「何でもアリな世界」ラストナイト・イン・ソーホー HARU-2000さんの映画レビュー(感想・評価)
何でもアリな世界
幻覚ものはやっぱり苦手でした。どれが本当か分からないと、ハラハラするより白けてしまいます。特に後半は幻覚を便利に使い過ぎだし、それを見てキャーキャー叫ぶ姿にも食傷してしまいました。ヒッチコックが、嘘の映像を提示して観客を騙すのはやってはいけないことと言っていますが、その意見に全面的に賛成したい。ただサイコな要素はこの映画にとって重要な設定ではあるけど、全てではないので、特に最初の1時間は素晴らしいセットと相まってどういう風に話しが転がっていくのか、ワクワクしながら鑑賞することができました。
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