水怪　ウォーター・モンスター

妖怪退治なら妖怪退治として
怪獣映画なら怪獣映画として
パニック映画ならパニック映画として
なんとかしてほしかった。
ここで、何が言いたいのかさっぱりわからない。
でてくる怪物も何かの権化なのかわからないし、結末への伏線も何もない…
どれもこれも、なんとも…

絵に描いたようなＢ級映画です。
突っ込みどころ満載。
でもそれでいいのです。
だってＢ級映画だから。
映画館では観ませんが。

動画配信で映画「水怪　ウォーター・モンスター」を見た。

2019年製作／78分／中国
原題：水怪 Water Monster

朱丽岚（香蘭）
刘林城（水生）
王洪千（大壮）
谢毅（さ東）
乐思宏（眼鏡）
李高吉（表哥）
吴豪（水猴子）
王建国（三叔公）

水猴子とは「水に住む猿」の意味で湖に住む半魚人である。
村人たちは度々水猴子に襲われ命を落としていた。

水猴子を怖れる村人たちは生贄として若い女性（香蘭）を差し出そうとする。
水生ははじめてそれに異を唱えた。

「水猴子は神様でも何でもない。
ただのバケモノだ。」

有志が集まり、苦労して水猴子を捕らえた。
水猴子を殺そうとすると
「殺してはいけない」と言う村の長老である三叔公。

しかし、祝いの宴会中に水猴子は逃げ出し、
たくさんの村人を殺害した。
情けをかけたことで村に甚大な被害が出た。

再度集まった水生のチームは湖上で最後の決戦に挑む。

水猴子が人間に対して容赦なさすぎる。
ここまで悲惨な殺戮場面は日本の映画ではあまり見られないと思う。

朱丽岚（香蘭）は常盤貴子に似ている美人。

満足度は５点満点で４点☆☆☆☆です。

河童のような半魚人が人を殺すので、退治する話。
30分程度で十分な話だと思うが・・・。