劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全402件中、121~140件目を表示

3.0幸せは人それぞれ

2022年6月12日
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きれいな俳優陣、風景や風になびくカーテン、殺風景な部屋の2人の時間、全体的にきれいだった。波乱担当の横浜流星は嫌な奴をしっかり演じてて、壊れた哀れな姿も引き込まれた。

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olivia

4.0横浜流星よ!!

2022年6月12日
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イケメン俳優なんでしょ。カッコいいー!って女性が話題にしてるくらいは知ってますよ。
売れててフェラーリとか乗ってモテモテなんでしょ。
ごめん君に対するイメージはこんなもんです。

して、この映画の亮くん、クソじゃ無いですか。
田舎ヤンキー思想丸出しだし、セックスすりゃオールオッケーだと思ってるし、前戯にイライラして二本指舐める演技とかもう見てらんない!
挙句の最後に、僕メンヘラ病なんで許して下さいー。ですよ。
もうこんなヤツ居なくなればいいのに!
と、俺ら観客全員そう思った筈です。

てね、この映画って、知りもしないクセして人を勝手にカテゴライズするな!って話じゃないすか。
俺らの利己的な判断と、時に善意だったとしてもその思いが他者の世界を踏み躙るノンデリカシーなんだよと。

演出も丁寧で絵も音も観客に理解を求める良い映画だったじゃないですか。
人への理解は難しくても、思い計る事は出来るんじゃ無いか。
俺らはそれをこの映画で勉強した訳ですよ。

たぶんこの映画見た人の大半は更紗 や文側じゃ無く、亮くんの側の人間だと思うんですよ。
アイツはあー言うヤツだからとか、職場の、学校のあの人はあんな感じだからと。

たぶん俺らがここで少しづつでも理解を示す事が、更紗 と文の未来を照らす明かりになると思うんですよ。
だって更紗と文には幸せになって欲しいじゃ無いですか。

だからこんな役を買って出てくれた横浜流星って最高のヤツなんですよ、一気に好きです!横浜流星。

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永田製麺

4.0雰囲気から始まる伏線

2022年6月12日
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いきなり始まる広瀬すずと横浜流星の濡れ場。しかしながら強く残る違和感。
ずーっと違和感。少しずつ明らかになってゆく、しかしながら深まってゆく。

第三者の目がなければ、きれいな恋愛ストーリーだったのか。

愛とは何なのか、色々な気持ちを色々な角度から見て、きれいな見方を真実と伝えるのか。真実とは何かとても考えさせられた。

この映画とは逆で、醜い真実をきれいに伝えるニュースも怖い。

結局、人は自分にとって都合がよい見方を真実と言うのか。

役者の生々しく、鬼気迫る、それでいて物凄く繊細な演技にに終始ひきこまれた。
この生々しさは、逃げられない映画館という空間でで味わってほしい。

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ぽみパル

4.0渾身の演技に圧倒

2022年6月10日
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全ての役者陣の渾身の演技にただ圧倒された。
異形の愛のようで実は愛の本質を見せつけられた。
誰にも言えない辱めを晒せること、それを受け入れること、それが愛だなぁ。

あと、子役に広瀬すずが憑依してた。

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upfield_ex

4.0何をか思わんかの映画です。

2022年6月10日
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鑑賞方法:映画館

好きな役者さんが集結の映画だったので観たかった映画。名優陣の名演とカメラワークが素晴らしすぎて沈黙をここまで退屈させないそれぞれの演技力、とにかく終始切ない。
何をか思わんかの映画です。

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masayoshi/uchida

4.0松坂桃李さんに圧倒されました。

2022年6月10日
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私は李相日監督と相性良いのかもしれません。過去作同様に、悪と現実と切なさのバランスに共鳴しました。
本屋大賞受賞の原作は未読ですが、映画は文芸作でもありファンタジー部分もあり現代社会の歪んだ側面も描いていて、静かに涙が溢れていました。
雨や風などの描写が素晴らしくて映像はとても美しい。揺れるカーテンを下から見上げる角度で撮ってるのが印象的。美術が種田陽平さんだけあって、作りこんだセットも素敵。

いきなりのベッドシーンは(そこまでの生々しさいる?)って思いましたが徐々にいろいろ明らかになってきて、なるほどそういうコトでしたか、と納得しました。

キャストは全員良かったです。広瀬すずさんは可愛いだけじゃなくて今やすっかり大人の女優さん。横浜流星さんはDV男を熱演されていました。
が!!なんといっても松坂桃李さんが凄まじかったです!“性”を全く感じさせず、横浜さんのような“動”のない“静”の存在という難しい役を演じきっていて圧倒されました。昨年は「空白」「孤狼の血LEVEL2」と真逆の役を演じられていましたが、いつからこんなに演技派俳優さんになられたのでしょう。「新聞記者」のときも驚きましたが、よくこの仕事引き受けましたね、とリスクのある役(作品)を選んでいてその眼識もお見事だなぁと。
ただ、残念だったのは柄本明さんの使い方。原作ではもう少し背景が描かれていたようですが、骨董品屋さんの描写が中途半端になってしまっていて映画ではよくわからない存在でしたね。
それだけが本当に残念でした。

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ごーるどとまと

3.0役者が良かったからいいけど、 ストーリーとしては・・・。

2022年6月10日
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鑑賞方法:映画館

松坂桃李や広瀬すずなど役者の演技と映像はすごく良かったと思う。
さすが映画だと思いました。

でも、ずっと見てきて終盤に、「すべての起因はこれか」となると少しがっかり。
もっと心的なものがかかわっていると思ってました。

ま、「原作ありき」だから仕方がないですけど。

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51

4.0補完し合う二人

2022年6月9日
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映像美がとても目を引く作品。
そして二人の演技も子役含めて切なかった。

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ムロン

5.0不寛容な世界…誰かを知らず知らずに傷つけていないか

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

久しぶりに傑作邦画を鑑賞できました。一流の制作陣と役者陣の魂の演技に心を揺さぶられしばらく引き摺られてしまいました。映像・音楽・音・表情・光・景色を丁寧に高度に使って台詞は重要な言葉に絞り説明台詞もなく視聴者の感覚や心を信じ静かに美しく強く訴えかける作品です。映画が始まったら一瞬たりとも目を離すことは出来ません。

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まいちゃん

4.0広瀬すずがすごい!!

2022年6月9日
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本屋大賞を獲った原作もリアルタイムで読了して、素晴らしい小説だと思いました。

映画化されると知ったとき、主人公に広瀬すずがキャスティングされていて少し不安を覚えました。松坂桃李はめちゃくちゃ好きだけど、広瀬すずはそんなに演技がうまいという印象がなく、この主人公の繊細な心情を表現できるのかと思ったからです。

しかし、この映画での広瀬すずはすごい!まさに迫真の演技で、彼女の演技の中でも最高のレベルなのではないかと思いました!

「流浪の月」の広瀬すず、本当にすごいです!!

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ナイトクローラー

4.5二人だけの秘密

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

この物語の背景にあるのは、世の中に、
①家族からの性暴力に苦しむ人がいる。そしてそれは人に言いにくい。(言えない。)
②性犯罪の加害者、被害者、双方に向けられる世間の目。(実際、性犯罪は再犯率が高い。)
という現実です。

この暗く重い物語の中で主人公を支えているのは「二人だけの秘密」です。
・子供だったサラサ(広瀬すず)は、自分の秘密をフミ(松坂桃李)に話した。フミは黙って受け入れた。①に耐えられたのは、その存在ですね。
・一方フミが自分の秘密をサラサに話したのは、再会後の最後の最後でした。
そしてサラサもそれを受け入れた。ここで「二人だけの秘密を共有」できたのです。

そうして②にさらされても「二人で流浪する覚悟」ができた。
「月」は、暗い空の中に1点明かりを放つ「秘密を共有し理解し合える存在」の象徴ですね。

・・・・飽きないで見られましたが、難しい映画でした。レビューを書き終えるまで評価点さえ決められませんでした。

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センノカゼ

4.0少女は大人になった

2022年6月8日
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大人は子供を内に持つ。人間は業に生きる。
語られるのは性癖ではない。思いやり、ふれあいだ。
役者たちは凄く、世界の描写も素晴らしい。

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すぅ

3.5原作未読

2022年6月8日
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鑑賞方法:映画館

原作未読だったので、多部未華子さんのシーンが少なく関係性がよくわからず、無駄遣いに思いました。
じっくり見せてくれる良い映画でした。

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やむ

2.5ハマる人にはハマるでしょう

2022年6月7日
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女流作家×韓国監督
好きな人は絶賛でしょう。
あまり好みではなかったのですが俳優陣の演技に引きこまれていました。でもなんにも心に残ってない。
この組み合わせがお好きな人はどうぞ。

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クラピカ

4.5恋愛って幸せは人それぞれ

2022年6月7日
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鑑賞方法:映画館

誰でも隠したいことはある・・・・(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
広瀬すずさん松坂桃李さんの演技にぐいぐい引き込まれた。

小説もなんも前知識入れないで鑑賞したが愛よりも切ない物語だった。
お互いの利害が一致しての恋愛?とか勝手に思いながら鑑賞していたが・・・・。

映像も暗い場面が多いのでぜひ映画館で見てほしいと思った。
松坂桃李さんってこの映画のために痩せたの??俳優さんってすごいなぁそこも見どころです。

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richo

4.0ひとつの愛のカタチ

2022年6月7日
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鑑賞方法:映画館

わかる気がします…

こんな風に簡単に言うべきじゃ無いのかも
知れないけど、この2人の愛のカタチを
理解したいです

彼氏、彼女をパートナーと呼ぶ世の中で、
少女と青年
母親と息子
幼児と紳士

お互いが求め合い
セックス等を対価としない愛のカタチ
皆言葉として表す事が無いだけで
沢山有るのでは無いでしょうか…

間違った性癖のように、一括りには出来ないような
気がしました

でも、当事者の身内になったら理解するのは、時間がかかるのかもしれませんね

何事も否定的にならずじっくりじっくり、その人の立場に立って、人の話を聞く様にしたいと思いました

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かえるパン

3.5「かわいそうなんかじゃない」

2022年6月6日
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タイトルは胸に響くセリフでしたが、敢えて本作の内容には触れずにレビューさせて頂きます。

本作品は李監督ならではの、言葉に形容し難い各々が抱える孤独な空気感が儚くも寂しげに、よく描かれています。

描ききらないことの美学がひしひしと伝わる一方、やや観る側に委ねすぎているようにも感じました。

『流浪の月』というタイトルをもっとこの作品の核として、描いて欲しかったです。ですがラストシーンは雲の間から「月」のもつ暖かさが垣間見えたかのようにも思えました。

この作品を映像化するのは相当難しいことと思われますが、それぞれが深く考えたくなるような、味わいのある作品ではありました。

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yukipoyo

3.0物語の構成に難あり

2022年6月6日
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鑑賞方法:映画館

冒頭、ブランコの軋む音、少女の顔のアップ、ゆっくりパンして公園内にいる男、静かに音楽が入り、少女の読む本に雨粒がかかる、という流れはとても映画的で風格もあり、これは面白そう、と期待をそそられる。
しかし、物語が段々と進んでいくにつれ、期待したほどのめり込めなくなっていく。
原作未読なのでわからないが、物語構成は、原作に忠実なのだろうか、映画オリジナルなのだろうか?
15年前の事件当時と現在を行ったり来たりするのは題材上当然だが、もう少し事件当時をじっくり描いてくれた方が、登場人物に感情移入しやすかったのではないか。後半になってくると、イメージショットの挿入も含めて、ちょっと支離滅裂な感じすらした。
一番弱いなと思ったのは、文が更紗を連れて帰り、世話をしたのはなぜか、という肝心な部分が描かれていないこと。後から、母親との葛藤や身体上の秘密が明かされるが、後付けの感じで、率直に「それじゃないだろ」と思ってしまった。
李相日監督の持ち味は、物語を多面的に語り、脇の登場人物も丁寧に扱うところだと思っているので、今回は全体として主人公に寄り過ぎていて、勝手が違ったようだ。
DV男役の横浜流星はすごく良かった。登場したところから、これは何かあるなと思わせる。少女時代の更紗役の白鳥玉季は、唇のあたりとか広瀬すずにそっくり。これからの活躍を大いに期待したい。多部未華子、三浦貴大、柄本明といったいい役者も使っていたが、あまり見せ場がなかったのは残念。

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山の手ロック

0.5酷い

2022年6月5日
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何だこれ?
そもそもの話だけど逮捕されるの分かってて引き取るのもおかしいし
終盤のシーンでわざわざ自ら横浜流星が自分を腹で刺すシーンもよくわからない

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山崎太郎

5.0まさに心が流浪します。

2022年6月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

幸せ

原作既読。
原作も、全ての言葉に意味があるので、150分にまとめるのは凄く苦労したと思う。
だからこそ、全てのシーンが愛おしい。
全てのキャストの心情が、映像・音楽・言葉・表情に現れている。
その中でも、やはり 目。眼。
圧倒された。

原作未読の方には、少々難解かも。
ぜひ、原作読んで欲しい。
そして、二人の真実(特に文)に涙して欲しい。
この世の中には知らない事がたくさんある事に衝撃です。

最後に少しだけ光があった。
二人のささやかな未来を祈りたい。

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