「心に傷を抱えて生きる生きづらさ」流浪の月 くまさんさんの映画レビュー(感想・評価)
心に傷を抱えて生きる生きづらさ
たまたま舞台挨拶中継付きの回でした。
松坂桃李さんは映画が公開されて沢山の方から連絡が来て、3人とも幸せになって欲しい、と言う感想が多かったと仰ってましたが、私の感想もまさしく。
大人の女性に興味が持てない青年、家庭環境に問題があった少女、そして彼女に執着してしまう男、みんなそれぞれの理由があって辛い気持ちを抱えて、それをどうにか消化しようと必死にもがいて生きてる様子が切なく苦しかったです。
出てる役者さんみんな演技が素晴らしく、150分とかなりの長尺ですが入り込んで観ることができました。
面白い、という表現はあまり合わず、深く考えさせられる映画でした。
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