代ロンドンの光と影を映像面で堪能する作品としては満足です。
怖さ < 華やかさ
ホラーだけど切ない物語
ジャンルとしてはホラーなのかな。
けど切なくとても悲しい物語。
夢、希望を持つ若者がロンドンに。
寮生活馴染めず1人部屋を借り暮らすことで起こる60年代に生きる同年代の女性の夢とも現実ともつかない時間をシンクロする。その影響を受け続けることで、華やかに見えてたものに綻びが…そして忍び寄るドロドロとした欲望に満ちた悪意に苛まれる。
60年代の雰囲気やロンドンのソーホーの煌びやかだけど禍々しい感じの世界観が物語をより幻想的にみせ2つの時代を上手く表現しています。
そして2人の女性それぞれの人生を分けた選択の違いがとても印象的で悲しく…こころに残りました。
魅入ってしまいます
おしゃれな悲劇
先に謝っておきます。
現在注目の若手俳優の共演。そして、着実に面白い映画をみせてくれるエドガー・ライトの作品ということで楽しみにしていました。
今回の見どころは何と言っても60年代ロンドンの音楽とファッション。ちなみに、観終わってすぐにApple Musicでサントラを探すと、残念ながらアニヤによる楽曲以外はすべて「現在、この曲はお住いの国または地域では入手できません。」となっております。。
それが祟ったわけではありませんが、なかなかレビューに何を書こうか浮かんできません。(ネタバレしないで書くのが難しい。。)
十分に楽しめましたが、やや期待が大きすぎたか?或いは、予想よりもシリアスでホラー要素も強めで、結構真面目になって観ていた感じです。
60年代にタイムリープするエロイーズ(トーマシン)が、現代でも未だに解消されない「男性中心主義の社会における女性の生きづらさ」を通じてサンディー(アニヤ)へ徐々に共感していく(そして、ゆくゆくは彼女自身の成長につながる)展開、そして驚きの結末は見ごたえ十分。
それにしても、アニヤ・テイラー=ジョイの美しさは言わずもがなの「折り紙付き」ですね。まだNetflixオリジナルドラマ『クイーンズ・ギャンビット(20)』を観られていないので、そろそろ取り掛からないと、、と考えております。
ああ、、まとまりのないレビューで申し訳ありません。。今回はこの辺で。。。
主人公の女の子が山田くんに似てる
ロンドン
物悲しげな恋のダウンタウン。
そろそろ雪が降り始める、冬の長岡の映画館。
この土地でレイトショーでこの映画を観る人達。
アニャ・テイラー・ジョイがアカペラで歌う物悲しい「恋のダウンタウン」。
元曲は、ダウンタウンの煌びやかな楽園を歌っていたと思うが、今作はその曲が物悲しく妖艶になる。
夢に憧れ、やがてその夢に溺れ、悪夢に沈む。
主人公のエロイーズが垢抜けていくと同時に、サンディの沼と重なり、悪夢で溺れて足掻き続ける。
主人公の恐怖の表情がハロウィンのメイクと重なり、映画としてとにかく美しい。
エドガー・ライトは昔から映画作りがとても丁寧で、絵としての構図が美しいショットも多々ある。
ベイビー・ドライバーで着目を浴びたが、僕はなんと言ってもホットファズをあげたい。
コメディでありながら、田舎のサスペンスをうまくまとめている。
サイモン・ペッグらと離れてから撮り始めた作品は、彼の作家性が一気に炸裂して、その頂点が今作とも言えるのではないか。
途中までは僕のオールタイムベストのマルホランドドライブを思い起こす、都会の夢で挫けそうになる2人の女性と、多くの謎、そして恐怖。
安っぽいドッキリ系ホラーではなく、ある意味日本的なジワジワ精神にくるホラーなので、日本人にはすんなり受け入れられるのではないだろうか。
どことなく、映画の読後感がデルトロのクリムゾン・ピークに近いかも知れない。
クイーンズギャンビットで一躍脚光を浴びて、映画のサンディとは違い、成功を収めたとも言えるアニャ・テイラー・ジョイは今作で多くの才能を発揮して魅了させてくれる。
久しぶり良い映画に巡り会えて満足です。
p.s.
12月頭から長期出張で新潟にいるのですが、出張当日に交際相手に振られて、僕の心が恋のダウンタウン。(映画はフィクションですがこれは実話)
未来の記憶を意識する。
不思議な感覚
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