「ラストの少女の唇」流浪の月 青山東京さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの少女の唇
映画鑑賞の巧者でなくても丁寧にとらえられた少女の唇は女性性器のメタファーであり、ケチャップは破爪の血であると分かると思います。ではそれを丁寧に拭った文の描写は何を意味するのか?性的不具者がパドフィリアに覚醒めたのか、否か?
原作は未読ですが気になりました。
物語の紡ぎ方が李相日監督らしく無くわかりにくく、韓国から招いた撮影監督の絵づくりも主張しすぎていると感じました。オズヤスティスト有り、カブリックよろしくのシンメトリー構図有りで(笑)。美しかったのですが。
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