劇場公開日 2021年12月10日

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「オリジナルストーリーというのは評価」ラストナイト・イン・ソーホー ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オリジナルストーリーというのは評価

2021年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

祖母の支援もあってファッション専門学校進学のために田舎から憧れのロンドンへ出てきた主人公。いきなりイジメに合い、寮から出て古い家の屋根裏の貸部屋を見つける。60年代が好きな彼女にはその古臭さがピッタリだった。ただ、元々霊感が強い彼女は、見つけたバイト先で自分をつけているような老人に会い、また夜な夜な決まった若い女性が出てくる夢を見る。主人公はその彼女のファッションを学校で作品にして評価され、順風満帆。しかし歌手を目指している夢の中の彼女は、夢を掴みかけたと思ったのも束の間、悪い男に操られ、深みにはまっていく。ついに事件が起こり、数十年前の事件の犯人と見込んだ老人を追い詰めるが…。
犯人は予想外。
普通はとっととその不気味な部屋を出ておしまいだろう。弱い立場の者の夢を食いものにしたゲスな男達に復讐した女性という展開だが、これはストーリーがどうというよりも、60年代音楽、カルチャーへのオマージュ、監督のこだわり、プラス旬の2人の女優を見る映画。
歳いくと目の大きさが5分の1になるのか?ってくらい、女優の顔が違うのが気になった。

ミーノ