劇場公開日 2021年12月10日

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「やはりホラー要素がダメだった」ラストナイト・イン・ソーホー 熱帯雨林さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やはりホラー要素がダメだった

2021年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

子供の時にテレビで観た「何がジェーンに起こったか?」のトラウマか、恐怖映画が観られない。特に血が飛び散るのが無理。「何がジェーン・・・」は血なんて一滴も出てなかったと思うけど。とにかくホラーは論外。しかし、売りがどんでん返しらしいということで、知り合いを無理やり誘い観ることに。どんでん返しの騙されたぁという映画は楽しい。しかし、一人じゃ怖かったのよ、ハハ。ちなみに下宿オーナーの「夏は下水管から臭いが・・・」やら「ニンニク臭が・・・」って真相への伏線だったのね。帰り道でこの知り合いに指摘されて初めて気付く。

でも、やはりダメだった。前半というかかなりの後半部分までホラーサスペンスでもなんでもない、なんかジャンルを間違ってないかと油断していたところ、血の映像出現。サンディの服にべったり。ああ、もう観とれん。たぶん、この映画をホラーと呼ぶにはその映像はあまりにやわ表現で、ホラー要素もあるという程度なのだろうけど、血のシーンが無理だった。ストーリー自体や前半の工夫のある映像美は良かったのだけど、やはり辛い評価。しかし、拳銃で撃たれて血が飛び散るのはまだ見てられるのに、刃物での血が正視できないのはなぜなんだろう。自分でも不思議。

で、たぶんこの映画が今年最後ということで、今年観たもののうち、

面白かった順に5
1.クルエラ
2.白頭山大噴火
3.モンタナの目撃者
4.ラブセカンドサイト
5.ドライブマイカー(日が経つと、面白かったなぁというのとはなんか違ってきたけど)

観なくてもよかった5
夏への扉
スペースプレーヤーズ
プロミシングヤングウーマン
約束のネバーランド
科捜研の女

熱帯雨林