「けっこうよかった」ラストナイト・イン・ソーホー 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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主人公が霊感少女で、60年代に殺された女の子にシンクロしてしまうと思ったら、彼女が実は殺人鬼で、しかも大家だった。なかなかとんでもない話なのだけど、映像がアナログの光学的な特殊効果や編集が素晴らしくてかっこいい。音楽もいい。
大家さん、あのままスターになって欲しかった。
サンディの目が離れすぎていてCGみたいで、主人公と似ている感じもあるのだけど、やっぱり目が遠い。ジャックと現代の元警察官のおじいさんも顔が全然違うじゃんと思っていたのだが、完全に否定できない気持ちもあり、違っていてやっぱりと思う。
主人公を怖がらせるおじさんたちの亡霊なのだが、現実の自分は完全にエロおじさんの立場なので見ていてつらい。最後は襲っているわけではなく助けてほしかったことが判明する。しかしそれでも救われない立場だ。
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