マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
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R18?
なんかよくわからないけど、「怖い存在」のホラーではなく、キラーのバックボーンも犯行動機も説明してくれて、世界に入り込みやすい。最後のどんでん返しも面白かった。冒頭からキラー出てる?と思わせといて…なお、何気にヒントになるような伏線が序盤から張られていたりする。全体的に重くなりそうな話だけど、イケメン刑事と妹が癒やしてくれて、いいアクセント。
R18とあるが最近観た、R15「ハロウィンkills」の方がグロかった気がする。✳︎両方ともエロや麻薬は出ません。
ネタバレ有りだから言いたい事
ジェームズ・ワンの最新ホラー という事で、前情報ほぼ無しで観て来ました。
結果から言うと、期待を裏切らない素晴らしい出来でした。
所々に斬新なカット割りやアングルが入っていて、物語に引き込まれました。
ただ、伏線が分かりやす過ぎるというか、鑑識の言う『手が逆』、怪物のぎこちない動き(あれっ、関節逆?)、まだ何も分かっていない時点で怪物を『男』と表現していてミスディレクションを誘っている?という違和感、頭を強く打った時から異変がスタートしていて怪物と繋がる度に頭から出血、等の部分から、だいぶ早い段階でオチが分かってしまったのが残念でならない。
分かってからはただひたすら決められたゴールに向かって進むのを見守るだけで若干退屈でした。
でもそれでも十分面白いんですが。
最後になりますが、ネタバレ有りのここでしか絶対叫べない事を叫ばせてください。
観てる間もずっと言いたかった。
【ぼっけぇ、きょうてぇ】
一粒で二つの味が楽しめる
主人公の周囲でおこる不可思議な現象と惨殺事件。その原因は主人公の忘れていた過去にあった的なホラー映画
前半部分は非常に不可解でゾクゾクする秀逸なホラー映画だったんだけど後半はモンスターパニック映画のようで洋物ホラーにありがちな怪異の正体がわかったら後はバトル!!みたいな展開がちょっと惜しいなと思いました
序盤の心霊系の雰囲気はとても好みだったし、徐々に真実に近づいていく展開はとても面白かった😃
惜しいとは思いましたが後半のモンスターバトルもハラハラドキドキ結構興奮しながら観てました👍
人間関係含め、最後の締めもいい雰囲気で好みでした
前半と後半の味付けがガラッと変わるけど全体的な満足度は結構高い作品だと思いました
野球観に行ったらファールボールが頭に当たって再び覚醒みたいなクソのような続編が観たいな笑
どうでもよいけど聞きたい一言
ずっと寝てたのにゲイブリオーなんで怪力なん?
最恐の二人羽織型アクションホラー(医療系)
この映画の途中で、昔よく、女性セブンとか週刊女性の中吊り広告で、【赤ちゃんのお腹の中にもう一人の赤ちゃんが!!!】とか【少女のお腹の中に髪の毛や歯が!】とか、購買意欲を掻き立てるホラー的な見出しがよくあったのを思い出しました。
胎児型奇形腫。
ブラックジャックのピノコも。
ホムンクルス神話も。
Vanishing twins なんていうのもある。
奇形腫の神経成分に対する抗体が自分の脳組織を攻撃する病気(抗NMDA受容体脳炎)なんてのもあり、精神異常をきたすので、奇形腫が宿主を操る多重人格的な殺害シーンもまずまず納得できる。
ホラー映画は突拍子もない設定やモラルやタブーにユルい内容が目立ちますが、双胎、先天性奇形腫にヒントを得て作られたと思います。レイプによる10代の出産、虐待、養子問題、DV などを織り交ぜ、なかなか毛色の変わった斬新なホラーで楽しめました。
奇形腫に人格と意思を持たせ、超自然的パワーを授け、切除に係わった外科医などの医者、養子に出された先の妹への報復。それを妨害する警察官(とくにイケメンの若い刑事)とのバトル(背中合わせの二人羽織)が気持ち悪くて、見応えがありました。
武器が外科医が表彰されたトロフィーみたいなものの一部の剣であったのもなかなかでした。
チャーミングなメガネ女子の鑑識係も好みでした。美人さんの出演が多くて、とても得した気分。主役の美人さんの目の演技がセクシーで、ゾワゾワ。丸顔の妹シドニーも性格良くて、キュート。
エミリー(のちのマディソン)のカルテ資料や冒頭に流される手術映像がなかなかキショくて良かったです。時代を感じさせるVHSビデオ資料。
最近のCGを多用したアクションの破壊力は半端なくて、即死級のダメージでもなかなか死なない傾向にはリアリティーの観点から不満がありますが、ホラー映画の場合は許しちゃいます😅
最後は母親が奇形腫の双子の兄(ガブリエル)に心から謝ったことで、母親を許し、妹にとどめを刺さずにササッと終わってしまい、私たちは血がつながっていなくても本当の姉妹よね(最近お馴染みの疑似家族の絆)で大団円なのはかなり不満でしたけど。
奇形腫に名前付けるか?
奇形腫はマリグナント(悪性腫瘍 cancer)と言われ、切除されたことが不満だったのでしょうけど、養子に出されたメアリーの怨念と合わせると複雑だねぇ。
ラジオはSONY、車は外科医の先生のも、妹のもTOYOTAでした。あの妹とプリウスでデートに行きたいな~
なんか赤ちゃんがかわいそうな感じ。
良くあるサイコホラーの変化球版に若干のアクション?を加えた感じの意欲作。
まあ元々の出自や抑圧された過去がある上に、腫瘍と言われ取り除こうとされれば恨みが増幅するのは無理もないかなとか思ったりはする。
勘のいい人はかなり早い段階で気付きそうなものだが、撃たれてもマディソン自身にダメージがなかったため別のパターンを考えざるを得なかった。
映画のジャンル全てに辻褄を求めるのは違うかなとは思うが、本作も電気や人間離れしたフィジカル能力については他のスラッシャーホラーの先輩たち同様に謎のままである。
家族の愛情のようなものが収束のキーになるところも特段目新しさはないが、本作の人気が出れば次弾も狙いまっせ、みたいな2匹目のドジョウ感はちょっとだけ鼻についた。
過度な期待は禁物
映画.comでの評価が(その時は)かなり高く、興奮気味のレビューも見て「これは!ジェームズワンだし!」と勢いこんで観に行けば...まぁ普通でした。
ていうか、これ新しいですか?
もしかして多重人格モノ?いやいや、それじゃ説明つかない事が多いし、今更そんなありきたりな事しないでしょ...と思って、どんなヒネリがという期待感だけで観てました。
ホラーとしての怖さは全然無いしね。
で、シャム双生児ネタねぇ...それって「後ろに頭がついてる〜」っていう表面上のコケ脅し以外何も無いっていうか...基本、多重人格モノとか憑依モノと変わらんやん。
そうだとすると主人公が襲われる描写とか謎の怪力とか、取調室への電話とか、説明のつかない事がてんこ盛り。主人公が襲われたのはインナーワールドの描写で、怪力や電話はなんかガブリエルだけが持つ超能力的なアレなの?
ビタイチ納得できないなぁ...。
まぁぶっちゃけわざわざ劇場へ行く必要性は皆無でしたね。貴重な休日を無駄にした。
昔でいう、深夜にテレビで何と無くやってるのをぼーっと観てたら意外と悪くなかった、という程度の作品でした。
「完成度の高さ」と「教科書的ツマラナサ」のジレンマ。的な。
最近のホラーを見て思うんですよ。良く出来てるよなぁ。卒がないよねぇ。穴らしい穴も無いし。で、怖いよねー。
半分くらいは「なんじゃ、これー!」な凡作ですが、劇場映画としての完成度の高さに感心しながらビビる体験が続く、今日この頃。ジェームス・ワンなんて、その最たる作者な訳で。
未知の力への恐怖から始まり、伏線張りながら途中で地味に回収。最大の伏線はラス前まで伏せといて、謎も残したままで次作に繋げる準備にしとく。
怖がらせる仕掛けにも、突拍子もないものは無くて、普通に怖いし、最後は感動で締める。妹に、怖いもの知らずで姉のために行動させるのも、ラストの感動のネタにするため。
電気電磁波を操る力の謎と、父親の謎は解かずにおけば、次作で回収できると来たもんだ。
ちょっと覚めた目で見過ぎかも知れませんが、出来過ぎの完成度には感心する一方で、先読み不可のドキドキ感の不足には、物足りなさも感じる映画でした。
何にしても。
これは、凄く良く出来てるってのは間違いが無いのとですね。
普通に、普段通りに。
ビビったーーー!
と言うか。
ガブリエル。キモ過ぎるって!
斬新で魅力的なホラーアクション
ホラーとアクションを融合した斬新で魅力的なホラーアクション。一般的なホラー映画と思いきや謎めいた展開に徐々に引き付けられ目が離せなくなりました。殺人鬼の超人的な身体能力とアクションも見応え充分。シーンの切り替えとして自然の景色を使用しているがカメラワークが実に素晴らしくその光景に目を奪われた。
2021-175
残り30分
183本目。
あー、そうなんだ、そう言う事ね、でもちょっとかったるいなと思いトイレへ。
席にへ戻り残り30分、ガブリエル登場からが、面白かった。
悪い奴だけどアクションがヒーロー感あったりだから、何かありとか思ってる。
ありにしちゃいけないんどけど。
閉じ込めはしたけど、思わせ振りはこの手の作品の鉄板。
80年代ぽい、笑えるホラー
「アンテベラム」の予測不能な展開とはまた別なベクトルで、予測不能なスプラッターホラー映画でした。
音楽の使い方とか、出てくる化け物の感じが80年代ぽい。
最初から「ん…?怪しい…」と誰もが思うのですが、まさか、そういうオチかい!
若いカップルたちは「超面白かったーーーー!!!」てコーフン気味に帰って行ってました。
留置所で大量発生中のビッチどもにからまれるシーンは笑えたし、妹が刑事とむふふな感じだったり、
ジメっとしたストーリーのはずなのに、なんかカラっとしてる。
怖がれるし、ビクっとするし、最後「そういう事か〜!」て明朗会計。
そして劇場が明るくなって、何にも怖くない爽やかな気分で帰れるって、とっても良い。
(背後に何かよくない気配を感じながら夜道を帰りたくないですよね…)
そんな怖い時だけ怖い、コスパの良いホラーでした。
最高のホラー映画
3年前にジェームズ・ガン製作の映画「プライトバーン」と言う映画が公開され、ジャンルミックスしたホラー映画でエンタメ溢れる作品でした。
そして3年後、今度は同じ「ジェームズ」繋がりで、ジェームズ・ワン監督が「マリグナント」と言う、またジャンルミックスされたホラー映画が誕生しました。
この作品は、ジェームズ・ワンの集大成だと思います。
「死霊館」のホラー
「アクアマン」のファンタジー
「ワイスピ」のアクション
「ソウ」のどんでん返し
全てが含まれた映画、それが「マリグナント 狂暴な悪夢」です。
ただのホラーでは無い、本当に新感覚なホラー映画。
個人的にアクション大好きで、まさかアクションシーンがあるなんて(しかもキレッキレ)めちゃくちゃ萌え上がりました。
あと、ジェームズ・ワン監督はやはり映画を作るのが上手いですね。
カメラワークと言い、演出と言い、音楽と言い、内容て言い。全てが完璧でした。
18禁なんでかなりグロいですが、18禁にしてはマイルドな方だと思います。(グロ耐久度高い自分なんで信用はしないで)
個人的に今まで見たホラー映画の中でベスト1に入ったかもしれないぐらい面白いので、
一回騙されたと思って見てほしいです。
2021年のホラー映画の中で最高傑作でした。
とても良い映画
なかなか面白いホラームービーでした!笑
マディソン(主人公)が本気を出すのが遅いとか、ガブリエル君の動きがCG丸出しでリアルで無いとか…まあ、ツッコミどころが色々とあるのは御愛嬌なんですが…ややアクションの方へ傾いた演出となっていったのはちょっと残念でした(椅子をぶん投げた場面は、思わず笑ってしまいましたが…)。
お化け屋敷的な演出よりも、もっと観客の恐怖心を煽るような演出をして欲しかったですね…その材料と舞台装置は揃っていただけに、なんかもったいない。
ホラー好きの方にはオススメですが、心臓の弱い方はやめておく方が無難でしょう(笑)
なかなか面白い。
意外な展開で面白さはあった。
でも、R18にするほど怖いか?
ホラー映画にしてはグロさ怖さは多く無いと思う。
警察署内のバトルなんて、ホラーではなくアクション映画だね。
剣?ナイフ?ヤツがあれにこだわる理由は何で?
たくさん殺したけど、あれって誰の罪になるのかなぁ?
パンフレットはダメ!
内容が薄い!
ガブリエルの写真は最低一枚は載せてよ!
改めて確認したいじゃん!
それと、登場人物と写真は一緒に掲載して!
名前だけだと誰だか判らなくなるから!
個人的には現在のガブリエルより、ビデオの中の過去のガブリエルが好きです。
まぁそこまでホラーでは無いけど、興味があれば観てみるのも良いかと思われます。
ホラー&アクション
連続殺人事件とその予知夢。謎の男ガブリエル。主人公の過去。全てが繋がった時はけっこう衝撃でした。
序盤はホラー映画って感じでしっかり怖いんだけど、ガブリエルの正体が明らかになってきた中盤から終盤にかけて怖さが薄れてくる。っていうかホラーからアクション映画に移行したのかと思いました。
また、彼女とガブリエルの設定が面白い。
多重人格の同一人物で双子。何か新しく感じる。
夢の中に移動する際のCGは良かったと思う。だが序盤の室内を天井と屋根を切り取ったように真上から撮影する手法は目新しく感じたがその手法を選んだ理由がわからない。
個人的にホラー映画っていうか、何かグロ描写多めのアクション映画のように思える。
良かった点もいまいちだった点も色々あるが満足できる映画でした。
ヤツの動きがマトリックスのネオみたい
トラウマ級の怖さがない代わりにヤツが暴れるアクションシーンが面白い。ヤツの身体的特性を活かした動きが斬新でホラーを期待していたら、プラスαの楽しみがあった。
主人公のマディソンは、DV夫に後頭部をドアに打ちつけられてしまう。その夜、電気機器の異常現象とともにヤツが現れて夫をとんでもない力で撲殺してしまう。この日からマディソンは、ヤツの殺人現場を空間を超えて目撃してしまうようになる。
前半は、サイコ系なのか、オカルト系なのか、フレディやジェイソンのようなモンスター系なのか、どの系統ともとれる展開で、ヤツの正体がとても気になる。ヤツの殺し方もなかなかエグい。
ヤツの正体がわかってフォルムを目にした時は、ちょっと笑ってしまった。ここからアクション主体にギアチェンジするだけど、ヤツの動きがマトリックスのネオっぽくてなかなか見せてくれる。
こういうホラー映画もいいよね。
クアトー
夢で見る殺人事件が現実に起こる女性の話。
DV旦那にケガをさせられた日の深夜、何者かに自宅を襲撃されて旦那は死亡、自身もお腹の子を亡くしケガを負い、以降殺人事件の夢をみるようになっていくストーリー。
1993の病院と研究レポートとパンダ靴下のプロローグから始まって、オープニングまでで沢山のキーワードが並べ立てられてはいるけれども…。
最初から、電気だか電波だかがどうとかいう割に、ミキサーのスイッチや冷蔵庫の扉は物理的なものだよなあという疑問がついて回るし、色々と先行で想像しても、だとしたら違うよな、となかなか見えてこず。
そんな状況で溜められ勿体つけられ引っ張られ、結局やっぱりそうだった?やっとお前を…とか、意識がないとか、言ってることおかしくない?
話自体は面白いし、明確になってからの展開も良かったんだけどね。
いくらホラーとはいえ、余計な設定とか、引っ張って辻褄の会わなくなるところとかを、もうちょい拘って上手く作ってくれたらハマれそうだったのにという感じ。
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