Cosmetic DNA

劇場公開日:

Cosmetic DNA

解説

男尊女卑の暴力に傷つけられた美大生が、自分たちの未来を創造するため革命を起こそうとする姿を、スタイリッシュでポップな映像で描いたスプラッターミュージカル。コスメを愛する美大生の東条アヤカは、自称映画監督の柴島恵介に騙されて薬物を盛られ、性的暴行を受ける。泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれた彼女は精神的に病んでいくが、大学院生サトミやアパレル店員ユミとの出会いにより、少しずつ心を取り戻していく。そんな折、柴島の次の標的がユミだと知ったアヤカは、突発的に柴島を殺害。死体処理を進める中で、人間の血液が理想の化粧品の材料となることに気づく。主演は「血を吸う粘土 派生」の藤井愛稀。大久保健也監督の長編デビュー作で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020で北海道知事賞を受賞した。

2020年製作/109分/PG12/日本
配給:Cinemago
劇場公開日:2021年10月9日

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(C)穏やカーニバル

映画レビュー

2.5手弁当を感じない良作

2021年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

エンドロールのスタッフの少なさを見ると、かなりの手弁当感があるけど、そんなことは感じさせないほどに凝った映像表現をしているし、めちゃくちゃな展開も(あえて)チープな紙人形演出やダイジェストを織り交ぜてうまく収集出来ていたと思う。 ただ台詞が壊滅的に聞き取れないので、お金がなくてもなんとか音にだけはお金をかけてほしい、といつも願っている。

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丑

1.0子供が描いた絵にケチつけるのは野暮ですよ

2021年10月16日
PCから投稿

子供の絵がデッサン狂ってようが、動物が二本足で歩いていようが、植物や太陽に顔があろうが、人間を緑色に塗ろうが、キャンパスから絵の具がはみ出ていようが、折り紙を貼り付けていようが、何をしても自由ですよね 子供の描いた絵に対して、大人があれがダメ、これがダメなんて言うのは野暮ですよ ただ、本気で映画監督になろう、映画業界を変えてやろうと思ってるなら、一から映画を勉強し直したほうがいいと思いました タランティーノはもう来ないのに、何時までもゴア系映画を有り難がってる夕張だから評価されたのであって、一般的に商業的には本当に酷い出来です 映画と呼ぶべきかも躊躇います ゴア系の血や暴力を有り難がる癖も許容されるべきだとは思いますが、タランティーノは脚本がちゃんと成立していて抜群に面白い上に、血が少し過剰に飛び散ってるだけですからね 脚本がリアリティのないゴミなら、血も殺人も暴力もレイプもゾンビも、悪趣味の羅列でしかないです まず最も大事な脚本レベル、それに役者の演技力、監督の演出力が圧倒的に足りていません なのに、それを照明や撮影や編集やグレーディングや音楽や衣装メイクで、ぜんぶ個性的ということにして誤魔化してる 変わった服装や身なりをしていても、中身が薄っぺらい人間はやっぱり薄っぺらいんですよ まず中身で他人に興味を持って貰える人間にならないと テーマや作家性、それを最も効果的に伝えられる脚本、そして、それを演じる役者 大事な要素の上位がすべて欠落していることを下位の要素を厚塗りにして誤魔化しすぎです コスメティックだけにね 一つだけ良かったのは、フェミニズムをテーマにしていたこと 愛だの青春だのありきたりなテーマばかりでどれも似たり寄ったりな自主映画とは一線を画してました ただ、テーマに対する答えは上手に導き出せていません 何が言いたいのかは本当に支離滅裂な映画でした

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東鳩

0.5監督さんの気合だけ受け取りました

2021年10月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

今年ワーストの自主映画。フェミニズムを舐め回すとこんな安いものが出来るのか。 言いたいことは分からなくもない。男の優位性と女を見下したような視線を取り入れたい意図だけは分かる。しかし、画面からBGMから効果音まで全部がノイズ。うるさい。メッセージ性に対して乱暴な描写が余りにも多すぎる。久々に時計を引っ張り出して何度も確認した。女の子の武器を味方にしている構図も、男性を究極のヒールとして描いているのも悪くない。映画として意識されているバランスがないので観ていて飽きる。 こういう映画を楽しめない自分が悪いのだろうか。他のレビューも読んでよく考えてみようと思う。

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たいよーさん。

2.0コスメメインじゃないんかい!

2021年10月9日
Androidアプリから投稿

興奮

萌える

20歳前後の男はいらんっ!という女子3人組が殺した男の血でつくった理想の化粧で化けて思想を暴走させていく話。 このサイトに記されているあらすじではスプラッターミュージカルとあるけれど、これっぽっちもミュージカルじゃないし、間違いじゃないけどスプラッターは盛り過ぎだし、そういうのを期待したら全然そうじゃないのでご注意を。 SNSの投げ銭とデート商法を生業にしているコスメ好きの19歳が、ほぼ自称の映画監督に薬を盛られてレイプされ、その後仲良くなったリケジョ&アパレルガールと共に映画監督と絡んだことで覚醒していくストーリー。 前半は結構ヘビーで好みな導入だったけれど、被害者がリケジョだった方がドラマとしてはしっくりくるし響きそうだなと。 そしてユミが狙われて、車からの展開はいくらそこがキモではないとは言えもうちょい上手く書けなかったのかなと。 ポップでガチャガチャした感じがある意味カオスではあるけれど、終盤20分ぐらいは長く感じたし、言いたいことは判るけれどイマイチのりきれなかった。

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Bacchus

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