「60年代サウンド」ラストナイト・イン・ソーホー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
60年代サウンド
60年代の音楽、ファッションがてんこ盛りのホラーと言えばよいのでしょうか、とにかくホラーをベースにした玉手箱的な作品でした。エドガー・ライト監督で最も好きなのは『ベイビードライバー』なのですが、あれは音楽のリズムと映像がシンクロしていたのに対し、こちらソーホーでは歌詞の内容がストーリーやエロイーズの心情とリンクしていた気がします。音楽は60年代ブリティッシュポップ。残念なことに知っている曲が少なかった・・・
夢の中でのサンディ。憧れのスターのような存在だったけど、成功するにはイヤらしい男性客の相手もしなければならない。やがてサンディが・・・といった展開。夢と現実が交錯し、精神を病んでいく姿は面白かったけど、夢ホラーで今まで一番怖かったのは『エルム街の悪夢』(1984)かなぁ。マジで眠るのが怖くなったことを思い出します。
恐怖といった点ではそれほどでもなかったし、オチが想定内だったところが残念。だけど、トーマシン・マッケンジーもアニヤ・テイラー=ジョイも可愛いので許せます。あ、それから、ソーホーは小さなオフィスのことだとてっきり思ってた・・・
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