「期待しすぎたか?」ラストナイト・イン・ソーホー ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
期待しすぎたか?
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評価がめっちゃ高かったので結構期待してしまったせいか
思ったほどの驚きや興奮はなかった。
前半のエリーとサンディがシンクロして60年代を彷徨うシーンが長すぎだ。
この映画はホラー、ミステリー的な予告で期待したのにそう言った要素は期待よりだいぶ薄く
どちらかと言えば、60年代サンディが夢見たミュージシャンに絶望する青春要素が強い。
なので後半のホラーミステリー要素が出てくることになんとも違和感を感じずには居られなかった。
殺されたはずのサンディが生きていることは設定としてずるいと思ったし、
車に撥ねられた警官も足を洗えと言ったやつだと割とわかりやすかった。
またラスト大家が寝た男たちを大量虐殺していたことなど、
あまりにも唐突な告白で、ホラーミステリーに無理やり落ち着けている感じが
してならなかった。
この物語はホラーではなく、エリーとサンディが同じ夢見る若者として
シンクロして夢が叶わず絶望することを共感する青春ファンタジーに位置付ける方が
しっくりきたと思う。
ホラーとしても怖くないし、ミステリーとしても事件自体が曖昧な感じになってて
全てがラストででっち上げる感が個人的には受け付けなかった。
ただ主演の二人はとてもキュートで可愛かったのでプラス★0.5。
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