「立場が弱い時代であっても女性は強いんだな、と。」ラストナイト・イン・ソーホー モテラドさんの映画レビュー(感想・評価)
立場が弱い時代であっても女性は強いんだな、と。
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いわゆる‘見える系‘ではあるもののこれが心霊系なのか他人の記憶読める系なのか分からないまま進んだため奇妙さがより際立っていた。主人公が単におかしい可能性もあったし。
これが、普段から様々な幽霊が見える描写があればありがちな‘幽霊お助け物語‘で陳腐な作品になっており途中で席を後にしていた。その場合はせいぜい、星3が良いところ。
(日本人が作るとそうなっていたかも?)
鼻の下を伸ばして近づいてくる男が気味悪くて見てる途中泣いてしまいました。
思わずギュッと抱きしめたくなりました(←気味悪い男)
これは妄想なのか誰かの記憶なのか夢なのか自分の将来を暗示しているのか、などなど考えてるうちに完全に世界に引き込まれた。
散りばめられた60年代の音楽や情景と現代がうまくシンクロしていた。
報復の仕方はあれだがサンディが強い女性でスッキリしました。
不憫な過去にもかかわらず元気なサンディにもお前だったのか!と思いつつ、安心もしたし元気そうでよかった!という謎の感情になった。
殺める位追い詰められていたから不幸には変わりはないが。
最後、霊として現れた清々しい表情をしたサンディとエロイーズの指タッチに最初の涙とは別の意味で泣いてしまいました。
予告は正直つまらなそうだったが見てよかった。直観は大体当たるが稀にこういう作品に当たるからフラッと映画館に行くのがやめられない。
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