「新海誠の恋愛もの好きな人好きそう」愛なのに にあさんの映画レビュー(感想・評価)
新海誠の恋愛もの好きな人好きそう
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最初から最後まで全部気持ち悪くて
途中途中あまりの気持ち悪さに一時停止して
発狂する時間が必要なくらい気持ち悪かった
まず瀬戸康史以外のビジュアルがキツい
その上で不純だったりチープな恋愛ものを見せられるから
そこはかとなくずっと嫌悪感と不快感がすごい
次に貞操観念のバグ
婚約してる人間の貞操観念のバグりの気持ち悪さ、
開き直り、図々しさ、あまりに生々しく滑稽で
苦虫噛み潰したみたいな顔になる
そしてなによりは
人を好きでいることに対する根拠のなさ
好き、好きでいる、好きでい続ける、
それの根っこにあるであろういろんな想いが
全く描かれないし、態度にも出てこないから、
「好き」はストーリーを展開するための符号でしかなくて
どこのだれにも感情移入できないし
どの好きも空っぽ、
誰かを好きな自分、好かれてる自分が好きなだけ、
みたいな、くっそすぎる軽さ
その意味わからん好きを愛だとか言って
他人に迷惑かけたり声荒げて感情ぶつけて
いきなり激昂したり、
理性持ち合わせてる?ていう気持ち悪さ
おおよそ同じ人とは思えない思いたくない気持ち悪さ
人はそこまで理性で動けないし
恋愛はその最たるものだから
貞操観念だとか倫理観からズレた言動も
当然あるものだけど、
理性のたがが外れるほどの「好き」が描かれてないから
考えなしに感情に振り回される気持ち悪い人たち、
で着地してしまう
こんな都合よく散りばめた文脈のための「好き」で
「愛なのに」をタイトルに冠するの全く理解できない
なにが「愛」で、なにが「なのに」だよ
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