マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
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最初から最後までノンストップのおもしろさ!
パルクール貞子inマトリックス
いやぁ・・・映画というものはホントに観てみないと分からないものだなと、これでもかと思わせてくれた作品。
ホラー映画を観たのにも関わらず鑑賞中、鑑賞後溢れ出た感想は「カッコいい!」に尽きる。
過去を振り返って自分の中ではREC/レックがホラー映画の中では頭1つ飛び抜けてトップを独走中だったのだが、まさかそれに双璧をなすホラー映画が現れる事になるとは。それもこれもさすがはジェームズ・ワンといった所なのだろうか。
正直見送るつもりでいた作品なのだが、理由はわからないがなぜかこれは公開中に劇場で観なくてはならないという謎の引力に引っ張られるかのように、何者かに(ガブリエル?)手招きされているかのように映画館へと爪先が向いていた。
しかしながら今は公開中に劇場で観られた事を心から、心から感謝している。
鑑賞終了後、しばらく沸騰した脳みそのままショッピングモールを彷徨い歩いた事は言うまでもない、そして未だ興奮冷めやらぬ。
付け加えて鑑賞中に思ったのだが、是非ショウ刑事目線でゲーム化して欲しい。正直これはもうクリエイター次第の話になってしまうが、どこの世界でもきっとハネるであろう根拠のない自信がある。
ホラー映画ではあるが決してそれだけではなくコアの部分にほとばしる程のカリスマ性がふんだんに散りばめられているので、まだ未見の方は間に合ううちに是非劇場に足を運んで頂きたい。
何を言ってもネタバレになってしまいそうなのでここら辺で。いやぁ、後頭部割れそうだ(おっと)
星5つ
★★★★★
恐怖映画で寝落ち?ビックリ箱程度の怖さレベルです。
ぶっとびホラー
エンタメに振り切った新感覚のホラー映画。
前半〜中盤〜後半と、作品のカラーがどんどん変化(進化)していき、サプライズもたくさん、スピーディーにテンション高く進んでいく予想の斜め上をいく凄い作品でした。
前半の王道ホラー描写は絶妙な寸止めで緩急を巧みに使い、序盤から意味不明で不気味な伏線を散りばめて不穏でミステリアスな空気を十分に蔓延させながら、怒涛のクライマックスへ突入しアドレナリンMaxと、一筋縄じゃいかない展開がとにかく楽しかったです。
R18指定ですが、個人的に不安だったゴア描写は思ったより少なく、暴力的なシーンは少なかったように感じます。(この辺りは人それぞれ耐性が異なるので何とも言えませんが…)
ホラーファンじゃなくても楽しめるホラー映画。面白かったー!
もっとB級映画かと
怖かった
現代の作品としてR18作品としてはまだまだ物足りなさも‼️
ホラー映画…ではないのかな?
ボルドー
ホラー映画はどこまで認めるかの線引きが大事だと思い、探りながらみたので序盤の引っ張りが個人的には逆効果だった。
DV野郎の説明が凄く雑というかテンプレで主人公も言ってること変だし、どういう姿勢で見るか決まる前の序盤で飽きてしまって、どうしようかと思っていた。
妹が登場してから謎解き風になりサイコスリラーを見る体制になってきてしだいに言いたいこともわかるようになってきて面白くなってきて、最後のほうはわかっていても面白くなってきた。
結構いい出来なんじゃないでしょうか。
余り怖いものでもないので、最初から小学校低学年みたいな気持ちでみたほうが普通に楽しめたのではないかとちょっと後悔。
ソウルエッジのキャラみたいなのがでてきたところは結構盛り上がった。
怖くないし絵作りもいいしホラー苦手でも結構楽しめるんじゃなかろうか。
色々思考をめぐらせるのが楽しい映画でした。
てんこ盛り!
背中合わせの恐怖
目の前で人が殺されるという悪夢を見るようになってしまった主人公マディソン。しかし、生々しいその出来事は実際に起こっている殺人事件だということがわかり…
更に、彼女自身の過去や、謎の怪物の正体も明らかになっていき、事態は思わぬ超展開に…といった物語。
常に黒い影がつきまとう王道ホラー作品。
…というイメージを予告編等々から持っていたのだが、話は寧ろホラーよりもダークファンタジーに変わっていき、更には…スタイリッシュ背面超アクション!?
前半はテンポこそ良いものの、これといった見所を感じない展開。なんというか、日本語訳がちょっと…ダサい?更に、さらりと妹に驚愕の真実を言いだすマディソン。唐突にどうした!?
しかし、不思議な現象の真相が垣間見えだしてからは、悍ましく面白くなっていく。
中々ウゲゲな展開でしたね。プロローグの怪物をどう持ってくるかと思っていたら。。
まさに背中合わせの恐怖。
電気の超常現象は兎も角として、これってあり得ないことではないのかなぁ。ビジュアルは映画そのものではあるけれど、脳をどうのこうのってのは理屈的にはどうなんだろう。
このシーンはちょっと震え上がりましたね。
続いて、まさかのアクションですがこれがなんとキレも良く驚いた(笑)なんかカッコよい剣とか使っちゃうし。そして、ガブリエルは兎も角として、他のみんなもタフすぎやしないかい?
どうとでもなれ、で落下のショウさん。
何てザマだよ、と腹を切られたレジーナさん。
極めつけはシドニー、そこから普通に駈け寄れるかw
警察にかけちゃった…はちょっと笑った。彼女をもっと前面に出しても良かったんじゃないかな?
良キャラが何気に多かったですね♪
最後は見事なカウンター‼確かに、だったらそうもできておかしくはないですね。唐突過ぎたけど、中々好みの展開だった。そして、流産の理由よ…。
でもでも、締めはちょっと微妙だったかな…。血のつながりも何も、それで別に何となく距離があった訳でもなく、あんたら最初からずっと仲良くやってたやん。そこじゃないでしょ‼と思わずツッこんでしまった。
んで、マディソンはこのあとどういう扱いになるのかしら?
全体を通してイメージとのギャップで驚いたし、前半は比較的退屈だったけど、後半しっかり盛り返してくれた作品だった。
Imaginary friend?
事前情報入れずに見てほしい
80年代B級モンスター映画の愉しみ
懐かしのB級ホラー臭がプンプンする映画だった。
決して傑作などというものではなく、けったいなモンスターものというか、悲しみのモンスターものというか。
割と前半からつまらない(笑)のは語り口の悪さか演出かわからないけど、最近のアメリカンホラー(というかサスペンスか)の「アンテベラム」も似てて、中判の大ネタでギョッとさせる。いわるゆ大どんでん返しして、その後の対決へ繋げて、となる。
ただ、これの「アレ」は凄かった。ジャーンとなった時の造形が、スチュアートゴードン風でいいね〜という感じなのだけど、その後の設定上、そうならざる得ない後ろ歩きの大アクションは座頭市に似た切なさと後頭部に背負ったお面のようなのがゆらゆら揺れると失笑半分、よくやるな〜と感心もする。普通不気味な歩かせ方したほうが怖いよね。そこを大立ち回りやらせるんだから。もはやこの時はリバーシブルマン的なモンスターヒーローものにも見えてしまうというエンタメ度。
楽しめはします。
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