マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
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R18ホラーでありアクション映画であり
回転寿司行ったら牛の丸焼きが流れて来た衝撃
なんじゃこれは?!
ホラー映画はもともとあまり好きではないのだが、前評判が結構高かったので、”ゲットアウト”のような期待を持って観に行ってきた。
いきなり薄暗い画面と恐怖を煽るような音声によって、「ホラー映画だぞ~!」ということがひたすら強調される。
でも、「怖いぞ。怖いぞ。」と何回も繰り返し言われると、お化け屋敷みたいに、次第に慣れてきてしまうんだよね。
映画は、電気を操り、超人的な身体能力と残虐性を持ち、次々と人を惨殺する怪物と主人公の女性との関係をめぐって進んでいくのだが、怪物があまりにも現実離れしている上、彼女の夢の中にしか出てこないので、私はずっとイマジナリーなのだろうと思っていたが、途中で刑事と直接対決することになってびっくりたまげた。
拳銃で撃たれても素早く身をかわし、天井に飛び上がり、壁をぶち破り、高速で移動する怪物がリアルだとしたら、この映画は一体どうやって収束させるのだろうか?
この辺から嫌な予感がしてきた。
果たして、留置所に収監された怪物は留置所内の囚人をすべて殺し、更には警察署の警官もほとんど殺しまくり、最後に自分の母親を殺そうとしたところで、怪物からまっとうな人間に戻って、ハッピーエンドてか?
超人的な身体能力の説明もなく、数十人の人(警官を含む)を殺したことに対する反省もなく、妹と抱き合っておしまいとは、なんじゃこれは?!
久しぶりにお金を払って観て後悔した映画だった。
音楽、カメラワーク、内容、新感覚!
ジェームズ・ワンてんこ盛り
DV夫に悩まされる妻が、ある日夫が"何か"によって殺され自分も流産してしまったことを境に、"何か"が殺人を犯すところを目撃するようになる話。
"何か"の正体がわかるまでは、今までのジェームズ・ワン作品の要素が散りばめられてる。
例えば、地下でガイドをしている女性が"何か"に襲われて目が覚めると、ってシーンの見せ方は完全に『SAW』。どんな恐ろしい器具に拘束されているんだ!?と期待してしまうぐらい(笑)他にも家の感じ『死霊館』っぽいし、「悪魔」という言葉が出てきた時にやっぱり悪魔のせいなのか!?と思ってしまう様な思わせぶりな演出も。
そうやって過去作の要素を出すことで"何か"の正体を1つずつ潰していきながら、さらにホラー映画あるあるの主人公の女性頭のおかしい人として捕まりがち要素、冒頭貞子っぽい髪の長い"何か"という要素を全部回収して、正体が明かされていく気持ちよさよ。
ホラー映画を見た後って後ろに何かいないかふとした時に怖くなることあるけど、今作を見た後はそれより怖い、自分の後ろに何かついているかもしれないという怖さが付きまとう。しかも後ろに本当に何も付いてないかは絶対に確認できないんですね。あぁ怖い(笑)
モンスター系のホラーなので多少は笑えるとこもある。特に私は怪物が警官に結構長時間追われるのが、怪物がこんなに追われてるシーンあんまり見たことなくて笑ってしまった。ここもあとから思えば伏線だったのだろうけど、ヒョロい警官を一撃で仕留められない怪物と得体の知れない怪物をどこまでも諦めず追っかけていく警官の姿が滑稽でした。
あとは怪物の造形が中学生の時に見た遠い記憶の『ゼイラム』を思い出したなぁ。
なかなかの気持ち悪さにビックリ
暴れっぷりが予想の斜め上
暗闇から何かが忍び寄る不穏な空気に、グロテスクな惨殺描写で、安定したホラーな雰囲気を味わえました。
ガブリエルの正体については予想通りと言うか、先が読める感じでしたが、そのアグレッシブな暴れっぷりは予想の斜め上と言うか。
いや、ムリムリ、嘘だろ、と思いながらも、楽しめました。
殺人現場を見るというシーンは、理屈で言うと犯人の目線かその反対の目線じゃないか?とか、あれだけ暴れまわって、擦り傷なり打撲なりの怪我してないのか?とか、ちょっと疑問に思うところもありました。
一応考えてみると、殺人現場のシーンは、ガブリエルが脳の電気信号を使って客観的視点を見せていたともとれますし、主人公が自分の記憶との辻褄を合わせるため自己防衛で客観的視点になっていたともとれるかと。
怪我とかも、脳を活性化させて強靭な肉体にできるとか、解釈できなくもないのかと。
観ている時は、そういう細かい疑問は、ガブリエルのド派手な暴れっぷりで吹っ飛んでいたと言うか。
そういうことを考えずに観るものでしょうか。
サイコホラーと思ってたら、アクションホラーだったのか?と。
個人的には、ある意味、意外なとこを突かれた感じで、楽しめたものです。
期待はずれ
なかなかクレバーなプロット。ただやり過ぎ感ありでバランスが悪くなった。色々とホラー&スリラー映画のオマージュがでてくるが、ヒロインが『ヘルハウス』のゲイル・ハニカットに似ているのもオマージュかな。
①『ジキル博士とハイド氏』『悪霊島』『プレデター』『ターミネーター』を足して割ったみたいな話。ただ『プレデター』『ターミネーター』部分のうち女囚留置所シーンは謎が明らかになるシーンで意味もありまだ怖さがあって許せるが、警察署内のシーンは派手な見せ場なだけで必要だったか疑問。②エミリーとガブリエルの秘密が明らかになるシーンは何処かで同じようなものを見た気はするがなかなか衝撃的。③なかなか強烈な話だったのに最後(血の繋がりを越えた)姉妹の絆を再認識して終わるのがあっさりしすぎているのと、いかにも続編が有りそうな勿体ぶった終わり方もありきたり。
悪夢が現実に…
『アクアマン』や『ワイルド・スビート』の製作にも携わってきた、ジェームズ・ワン監督が、オリジナルストーリーで描く、エンターテイメント性の高いホラー・ムービー。
ホラーは、基本的にはそれほど好きではないが、レビューもこの手の作品にしては、なかなか高かったので、鑑賞。初っ端からグロい映像も散りばめられていたが、基本的にはスプラッター系のホラーではなく、謎の殺人鬼の正体が次第に明らかになっていく過程を、よく練られたサスペンス的な恐怖によって展開されていく。
夫のDVをきっかけに、得体の知れない殺人鬼が、事件を起こす現場に居合わせる悪夢にうなされるようになった主人公・マディソン。そしてその悪夢が、現実の殺人事件へと発展していく。その事件の真相とマディソンの悪夢の謎の解明に向けて、妹のシドニーと2人の刑事が立ち向かう。そして、殺人鬼の意外な正体には、ワン監督の手腕を大いに感じた。しかし、あの場面、シュワちゃんの『トータル・リコール』でも観たような…(笑)
前半は、見えない殺人鬼との対峙の中で、殺人鬼が、いつの間にか自分のすぐ後ろに忍び寄る恐怖に、ドキドキ、ハラハラさせられる。後半は、ホラーというより、SFモンスター的な色合いが強くなる。見終えてから振り返ると、正体に繋がる布石がいくつも撒かれており、そのシーンでは、何となく「あれ??」と違和感を感じたのも確かである。まあ、あまり深く考えないで、素直に観た方が、正体が明らかになった時の衝撃を楽しめると思う。
主演のマディソン役のアナベル・ウォーリスは、トム・クルーズ主演の『マミー』で主役級に抜擢された女優さん。ワン監督とも『アナベルの死霊館の人形』でもコンビを組み、、恐怖に怯え、惑い、憂う演技がアナベルの美しさによってより引き立ち、観る者を魅了する。
面白かった!! かなり満足
殺戮の天使
休日の朝、ふと劇場へ行こうと思い立ってちょうどやっていたのがこちら。
(エターナルズは中座なしで乗り切れる自信isナシ。。)
始まってすぐ、そういやホラー耐性あんまないんだけど大丈夫かな?となったけどセーフでした。ヘレディタリー行ける人ならぜんぜん余裕だと思います。
客席は10代と思しきグループが多かったりと正しい層にリーチしてたしほぼ満席でした。
大枠としては子供の頃に母(70代)から聴いた都市伝説みたいな話。
割と早めにネタがわかってしまうので、種明かし待ちタイムがやや長かった。
アイデア自体はいいと思うし、ホラー描写はさすがの安定感だったけど、残念ながら予想外のことは起こらなかったなぁ。。
まあきっちり楽しませてもらったので全体的にただの贅沢なんですが。
80〜90年代のホラーものの志向を強く感じて、ノスタルジックな気分にはなれました。
小難しいことは言わないけどしっかりエンタメ、でも基本はドラマ重視だっていう感じが。
音楽の使い方がわざとらしくダサいねぇ(好感)。
sawの時は新時代のホラーみたいなイメージだったけど、御年44歳の監督としては近年は原点回帰みたいな感じかしら。
子供の頃に心動かされたものを長じて手がけるなんてクリエイター誰しもが憧れるだろうけど実現はとても難しいだろうし。
ただ呎は題材からいけばちょっと長い。この内容なら途中の連続する事件のくだりをもう少しタイトにやって100分くらいに収めてくれたらもっとありがたい(膀胱的にも)。
キリスト教における大天使ガブリエルは、マリアをはじめとする人物たちに受胎を知らせる優美な青年として描かれる…と。つまりは皮肉なネーミング。
彼が実はエミリーの望みを代行してるだけなのでは?という実存の揺らぎ方向に持っていくことも可能だったわけですが、話が長くなるし内向きになるので避けたのかな(DV問題もあるし救いのないオチになってしまう)。
とにかくアッパー系でウジウジしてないのは確か。
ただドラマ的にも、デザイン的にも、彼のキャラにもうひとひねり欲しい感じ。
正直見ただけではそんな怖くはないし、グッズが欲しくなるようなフェチ感も弱かった。
もしも続編作るならその辺を頑張ってほしいな。
最近のマーベルより圧倒的におもしろかった。
荒唐無稽なホラ話なので真面目なひとには向いてないかもしれないが性格の良い妹ちゃんといいキャラクターも雰囲気も抜群。
正体まさかの妖怪だったよ。
パンフレットどこも売り切れで買えなかった、残念。
シャンチーやエターナルズは買う気もおきなかったのでわかりやすいですよね。
観てる間は楽しかった
ひぃ
レビュー高かったから見たら!
パニックホラーB級映画だった!めちゃくちゃ期待して行ったので裏切られた気分。
エミリーの後頭部やたら血溢れるなあと思ってたけど、殺しに行ってたからねー。え、多重人格かと思ったら奇形児か!これはびっくりした。だけど、ガブリエルがなんでここまで凶暴な性格なのかも分からなかった!エミリー普通のやつだし。
怖いポイントもそんなにビックリも怖くもなかった
あと後ろ向きで人をバカスカやりまくるのはなかなか見応えがあった笑!エミリーの顔が後ろについて見たことないモンスターが暴れてるみたいでアクションは笑えて面白かった。
最後が超微妙な終わり方だったーエミリーが血の繋がり求めてるのはなんとなーく分かったけど、流産そういえばしてたなあ、あーガブリエルのせいなんやー、あ、妹の呼びかけで戻る感じね。なるほどーラストのシメにするには理由が弱くね?こざっぱりしすぎちゃって。シンプルにあの後どうなったの?50人くらい惨殺してましたけどガブリエル封印したところで塀の中でしょ?なんかそばに大切なものあったわ!とか言ってもこれから血繋がってなくてもシリアルキラーの妹として生きなきゃいけないし、大変じゃね?記憶なく大虐殺したエミリーメンタル大丈夫か?あと刑事どうなったん?
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