「流浪の月とは・・・」流浪の月 mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
流浪の月とは・・・
愛情を受けれなかった子等が世代を超えて寄り添う物語。ここで初めて李監督は物語を捨てる。一見すると緩慢でおぼろげな印象を強く持ちがちな作品と言えるが、徹底的に捨てた映像の屍の上に成り立つ詩編という見方が正解かも知れない。物語の推力はすべて捨てていて、事実の断片だけを繋いで映像と映像の行間は徹底的に観客に投げかけられた。
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愛情を受けれなかった子等が世代を超えて寄り添う物語。ここで初めて李監督は物語を捨てる。一見すると緩慢でおぼろげな印象を強く持ちがちな作品と言えるが、徹底的に捨てた映像の屍の上に成り立つ詩編という見方が正解かも知れない。物語の推力はすべて捨てていて、事実の断片だけを繋いで映像と映像の行間は徹底的に観客に投げかけられた。