愛のように感じた
劇場公開日:2021年8月14日
解説
「17歳の瞳に映る世界」で2020年・第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエリザ・ヒットマン監督が、13年に手がけた長編デビュー作。思春期の少女の性と青春の刹那を、みずみずしい感性と演出で描き出す。ある夏のブルックリン郊外。14歳の少女ライラは、経験豊富な親友キアラとそのボーイフレンドであるパトリックとともにビーチへやって来る。身体を寄せ合うキアラとパトリックの姿を、浮かない顔で見つめるライラ。そんな彼女の前にタトゥーの入った地元の大学生サミーが通りかかり、ライラはひと目で心を奪われる。サミーが「誰とでも寝る男」だと知ったライラは様々な口実を作って彼に近づこうとするが、背伸びして嘘を重ねるうちに思わぬ状況に陥ってしまう。
2013年製作/82分/アメリカ
原題:It Felt Like Love
配給:イーニッド・フィルム
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
経験豊富な友人に憧れる主人公の気持ちに共感しつつ、若さ故の突発的な行動にゾワゾワしてしまうストーリー。
常にどことなく自信無さげな表情をする主人公は、素晴らしいキャスティングだと思いました。
主人公が性的に危険な目に遭うのでは無いかとハラハラすると共に、主人公の飼っている犬が酷い目に遭わされるのではと登場するたびに不安な気持ちにさせられました。
(そこも映画に不穏な雰囲気を持たせる要素だったのでしょうが…動物好きな自分にはかなり重い要素でした( ; ; ))
2022年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
14歳の主人公は美人の親友と、いつもつるんでいたが、ヤリチン男が親友にふられたことから、この男となんとか、と知恵をめぐらす。
そんなに背伸びしなくても、と思うが、本人にとっては大問題なのだ。
2021年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
「17歳の瞳に映る世界かっこが良かったので、同監督の長編デビュー作品を鑑賞です。
この監督さんのカメラワークは何故か心をザワザワさせます。なぜなんでしょう?技術的なことはさっぱりわかりませんが、ザワつかせるんです。なんなんだろうなー。映画観てるんですが、視点が主観的なんでしょうかね?また、直接的な描写はこれっぽちもないのに、性を感じるんですよね。すごく生々しい感じ。獣の舌なめずりを感じるんです。これも描写の仕方なのでしょうか?印象深いです。
本作は進んでいくほどツラくなっていくんです。ライラのコンプレックスの強さがそうさせているのか?若気の至りと強がりの連発で「あー、あーっ」て心で叫び嘆きながら見ることになります。
このむず痒さはなんなんだ?観賞後、監督のインタビュー記事を読んだら、「本作を見てると不快感を覚えるかもしれませんが、その不快感こそ我々が経験してきたことの真実」と語ってました。(間違いあればすみません)そうか、過ぎ去ったあの頃の自分に似てるのか?だから、気持ちが落ち着かないのか?
ラストもほろ苦。これぞ思春期。数年経つと彼女達が「17歳の瞳に〜」の彼女らになるのかな?なんて。
いやはや、監督の術中にはまりまくりです。
秀作ですね。
ネタバレ! クリックして本文を読む
大変に背伸びしたいお年頃のナイーブな女子の話。
顔の日焼け止めがピエロの様に見える。
まずその塗り方からなんとかしないとモテないよ。
実に自然にカメラが若い子達の間に入っていく、エゲツない会話で弄られるシーンでも優しさを感じたのは女性の監督だからだろうか。
とにかく早く一皮むけたい気持ちと、純愛と、恐れが入り混じって内面カオス。実際経験出来たのかどうかはよく分からないけど、カオス具合は男子にも伝わりドン引きされたんじゃないだろうか?
可愛い子なんであと数年で引く手数多になるからあわてなくていいのにね。
最後の仮面と日焼け止めは対応してるみたいだが意図がわからなかった。
ダンスの才能はなさそうだ。
さて予習完了次は 「17..」