「タイトルに偽りありというか、単なるアクション映画では?」ドント・ブリーズ2 nobu0612さんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルに偽りありというか、単なるアクション映画では?
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登場人物の動機やゴア描写が突出していることは本シリーズの肝とはいえ、もともとの「息もつかせない」という要素が大きく後退してしまった。
静寂を楽しむ作品だったので、特にこれは残念。
敵役がわかっていて明るいシュチュエーションを作っていることもあるが、盲目である事の利点を感じられる場面も少なかった。
また、全体的に詰めが甘くね?と思う場面も散見された。
水の流れを利用した時も、「遠くから乱射されたら、どうすんの?」という疑問が勝ってしまう。
少女が逃げ込んだ赤い箱も一瞬見ただけで「水入れられたらアウトじゃね…?」と思ってしまう。
本気で守る気なら、普通は外部から完全に遮断されたシェルターを用意する。
前作の地下室を作った人間が設置したとは思えない。
あえて通気口が上についているものを用意したのは、見せ場にしたかったのでは?と勘ぐってしまう。
これならランボーのラストブラッドを見た方が良い。
どうやって敵を仕留めるかの工夫がてんこ盛りだから。
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