グッバイ、ドン・グリーズ!のレビュー・感想・評価
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映像美。
入場特典がどちらも魅力的でうーん!と悩んで二週目に鑑賞。
アニメ映像がとにかく綺麗でした。
鬱蒼として吸い込まれそうな緑々しい森、近距離の打上花火、曇天も重々しくリアルで。
お話はというと時間軸の前後、空想なのか現実なのかもミックス。
一言で言うと分かりづらかった。
時間軸は明確なくスルッと前後します。
泣ける話できっとこれは、概要を一度目で掴み二度みてやっと色々納得、というような作品なのですが二度みようとまではなかなか思えませんでした。
入場特典で疑問が少しは解けるのかもしれません。
大人向けのアニメです。
声優に隠れキャストが。『教えといてよ~』という感じ。
主題歌は爽やかな感じが作品ととても良く合っていました。
惜しい
内容は凄く良いです。
感動ポイントもあり、そう繋がるか、と思わせるところもあり。
設定と話は良いけど、背景説明が薄すぎたのが残念。
それぞれのキャラがどういう背景でそうなったかの深掘りが無く、物語がそのせいであっさりになっているかな。
例えば、余命わずかな少年が電話ボックスに至った経緯や家族の反応、いじめ?を受けているキャラとその親友が、どうしてそうなったか、などが、ほぼ説明がない。
後は最後の電話ボックスに至るシーンがカットしすぎ。
問題点が多いのは尺の都合もあると思うけど、話は悪くなかっただけに勿体無いなと思う作品でした。
よりもいには一歩及ばずも、すごく良かった!
「よりもい」よりも遠い高得点。
素直に感じたまま観たらいい
中学生から高校生って思春期で今の世代の子達は大変だなぁってつくづく思う。けれど、大変の中でも考えて考えて考えて行動して経験して大人になっていく。改めて自分の時は...って思い出させてもらった映画です。中学時代はロウマみたいに浮いてたし、高校時代は地元離れてバリバリ動いてたなぁって(笑)部活してバイトして友達と遊んで〜今はもうあんなに動けないなぁーって、でもいろんな人に出会って笑って泣いてってそれもまた経験(笑)秘密基地とか憧れたなぁ〜小学校の頃友達で作ったって話聞いた事あるから自分は男子に混じってサッカーしてた(笑)今はコロナ禍で海外に行けないけど、私自身まだ飛行機乗った事ないし、死ぬまでには海外行きたいなぁ。もっといろんな世界を見たら私成長するなぁ〜って気づかされました。
優しい伏線回収の子供の物語
知人に勧められて見たアニメ「宇宙よりも遠い場所」があまりにも私に響いたので、そのスタッフによる新作と聞いて鑑賞しました。
絵の美しさ、声優の演技は序盤からお見事でした。
一方で話の展開がやや先の読めるもどかしさも感じるものになっています。
その原因として、大人がほとんど出てこない。同年代から刺激を受け、同年代の価値観だけで手探りをし解決を試みるところにあるのではないでしょうか。
15歳という大人へ脱皮をしていく年代ではあるものの子供だけの物語なのです。
それでも最終版にかけて静かに優しく伏線回収をしていく様はその圧倒的な作画と相まって宗教的な意味とは違う神様を感じさせてくれました。
欲を言えば登場人物にもう少し背景を感じさせて欲しかったけど、優しくほろ苦い物語です。
2つの伏線回収
練りに練られた物語なんでしょうね
これから未来を歩き始める子供達含めて、先が見えない不安がある人、今がちょっと生きづらいなぁって思ってる人への応援歌みたいな作品です。元気出ますよ。ジョブナイル系(と言っていいのかな?)ですが、色々と仕掛けがあり、よく作り込んでるストーリーだなぁって思いました。最後まで気を抜かすに観てください。巧みに盛り上げてくれる作りになってます。
ただなぁ、やっぱりどこか感動のための都合良さが見えちゃったりとか、15、6歳が言うかねぇ?ってくらいにカッコ良すぎるセリフが拒否反応。すごくいいこと言ってるんだけど、かっこつけすぎてるが故か心に残ってない(笑)。えー、それって泣かせにきてるじゃん、とか、伏線っぽい伏線がありすぎてなんだかエピソードやら小物が全部感動のためツールに見えてしまう・・・・。なんだか伏線回収をカウントしている自分がいたりして・・・。嫌な奴だなぁー僕。
よく考えられていますし、確かになるほどーなんですが・・・・。デカイ世界の話の割には策が多過ぎてこじんまりしちゃった感じ。
面白かったですけどね、ロマン感じなかったかな。
アニメーションは綺麗でした。大画面で見てほしいですね。
向き合う少年たち
少年たちの冒険物語。
3人居るけど2人の物語。
それぞれが抱える問題に対して目を逸らしてきたけど、1人の少年により向き合うことになる。けどこの3人目の少年との経緯が欲しいとこだけど語られないのが気になった。
少年の経緯を隠したい点も分かるのだが、2人の少年の関係はかなり深く描いてることでその違和感が際立つ。
オチで3人目としての理由が語られるんだけど、それは一方的な理由であり、それを知らない2人との積み重ねを描き切れてない様に感じた。
ただオチとしては素敵なので主軸を後半の旅に据えて描いた方がすんなり入ってくると思った。
なんと言うか、感想の書きにくい映画でした。
描ききれていない部分はあるかも知れませんがいい作品です
宝物はすぐそこにある
感動ストーリーではある
「H×Hジン」
ひと夏の最高でスリルある大冒険
予告編とキャスト、制作陣を見て凄く期待をして見に行きました!
良かった点
・キャストはやはり人気があり実力派の声優さんばかりだったので凄く迫力があり良かったです!
・音楽と映像は凄く綺麗で見ていて映像に入り込んじゃうんじゃないって位前のめりで席に座ってました(笑
・一生の友達はまじで大事だよって事を教えて貰えました!
悪かった点はひとつです。
物語が断片的で所々聞いていて、ん?となる場面が何点かあり(;-ω-)ウーンわからんな〜みたいな所ありました。今年の春アニメである程度の物語作って夏の時期に映画!!って感じでも良かったのかな、と思いました。
結論です。まぁ良かった点・悪かった点を軽くまとめましたが、総合的には凄く良かったです。時間を気にせず、見終わった後に満足感もあったので良かったです!入場特典第1弾のbookを頂きパンフレットは買いましたのでより詳しく書いてあるなら読んでみます!小説の方も気になれば買ってみます。是非皆様でひと夏の大冒険楽しみましょう!
これは詩ですね。しかも後半だけ。でも嫌いじゃない。
後半はよくできている。アイスランド行きも電話ボックスの件も現実にはありえないが、象徴的意味合いととれば合点がいく。チボリさんもこの程度の露出ではもったいないキャラクターだが、しかたがない。ロウマの覚醒と成長のバロメーターなのだから。
前半は後半のための種まきに過ぎない。スタンドバイミーのオマージュにしたのも、後半への心理誘導。観客がそのような展開と結末を予想するようにしむけ、期待を裏切る筋書き。
しかしちょっと落差が大き過ぎてついていけない人が多いと思う。前半のまま突っ走ると、ただの二番煎じになるし、後半の雰囲気を前半から続けると、わけがわからん!になってしまう。興行的に成功させたい思惑と、伝えたいことの両方を満足させようとした結果、このようなことになったのかな。というわけで満点のはんぶん。
これこそ1クールでじっくり見たかった
「宇宙よりも遠い場所」のスタッフ集結、これだけで観に行く理由としては十分。
感想としては…
見て良かった。とても楽しめました。
この作品では「恥ずかしい」が沢山出てきます。
なんでも恥ずかしく感じる年頃の少年たちが
恥ずかしい問題が起こり、
その恥ずかしさをどうにかするために旅に出て、
恥ずかしいケンカをし、
恥ずかしい本音をさらけ出し、
恥ずかしい思い出を残す。
10年後に思い出したら当時の言動を反省してしまうような恥ずかしい事ばかりです。
しかしそれは決して悪い事ではなく、
大人になったら恥ずかしいと思う事でも
真剣になれる、真剣に動ける、真剣に思える…
そんな若者の衝動が詰まった青春映画です。
若い頃にしか体験出来ないタイプの
「恥ずかしい」はとても良い物だと思いました。
それこそ若い方々は特に感動するかと思います。
「この作品に影響を受けて何かの行動を起こしたりするには、自分は少し年を取ってしまったのだなぁ」などと思いながら、それでもやはり少年少女が心のままに動く様は感動してしまいます。
家に帰ってから「宇宙よりも遠い場所」をもう一度見たりしました。
ただ物語の進ませ方として
強引な場面がたまにあります。
よりもいも勢いでどうにかしてる場面とかありましたが、1クール時間があればそれなりにキャラや世界に愛着を持っているため、そしてその前後のやりとりの気持ち良さで許せてしまっていたのですが
120分もない単発映画でやるには
なかなかリスクのある展開が見受けられました。
ちなみにSNSやレビューでサイトで
たまに書かれているような疑問や疑念は
だいたい入場特典で貰った冊子、
パンフレット、もしくは脳内補完で
なんとかなります。
大勢いる鑑賞者の中には
「映画内で全てを説明しろ。一切の疑問を残すな。客に脳内補完とかさせるな」という人がたまにいますが
自分はそのタイプではないので
いつもある程度は頭の中でどうにかしています。
その一方、どうしても作品に必要なシーンはパンフレットやノベライズなどではなく、作中で描かれていなくてはいけないとも思います。
しかしこの作品でソレを描き切るには
映画尺では足りないのかもしれません。
1クールアニメなら、さらに素晴らしい作品になっていたかもしれませんね。
とはいえこの作品を観て良かったという思いに変わりはありません。
完璧、大満足とは言いませんが
払った映画代の価値は十分にある作品だと思います。
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